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法律事務所へ話した内容は、依頼をしなかったとしても、厳格な守秘義務により守られ、口外されることはありません。
刑法第134条・弁護士法第23条によって、承諾を得ずに警察・検察・裁判所その他一切に口外することは、原則許されません。
また、守秘義務は弁護士を辞職しても生涯負うことになります。
万が一にも、業務で知り得た内容を口外すれば、口外した者が懲役刑を科される可能性があります。



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【広島】ベリーベスト法律事務所



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香川県の犯罪件数と検挙率
香川県では、令和元年中に4,962件の犯罪が認知され、2,688件が事件として警察の手で検挙されました。
発生した犯罪事件を警察が検挙した割合は54.17%で、実に半数以上の事件が検挙されています。
過去5年間の香川県における犯罪認知件数の推移は、以下のグラフのとおりです。
【参考】刑法犯認知件数及び検挙件数(罪種別)|香川県警察 犯罪白書|法務省
犯罪の認知件数の推移をみると、5年間で2,250件が減少しています。その反面で、検挙件数は大きな変動がないまま横ばい状態です。
認知件数が大幅に減少しながら検挙件数は変動していないため検挙率は大きく向上しており、事件を起こせば「半数以上は検挙される」という状況になっています。
なお、令和元年版の犯罪白書によると、平成30年における検挙率の全国平均は37.9%です。
香川県は平均を越える検挙率を記録しており、全国的にみても「逮捕・検挙されやすい地域」だといえるでしょう。
警察組織による検挙とは?
検挙といえば、一般的には逮捕をして捜査を進めるイメージがありますが、逮捕されずに検挙される場合もあります。
在宅捜査になれば、身体拘束を受けずに日常生活を送りながら捜査を受けることが可能です。証拠隠滅や逃亡の恐れがないと認められれば、必ずしも逮捕されるとは限りません。
ちなみに弁護士の働きかけにより、逮捕されたが在宅捜査に切り替えてもらえた事例があります。
逮捕されると、起訴・不起訴の確定までに最長23日間の身体拘束を受ける可能性があるので、長期拘束を避けたい場合には弁護士への相談を検討しましょう。
香川県で起こった犯罪の傾向
令和元年に香川県で発生した犯罪事件は4,962件で、66.9%にあたる3,324件を窃盗犯が占めています。
犯罪の種類と認知件数の状況は以下の表のとおりです。
犯罪名 |
認知数 |
窃盗犯 |
3,324件 |
粗暴犯 |
465件 |
知能犯 |
221件 |
風俗犯 |
63件 |
凶悪犯 |
39件 |
窃盗犯とは、空き巣などのように不法な侵入をもちいる「侵入盗」、万引きなど侵入を伴わない「非侵入盗」、自転車やオートバイなどを盗む「乗り物盗」の総称です。
ここで注目すべきは、ある1年の件数だけではありません。
前年にあたる平成30年の内訳と比較すると、窃盗犯は412件の減少ですが、一方で暴行・傷害などの粗暴犯は98件の増加、殺人・強盗などの凶悪犯は11件の増加です。
甚大な被害を伴わないことが多い犯罪が減少していながらも、怪我や死亡のリスクがある凶悪犯罪が増加している状況は無視できません。
犯罪の認知件数が減少しても、凶悪犯罪が増加しているため警察が取締りの手を緩めるとは考えられず「罪を犯せば逮捕・検挙される」という体制はますます強力になっていく可能性があります。
香川県で犯罪が多い地区
香川県警察がホームページで公開しているデータをもとに、香川県内で認知された事件件数の地域別ランキングの上位10位をまとめました。
以下の表は、令和2年1月から5月までに認知した犯罪事件の件数を警察署別にランキングしたものです。
地域 |
犯罪認知件数 |
高松北警察署 |
517件 |
丸亀警察署 |
391件 |
高松南警察署 |
294件 |
坂出警察署 |
204件 |
高松東警察署 |
102件 |
観音寺警察署 |
81件 |
三豊警察署 |
73件 |
さぬき警察署 |
71件 |
高松西警察署 |
66件 |
琴平警察署 |
53件 |
香川県の人口は平成31年4月の時点で約475,000人です。そのなかでも半数弱にあたる約205,000人が高松市に集中しており、犯罪件数も高松北・南・東・西の4署で合計979件を認知しています。
1位の高松市以下、人口のランキングと犯罪認知件数のランキングはおおむね一致しているので「人口の多さ=犯罪の件数」という方程式がそのまま当てはまっているといえる状況です。
つまり、香川県内では人口が集中している高松市で多くの犯罪事件が認知されているとはいえ、全体的に治安情勢は安定しているといえるでしょう。