あれ?財布がない!夏のイベント前に確認したいスリ対策3つ

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公開日:2018.7.5
その他 ニュース 弁護士監修記事

あれ?財布がない!夏のイベント前に確認したいスリ対策3つ

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サッカーW杯では、渋谷のスクランブル交差点で大勢の人がハイタッチなどを行い、日本の勝利を喜びました。楽しい気持ちで帰宅できればよいのですが、なかには財布やスマートフォンなどをすられてしまった人もいるようです。

 

 

 

人が多く、酔っていたり興奮していたりすると、すられてもすぐに気づけませんよね。これから本格的な夏になり、花火大会やイベントで、人混みのなかに行く機会も増えるのではないでしょうか。

 

2016年(平成28年)のスリ被害者数は3,677人です(参考:平成28年の犯罪|警察署)。単純に計算すると1日に10件被害が起きていることになります。

 

また、これはあくまでスリ被害に遭ったことに気づき、警察に相談した人の数です。相談していない人もいると考えると、1日に何件起きているのか…考えるだけでも恐ろしいですよね。

 

この記事では、スリの罰則や犯人を捕まえる方法を弁護士に聞いてみました。また、これだけはしておきたい防犯対策もご紹介します。

 

 

スリは『窃盗罪(刑法第235条)』に該当する!

スリは窃盗という犯罪行為です。そのため、『窃盗罪(刑法第235条)』に該当し、50万円以下の罰金または、10年以下の懲役が科せられます

 

窃盗罪は、『他人の財産や物を盗み、自分のものにしようとした』人が該当します。そのため、少額でも窃盗罪は成立するのです。また、未遂の場合でも罰を受けることになります。

 

 

プラム綜合法律事務所

未遂罪は裁判所の裁量で減軽することができるとされています(減軽が必須なわけではありません)。仮に減軽となった場合、5年以下の懲役または25万円以下の罰金の範囲内で量刑判断が行われ、刑が宣告されます。

 

 

スリの犯人を捕まえるには?

スリ被害に遭ってしまうと、つい「もう帰ってこない」とあきらめてしまう人が多いと思います。しかし、相談数が3,677人なのに対し、検挙数は1,205件(参考:平成28年の犯罪|警察署)。

 

3分の1程度ですが、犯人を逮捕できる可能性はゼロではないことがわかります。

 

では、スリ犯人を逮捕する場合、どのような証拠が必要になるのでしょうか。

 

プラム綜合法律事務所

現行犯以外であれば、相手がすりとったことがわかる防犯カメラ映像、すりとったキャッシュカードやクレジットカードを使用したことがわかる防犯カメラ映像などでしょうか。

 

映像がない場合はおそらく現行犯以外は立件できないと思います。

 

 

すられないためにこれだけはしておきたい3つの防犯対策!

スリ被害に遭わないためには人混みに行かないのがベストですが、どうしても行く場合でも、事前の準備で防犯することができます。

 

  • 貴重品を他人に見える場所に入れない・置かない
  • ワイヤーなどでバッグや服などにつけ、簡単に外れないようにする
  • GPSチップをつける・または内蔵させておく

 

GPSチップというと高額で、手に入らないイメージがあるかもしれませんが、一般の家電量販店や通販でも取り扱っています。

 

商品によってはケータイと同期させ、手元を離れたらすぐにアラームが鳴るなどの機能が備わっているものもあるようです。

 

スリ被害に遭って最悪な気分にならないためにも、しっかり防犯することをおすすめします。

 

 

まとめ|被害に遭った場合はまず警察へ!

被害に遭った場合はまず警察に、被害届を提出しましょう。もしかしたらすられたのではなく、落としてしまい届けられている可能性も否定できません。

 

状況によっては捜索してくれる可能性もあります。また、犯人が捕まり示談になった場合は弁護士に仲介してもらうことをおすすめします。

 

この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。
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編集部

本記事は刑事事件弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※刑事事件弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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