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今年導入予定!ナンバー自動読取装置で車検・保険切れ車両は一斉検挙?

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公開日:2018.7.19
道交法違反 弁護士監修記事

今年導入予定!ナンバー自動読取装置で車検・保険切れ車両は一斉検挙?

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日本では、およそ20万台の車検切れ車両が公道を走行している、といわれています。

そのような現状を受けて、国土交通省では車検切れ車両の取り締まり強化のために、ナンバー自動読取装置の本格導入を予定しています。

 

2017年には、北海道・茨城県・兵庫県・長崎県・沖縄県の5ヶ所で試行導入され、国土交通省によると、総読取車両数は3,696台。そのうち7台の車検切れ車両を確認し、指導したとのこと。遅くても、2018年内には導入される模様です。

 

この記事では、ナンバー自動読取装置の仕組みや、車検や保険が切れていた場合の罰則などについて解説します。

 

装置の仕組みと取り締まりの流れ

引用元:車検切れ車両の取り締まりを強化します|国土交通省

ナンバー自動読取装置とは、ナンバー撮影用のカメラPCからなるシステムです。

カメラ・PCともに可搬式で、道路状況問わず設置が容易にできる上、設置費用などもかからないという点が特徴です。

 

取り締まりの流れとしては、以下のとおりです。

 

  1. 自動車のナンバーをカメラで自動撮影
  2. 画像データがPCへ送信され、車検の有効期限などの自動車情報と照合
  3. 車検が切れていた場合、PC画面に『HIT』の文字が表示
  4. 警察官による取り締まり・指導

 

ちなみに、車検切れ車両は公道走行が禁止されているため、取り締まり・指導を受けた後は、レッカー車を呼ぶなどして移動させる必要があります。

 

これまで車検切れ車両については、検問や職務質問などで警察官が1台1台取り締まっていたため、非常に手間がかかる上に、交通渋滞の原因となってしまうこともありました。

このナンバー自動読取装置が導入されることで、より効率的な取り締まりが可能になると期待されています。

 

車検切れ・保険切れに関する罰則

車検の有効期限が切れているにもかかわらず、自動車を運転した場合は無車検運行にあたり、処罰対象となります。法定刑は、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金です(道路運送車両法第58条、108条)。

 

また保険(自賠責保険・自賠責共済)は、車検とほぼ同じタイミング・期間で契約されることが多いため、車検の有効期限が切れている自動車は、保険の有効期限も切れているケースが予想されます。

 

もし保険の有効期限が切れているにもかかわらず、自動車を運転した場合は無保険運行にあたり、処罰対象となります。法定刑は、1年以下の懲役または50万円以下の罰金です(自動車損害賠償保障法第5条、86条の3の1号)。

 

まとめ

去年から度々話題に上がっていたナンバー自動読取装置。とうとう2018年中に本格導入される予定です。この装置が本格導入されることで、車検切れ車両について是正が進められていくものと考えられます。

 

また、ドライバーの皆さんは、「車検が切れていたことに気付かなかった」ということがないよう、『車検や保険の有効期限はいつまでなのか』確認しておくとよいでしょう。

この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。
編集部

本記事は刑事事件弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※刑事事件弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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