【強制わいせつ致傷罪等|執行猶予】裁判員裁判で、執行猶予を獲得した事例
性犯罪
20代男性
罪名 | 解決結果 |
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強制わいせつ致傷罪 | 執行猶予判決 |
事件の内容
①路上においてわいせつな行為をして、その際に被害者の方が怪我を負ったという強制わいせつ致傷の事件、及び②路上における強制わいせつの事件の2件が起訴された事例でした。
本件では、裁判員裁判が行われました。
ご相談から依頼までの経緯
起訴後にご相談を受けて、弁護人となりました。
「裁判員裁判の経験豊富な弁護士に弁護をしてほしい」というご依頼を受けて、弁護人を交替しました。
ご本人は、わいせつ行為を繰り返してしまったこと反省しており、ご自身でも何とかしたいという想いを強くお持ちでした。
そこで、ご家族の協力の下、二度と再犯しないための性犯罪再犯プログラムに取り組みました。
裁判員裁判では、弁護人が法廷弁護技術を駆使して、社会内における更生可能性、現在の更生環境を奪うべきではないこと等を丁寧に伝え、執行猶予判決を求めました。
弁護活動の結果
情状弁護活動を尽くした結果、示談が成立していることに加え、ご本人が再犯防止・更生のために真摯に取り組んでいることなどが評価され、無事に執行猶予判決となりました。