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刑法第134条・弁護士法第23条によって、承諾を得ずに警察・検察・裁判所その他一切に口外することは、原則許されません。
また、守秘義務は弁護士を辞職しても生涯負うことになります。
万が一にも、業務で知り得た内容を口外すれば、口外した者が懲役刑を科される可能性があります。
《和歌山》あいち刑事事件総合法律事務所



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和歌山県の犯罪件数と検挙率
和歌山県では、令和元年中に4,363件の犯罪が認知されました。警察の手によって検挙された件数は2,709件なので、検挙率は62.09%です。
過去5年間の和歌山県における犯罪認知件数は以下のグラフのとおり推移しています。
和歌山県では、ここ5年間で認知件数が大幅に減少しています。認知件数は5年間でマイナス3,176件、減少率は40%を超えていますが、検挙数は3,000件前後を安定して推移しています。
分母である認知件数が減少し、分子となる検挙数が変動していないので、検挙率は上昇傾向です。すでに平成29年時点で50%を超えており、令和元年ではついに60%を超えました。
平成30年における検挙率の全国平均は37.9%なので、和歌山県の検挙率は全国平均を20ポイント以上も上回っています。
この結果をみると、和歌山県は「罪を犯せば逮捕・検挙されやすい県」だといえるでしょう。
警察組織による検挙とは?
検挙といえば、一般的には逮捕をして捜査を進めるイメージがありますが、逮捕されずに検挙される場合もあります。
在宅捜査になれば、身体拘束を受けずに日常生活を送りながら捜査を受けることが可能です。証拠隠滅や逃亡の恐れがないと認められれば、必ずしも逮捕されるとは限りません。
ちなみに弁護士の働きかけにより、逮捕されたが在宅捜査に切り替えてもらえた事例があります。
逮捕されると、起訴・不起訴の確定までに最長23日間の身体拘束を受ける可能性があるので、長期拘束を避けたい場合には弁護士への相談を検討しましょう。
和歌山県で起こった犯罪の傾向
和歌山県では、令和元年中にどのような犯罪が発生していたのでしょうか?
和歌山県で発生した犯罪の種類は以下のとおりです。
犯罪名 |
認知数の割合 |
自転車盗 |
19.0% |
万引き |
14.4% |
器物損壊 |
10.8% |
暴行 |
7.2% |
車上ねらい |
4.1% |
オートバイ盗 |
3.6% |
傷害 |
3.5% |
詐欺 |
3.4% |
占有離脱物横領 |
3.1% |
空き巣 |
2.0% |
【参考】和歌山県の犯罪情勢|和歌山県警察
駅の駐輪場などから自転車を盗む「自転車盗」や、スーパー・コンビニで商品を盗む「万引き」がもっとも多く、この2つだけで全体の3分の1を占めています。また、店頭の看板を壊したり車にわざと傷を入れたりする「器物損壊」も目立つ結果となりました。
前年から認知件数が増加したのは、主にオートバイ盗・自転車盗・暴行です。強盗などの凶悪事件につながる可能性がある自動車盗や、痴漢などの強制わいせつも増加しているので、警察の取締りは非常に厳しいものになるでしょう。
和歌山県で犯罪が多い地区
和歌山県警察が公開しているデータをもとに、和歌山県内で認知された事件件数の市町村上位10位をランキングしました。
地域 |
犯罪認知件数 |
和歌山市 |
2,297件 |
岩出市 |
321件 |
田辺市 |
311件 |
紀の川市 |
255件 |
橋本市 |
187件 |
御坊市 |
156件 |
海南市 |
114件 |
新宮市 |
108件 |
伊都郡かつらぎ町 |
97件 |
西牟婁郡白浜町 |
71件 |
【参考】和歌山県の犯罪情勢|和歌山県警察
和歌山県内では、和歌山市の一極集中で犯罪が認知されています。これは「和歌山市の治安が悪い」というわけではなく、単に和歌山市に人口が集中しているからです。
和歌山市は35万人を超える人口を抱えていますが、人口2位の田辺市でも約8万人、そのほかの市域では5万人程度しかありません。
認知件数ランキングの順位は、人口ランキングの順位とほぼ同じなので、和歌山県内では「人口が多いほど犯罪の認知件数も多い」と考えればよさそうです。