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佐賀県の犯罪件数と検挙率

佐賀県では令和2年、3,069件の犯罪が事件として認知されており、全国第39位の多さになっております。またその中では、2,011件が検挙にいたっており、こちらは全国第36位の多さになっております。
起こしてしまった事件を警察が認知した場合に、検挙に至る可能性は65.53%になります。
こちらは、秋田県に次いで、全国第9位の高さになっております。

 

過去数年で佐賀県の犯罪認知件数・検挙数・検挙率は、以下のように推移しています。

年度

事件認知件数

検挙数

検挙率

2016

5,089件

2,658件

52.23%

2017

4,331件

2,527件

58.35%

2018

3,581件

2,286件

63.84%

2019

3,400件

2,145件

63.09%

2020

3,069件

2,011件

65.53%

参考:佐賀県内 刑法犯・重要犯罪・重要窃盗犯認知検挙状況(令和2年確定値)令和2年1~12月犯罪統計【確定値】

 

佐賀県における犯罪の認知件数は過去5年間で2,020件も減少しています。また、検挙率は年々向上しています。
 
令和2年における検挙率の全国平均は54.68%ですが、佐賀県では65.53%を達成しました。全国平均と比較すると約10ポイント以上も上回っています。

警察組織による検挙とは?

検挙といえば、一般的には逮捕をして捜査を進めるイメージがありますが、逮捕されずに検挙される場合もあります。

 

在宅捜査になれば、身体拘束を受けずに日常生活を送りながら捜査を受けることが可能です。証拠隠滅や逃亡の恐れがないと認められれば、必ずしも逮捕されるとは限りません。

 

ちなみに弁護士の働きかけにより、逮捕されたが在宅捜査に切り替えてもらえた事例があります。

逮捕されると、起訴・不起訴の確定までに最長23日間の身体拘束を受ける可能性があるので、長期拘束を避けたい場合には弁護士への相談を検討しましょう。

 

佐賀県で起こった犯罪の傾向

令和2年の佐賀県全体の犯罪件数は、令和元年と比べて、331件減少しております。犯罪の内容としては窃盗犯が多い傾向にあります。

令和2年のそれぞれの認知数は、以下のとおりです。

犯罪名

認知数

窃盗犯

2,155件

粗暴犯

288件

知能犯

137件

風俗犯

36件

凶悪犯

19件

参考:佐賀県内 刑法犯・重要犯罪・重要窃盗犯認知検挙状況(令和2年確定値)

 

佐賀県内で認知された事件のなかでもっとも多かったのは、空き巣や万引きなどの「窃盗犯」でした。令和2年には、前年比でマイナス354件を達成していますが、すりの件数はプラス1件となりました。
 
また、暴行・傷害などの「粗暴犯」は前年よりも増加しており、さらに「凶悪犯」のうち強制性交等、略取誘拐・人身売買が増加しています。
 
犯罪の認知件数は減少しながらも、粗暴犯や凶悪犯が増加しているため、市民の体感治安は決して高くないでしょう。

佐賀県で犯罪が多い地区

佐賀県警察の調査では、令和2年に県内で認知された事件件数の市区町村上位10位は、以下の通りでした。

地域

犯罪認知件数

佐賀市

1,062件

唐津市

529件

鳥栖市

318件

伊万里市

137件

武雄市

128件

小城市

125件

三養基郡みやき町

101件

神埼市

97件

鹿島市

88件

神埼郡吉野ヶ里町

75件

参考:県内市町別 刑法犯認知件数及び犯罪率(令和2年確定値)

 

認知件数のランキング1位は、人口約23万人の佐賀市でした。このランキング結果は、佐賀県内の市町別人口ランキングとほぼ一致しています。つまり、犯罪の発生件数は人口の多さに正比例しているわけです。
 
ただし、認知件数の多い街が「治安が悪い」というわけではありません。人口10万人あたりの犯罪遭遇率を示す「犯罪率」に注目すると、認知件数4位の伊万里市(259.5ポイント)と5位の武雄市(268.2ポイント)が逆転してしまいます。
 
ランキング圏外の地域でも、三養基郡上峰町で60件・635.9ポイントとなっており、市民が犯罪に遭遇する割合は市域よりも高めです。
 
佐賀県内で罪を犯せば、どの地域でも同じように逮捕・検挙される可能性があると考えておきましょう。