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《福島》あいち刑事事件総合法律事務所



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福島県の犯罪件数と検挙率
福島県では、平成30年中に10,277件の犯罪が警察に認知され、4,341件が検挙されました。
発生した犯罪事件を警察が逮捕・検挙した割合は42.24%です。
福島県における過去5年間の犯罪認知件数は、以下のグラフのとおりに推移しています。
【参考】犯罪白書|法務省
福島県における犯罪の認知件数は右肩下がりで減少を続けています。すでに令和元年分の認知件数も9,416件で確定しており、前年比マイナス861件となりました。
その一方で、検挙件数は4,000件前後を安定的に推移しており、わずかに上下しながらもほぼ横ばい状態です。
認知件数が減少しながら検挙件数が安定しているため、検挙率の水準は上昇傾向をみせています。とくに、平成30年には前年比プラス9.1ポイントという飛躍的な上昇が認められました。
平成30年における検挙率の全国平均は37.9%なので、福島県は「罪を犯せば逮捕・検挙されやすい」という情勢が高まっているといえるでしょう。
警察組織による検挙とは?
検挙といえば、一般的には逮捕をして捜査を進めるイメージがありますが、逮捕されずに検挙される場合もあります。
在宅捜査になれば、身体拘束を受けずに日常生活を送りながら捜査を受けることが可能です。証拠隠滅や逃亡の恐れがないと認められれば、必ずしも逮捕されるとは限りません。
ちなみに弁護士の働きかけにより、逮捕されたが在宅捜査に切り替えてもらえた事例があります。
逮捕されると、起訴・不起訴の確定までに最長23日間の身体拘束を受ける可能性があるので、長期拘束を避けたい場合には弁護士への相談を検討しましょう。
福島県で起こった犯罪の傾向
福島県では、どのような犯罪が多い傾向にあるのでしょうか?
福島県警察が公開しているデータをもとに、令和元年中に発生した犯罪の種類と認知件数の状況をまとめました。
犯罪名 |
認知数 |
窃盗犯 |
6,739件 |
粗暴犯 |
627件 |
知能犯 |
368件 |
風俗犯 |
57件 |
凶悪犯 |
51件 |
福島県内でもっとも多く発生しているのは、空き巣や忍び込み、万引きなどのように金品を盗む「窃盗犯」です。県内で発生した犯罪のうち、実に71.6%が窃盗犯でした。
ただし、窃盗犯は前年比でマイナス801件と大幅な減少傾向にあり、犯罪の認知件数減少に大きく貢献しています。
また、令和元年中のデータのなかでも暴行・傷害などの「粗暴犯」だけが大幅に増加している点には注目です。とくに県中方部で213件が認知されており、前年比でプラス102件を記録しました。
性犯罪を含む風俗犯はほぼ横ばい状態ですが、厳罰化の声が高まって平成29年には強姦罪が強制性交等罪に改正・厳罰化されている状況から、今後も厳しい取締りが展開されるでしょう。
福島県で犯罪が多い地区
福島県内では、どの地区で多くの犯罪が発生しているのでしょうか?
福島県警察が公開しているデータから、福島県内で犯罪が多い地区の上位10位をランキングしました。
なお、福島県警察が取りまとめたデータは警察署別で分類されているので、以下のランキング表は警察署ごとにまとめています。
地域 |
犯罪認知件数 |
郡山署 |
1,572件 |
いわき中央署 |
1,096件 |
福島署 |
1,073件 |
会津若松署 |
768件 |
郡山北署 |
711件 |
白河署 |
565件 |
福島北署 |
529件 |
いわき東署 |
506件 |
須賀川署 |
462件 |
双葉署 |
345件 |
警察署別の認知件数ランキングは、福島県内で中核的な経済圏を形成している福島市・郡山市・いわき市を管轄する警察署が上位を占めています。
人口が多い街を管轄する警察署ほど認知件数が多いという傾向があるので、上位にランクインした警察署の管轄区域が「治安が悪い」というわけではありません。
全体的に大幅な増減はなく治安情勢は安定していますが、ランキング圏外となった南会津署だけは前年比でプラス37.9%と認知件数が大きく増加しています。
これは、ある窃盗犯を逮捕したところ、警察に届出されていない余罪事件を数多く自供したためであり、増加した分だけ検挙されているので治安情勢に影響を与えるものではないことは明らかです。