【示談無しで不起訴】盗撮で示談を拒否されるも再犯防止策で不起訴を獲得した事例
盗撮・のぞき
40代男性
罪名 | 依頼費用 | 解決結果 |
---|---|---|
迷惑防止条例違反 | 40万円 | 不起訴 |
事件の内容
盗撮しようとして取り押さえられましたが、撮影前であったので逮捕はされず、在宅捜査となりました。なお、撮影が完了していなくとも撮影しようとする行為があれば犯行は成立します。
ご相談から依頼までの経緯
依頼者は、配偶者と一緒に弁護士に相談に来て、犯行を認め、きちんと罪を償いたいという希望でした。そこで弁護士は、被害者の方との示談交渉という被害回復策と依頼者の再犯防止策を柱として弁護することの説明を行い、ご依頼を受けました。
弁護活動の結果
ご依頼後すぐに警察に被害者の方との示談交渉仲介をお願いし、被害者の方との電話連絡が可能となりました。しかし、被害者の方は写真を撮られていないことから関わり合いになりたくなく直接面談を拒否されました。そこで、示談交渉については時間をおいて再トライすることとし、同時並行で再犯防止策として依頼者にカウンセリングを受けてもらい、反省文を作成し、配偶者の監督誓約文の作成もお願いし、それらを証拠化して検察庁に提出しました。その後、示談申出を継続するもその都度拒否されましたが、再犯防止の証拠提出が功を奏し、不起訴となりました。