一度は示談を拒否された示談を成立させ不起訴にした事例
盗撮・のぞき
20代男性
罪名 | 依頼費用 | 解決結果 |
---|---|---|
盗撮 | 40万円 | 不起訴処分 |
事件の内容
依頼者は5年ほど前にも盗撮で検挙されたことがありましたが、その時は厳重注意を受けたのみで終わっていました。
休日の夕方に街でお酒を飲み、帰宅する道中、駅のエスカレーターで女性のスカート内をスマートフォンで盗撮をしました。
その際、スマートフォンが女性の足に当たってしまい、盗撮に気づかれたので依頼者はエスカレーターを逆走して逃走しました。被害者もそれを追って走ったところ途中で転んでしまい、依頼者は駅の外へ逃げ切りました。
ご相談から依頼までの経緯
帰宅して冷静になった依頼者は後日逮捕される可能性を恐れ、当事務所に連絡をしました。被害者は未成年でした。
そこで、被害者の母親に連絡をして、面談することとなりました。被害者は犯人を追いかけて転んだ際に擦り傷、打撲の怪我をしていました。
また大切にしていたバッグもボロボロになってしまったということでした。
弁護活動の結果
面談後、示談について検討をしていましたが、2週間ほどして示談は拒否するとの連絡を受けましたので、示談交渉を保留することにしました。
それから1か月ほどして被害者の母親から金額次第で示談に応じるとの連絡がありました。
そこで金額について話し合いをしたところ、最終的には60万円で合意に至り、示談が成立しました。
その後、書類送検されましたが、不起訴処分となり本件は解決しました。