電車内で盗撮行為を行い、警察の取調べを受けたが、不起訴処分を獲得した事例

本件では寝ている乗客をターゲットにして盗撮行為を行い、被害者はそのまま犯行に気付かずに電車に乗って行ってしまい示談、交渉が行えなかった事例でした。

痴漢をしたその日、警察署で調書を取られたのち、すぐに釈放されました。
依頼者様は前科が付くと辞職せざるを得ない職種に従事していたため、どうにか前科を回避できないかとその足でご相談に来られました。

検察官としては当該被疑者は初犯ではあるものの罰金刑に処するつもりとのことでした。
そのため、弁護人より罰金額相当額の贖罪寄付を行うことと引き換えに不起訴としてもらえるよう交渉した結果、合意が取れ、30万円の贖罪寄付を行った上、証明書を検察官に提出し、無事不起訴処分を獲得しました。