【盗撮事件・不起訴】繰り返す盗撮、治療と示談成立で不起訴
盗撮・のぞき
30代男性
罪名 | 解決結果 |
---|---|
迷惑防止条例違反 | 不起訴処分 |
事件の内容
Fさんは、盗撮行為を繰り返しており、警察から捜査を受けていました。1年前から、少なくとも被害者が100名を超えるほど、盗撮行為を繰り返していました。
ご相談から依頼までの経緯
Fさんから、今後どうなるかわからない、どうしたらいいかわからないとのことで、ご依頼を受けました。
Fさんの盗撮について、捜査機関がどの程度の証拠を持っているのかはわからないため、事案によりますが、恐らくそれらは余罪として扱われ、処罰の対象は今回捜査を受けている事件だろうとお伝えしました。
弁護活動の結果
初犯の盗撮事件は、示談の成否が重要となります。被害者は未成年者であったため、ご両親とお会いしました。
ご両親は示談に難色を示し、Fさんが繰り返す盗撮行為に対して、今後どう更生していくのか示してほしいとのことでした。
私は、Fさんのご両親ともお話した再発防止策として、性嗜好障害等を扱う病院に通院すると決定した内容をお伝えしました。
またFさんは実際に通院を行い、このことを被害者のご両親にもお伝えした結果、ご理解をいただくことができました。
示談内容として、今後も治療に励むことや、二度と盗撮行為をしないなどを明記して示談が成立。結果、Fさんは不起訴処分となりました。