【クレプトマニアの主張が認められ再度の執行猶予獲得】

窃盗の前科前歴があり執行猶予中の相談者が，窃盗を行ってしまった事案

警察官から今回は実刑になると告げられた親族が当事務所にご相談・ご依頼されました。

すぐにご本人と接見したところ，強迫性障害や摂食障害で精神科に通院しているとのことだったため，同精神科医と面談を行いました。また，クレプトマニアについての簡易診断を行った上で病院に確認をしたところ可能性が高いと判明しました。そのため，起訴後，すぐに保釈請求を行い確定診断を受け，裁判期日を調整しながら入院加療を行いその経過や今後の治療計画を裁判所に訴えました。その結果，再度の執行猶予となりご家族や病院の協力を受けながら社会での更生を行えることになりました。