【盗撮・不起訴】店内での盗撮行為、余罪はあったが示談成立で不起訴処分となった事例
盗撮・のぞき
40代男性
罪名 | 解決結果 |
---|---|
迷惑防止条例違反 | 不起訴処分 |
事件の内容
スーパーの店内で盗撮行為、余罪が十数件以上、盗撮写真は数百枚にのぼった事案。
ご相談から依頼までの経緯
スーパーの店内で盗撮行為をしてしまったというご本人から、ご相談をお受けしました。
ご事情をお伺いし、前科はないこと、被害者は1名であることがわかりましたが、余罪が十数件以上あり、盗撮写真は数百枚、こうした証拠は捜査機関におさえられていました。
余罪が十数件以上にのぼったため、仮に被害者と示談が成立したとしても、罰金等処分になる可能性を伝え、了承いただけましたので、ご依頼をお受けしました。
弁護活動の結果
ご依頼後は、私から検察官へ、被害者の連絡先を聞いて、示談交渉を開始しました。数回示談交渉を行った結果、示談に応じていただくことができ、無事不起訴処分となりました。
盗撮事件では、逮捕されず、警察や検察から呼び出しを受けて、出頭するという形式が採られる、在宅事件が多い事件類型です。本件も同様でした。
この事案のように、余罪が大量にあり、被害者が複数人にのぼるケースもあります。
今回は不起訴処分となりましたが、担当検察官の考え方や、ご本人の反省態度等によっても、処分が変わる可能性があります。判明している被害者とだけ示談をすれば、不起訴処分になるという保証はありません。前科はつかないだろうと軽視せず、早期にご相談ください。