執行猶予中の再犯で不起訴処分を獲得した事例

窃盗を繰り返し，執行猶予中に再びスーパーで万引きをして逮捕されてしまった事案

ご家族から，何とか実刑を回避したいとご相談，ご依頼いただきました。

被害店と連絡を取り，示談や被害弁償の交渉をしましたが，会社の方針で一切受け入れられないとの回答であったため，被害金を供託しました。

また，ご本人に認知症の専門医の受診を提案し，窃盗行動は認知症（前頭側頭型認知症）の症状に起因する可能性があるとの診断書を作成してもらい，認知症（前頭側頭型認知症）を理由に無罪となった裁判例を引用し，不起訴処分を求める意見書を検察官に提出しました。