高額な示談金を求められたが減額の上示談した事例
盗撮・のぞき
30代男性
罪名 | 依頼費用 | 解決結果 |
---|---|---|
盗撮・のぞき | 40万円 | 不起訴処分 |
事件の内容
依頼者は同僚とお酒を飲んだ帰りの電車内で、向かい側に座った女性のスカートが短く下着が見えていたことから、膝の上に置いた鞄の下からスマートフォンのカメラのレンズを女性の方向へ向けて盗撮をしました。
電車を降りようと立ち上がったところ女性も立ち上がり依頼者の方へ寄ってきたため、ばれたと思い走って逃げようとしたところ他の乗客に取り押さえられ、警察官に引き渡されました。
一晩警察署に留置され、翌日、妻が身柄引受人となって釈放されました。
ご相談から依頼までの経緯
依頼者は被害者との示談交渉を依頼すべく当事務所に連絡をしました。
弁護活動の結果
被害者は19歳の未成年でした。弁護士から被害者に連絡をしたところ、非常にお怒りでした。
示談すること自体には反対していませんでしたが、示談金として100万円を希望していました。
被害者が未成年者の場合、示談金は多少高くなる傾向があるにしても100万円は高額過ぎました。
時間が経つことで被害者が考えを改めることもあるため、しばらく示談交渉は保留することとしました。
約3か月後、警察から検察庁へ書類送検されました。改めて被害者と示談金について話し合ったところ、40万円にて示談が成立しました。
その後、示談が成立していることを踏まえ、検察官は不起訴処分(起訴猶予)とし、本件は解決しました。