【早期釈放】道路交通法違反で逮捕勾留されたが、準抗告により早期に釈放された事例
ひき逃げ・当て逃げ
20代男性
罪名 | 依頼費用 | 解決結果 |
---|---|---|
道路交通法違反 | 55万円 | 早期釈放、略式起訴(罰金刑) |
事件の内容
交通事故を起こし、被害者にけがを負わせてしまったものの、救護することなく、そのまま立ち去ってしまったという事件です。
後に出頭しましたが、そのまま逮捕、勾留されてしまったため、弁護士に相談依頼がありました。
ご相談から依頼までの経緯
逮捕直後に弁護士が面会しました際には、ご本人は深く反省していました。
被害者の方に対する謝罪、お怪我の状況に対する心配や治療費や慰謝料をお支払いしたいとの申し出もありました。
また、ご家族や勤務先に対しても迷惑をかけているという想いもありました。
関係者の方々にこうした気持ちを適切に伝えたいとの要望もあり、弁護人として受任することになりました。
弁護活動の結果
勾留決定がなされていましたが、ご本人の反省状況に加え、ご家族による本人の監督への協力もありましたことから、準抗告を行えば釈放してもらえる可能性はあるように見受けられました。
そこで、ご本人には被害者の方に対する謝罪のお手紙と反省文を作成してもらい、また、ご家族には身元引受書や嘆願書などを作成してもらいました。
ご本人は任意保険に加入していましたので、被害者の方の治療費等の支払いにも問題はないことを示すため、任意保険の保険証券もお預かりしました。
これらの書類を基に、弁護人から、勾留の必要性がないことを指摘する準抗告を行い、早期に釈放してもらうことができました。