【被害者支援】一度拒否された被害届が受理され、加害者の逮捕につながった事例
罪名 | 依頼費用 | 解決結果 |
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【被害者】 | 44万円 | 被害者参加、示談成立 |
性犯罪の被害に遭ってしまい、警察に相談に行ったものの被害届を受理してもらえなかったという事案でした。
弁護士の助言の後、再度警察に相談に行ったところ、被害届を受理してもらうことができ、加害者も逮捕されました。
起訴後は被害者参加を行い、公判中に示談が成立したという事案です。
ご本人から相談を受けた際のお話ぶりから、警察では、事件に関する具体的なお話ができていなかった可能性があるように思われました。警察が被害届を受理しなかったのは、事件性がないと判断した可能性があります。
そこで、ご本人のお話の中で弁護士が特に重要だと思った点をまとめ、その点を中心に、改めて警察に相談するように助言しました。
それでも被害届を受理してもらえない場合には、被害届の提出から弁護士が担当し、被害届を受理してもらえたら、加害者への対応から弁護士が担当することにしました。
加害者逮捕になったものの、当初、加害者は示談に積極的ではなかったようでした。そのため、示談成立することなく起訴されることになりました。ご本人も被害者参加を希望したことから、弁護士が被害者参加の支援も行いました。被害者参加では、加害者が公判で否認する可能性も踏まえ、被害者側の主張を整理するお手伝いもしました。
途中、加害者が事件を認め、弁護人を通じて示談の打診がありました。示談交渉では、当初の提示額は非常に低廉なものでしたが、弁護士が被害者代理人として慰謝料の請求を行い、裁判例などを引用して他の事件との比較に基づいて算出した金額を提示した結果、無事、妥当な金額の支払いを受けることができました。