盗撮事件で現行犯逮捕されたが、早期釈放を実現し略式裁判による罰金刑で終了した事例
罪名 | 依頼費用 | 解決結果 |
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迷惑防止条例違反 | 45万円 | 罰金30万円で解決 |
ご家族が逮捕されたとのことで、逮捕された本人に代わりご家族から依頼を受けました。ショッピングモール内の上りエスカレーターにおいて、前方の女性のスカート内にビデオカメラを差入れ、スカート内を撮影したという容疑で現行犯逮捕された事案でした。
ご家族(奥様)からお電話でご依頼を受け、依頼後すぐさま警察署に接見希望の連絡を入れたうえで、速やかに警察署に行きました。遠方の警察署であり移動に時間を要しましたがご依頼から3時間後にはご本人と接見を開始しました。本人からの事情聴取を行ったところ、容疑については間違いないとのことだったため、今後の流れや見通しと合わせ弁護方針を説明しました。事案の内容等からして、略式での罰金刑にとどまらず、正式起訴の可能性も十分にありうる事案だったため、本人には特に十分に説明をいたしました。
事件の性質上奥様には特にショックの大きい事件でしたが、本人了解の下で、奥様にはできる限り丁寧に事情を説明し、受任後速やかに身元引受書の取付けを行いました。また、担当検事の協力のもと、被害者とコンタクトを取り、示談交渉を開始しました。さらに、事件の性質からして再犯の可能性が高い事案であり、本人に真摯な反省と今後二度と繰り返さないという固い決意をしていただく必要があったため、被害者に対する謝罪文はもちろん、奥様やご家族に向けての手紙も書いてもらいました。また、犯行に使用した撮影器具については、データの処分はもちろん、その機器自体も処分してもらうことにしました。
被害者との示談交渉は、被害者の精神的ダメージが大きく交渉は困難を極めましたが、粘り強く何度も交渉した結果、最終的に示談が叶いました。これらの結果、本人は勾留延長期間の満了日前に処分保留のまま釈放されることを実現し、その後、弁護人からの処分に関する意見書の提出を行った結果、略式での罰金刑で終了することができました。
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