【示談を成功させ、不処分獲得】少年の環境調整に向けた努力が実ったケース

友達にそそのかされてオレオレ詐欺に加担してしまった事案。

少年は地元の友達から誘われ、詐欺グループの仲間入りをしてしまいました。少年は現行犯逮捕され、お父様からの連絡を受けて当職が受任しました。

当初、加害少年は自分のやってしまったことの意味も分からず、今後の自分の処遇ばかり気にしていました。時間をかけて何度も彼と話し、本当の意味での反省・謝罪の気持ちを引き出し、被害回復も済ませました。全ての被害者との示談に成功し、並行して家庭裁判所調査官とも何度も話し合って
彼の変化と更生への道筋を示し、それらの活動が考慮され、家庭裁判所において無事に不処分結果（処分なし）を獲得できました。