【丁寧な弁護人意見書の提出によって勾留を阻止した事案】
痴漢・わいせつ
30代男性
罪名 | 依頼費用 | 解決結果 |
---|---|---|
強制わいせつ罪 | 80万円 | 勾留されずに釈放 |
事件の内容
被害女性に話かけたが、無視されたご相談者がわいせつ行為に及んでしまった事案
ご相談から依頼までの経緯
ご相談者が逮捕されたため、当職が警察署へ接見に赴いた。ご相談者は、早期の身柄解放を求めて、当職を弁護人に選任した。
弁護活動の結果
検察官が勾留請求をしました。検察官の勾留請求に対し、裁判官が勾留するか否かを判断することになります。勾留決定を出されてしまうと、最大で20日間も身柄拘束が継続してしまいます。
弁護活動の一環として、裁判官に意見書を提出しました。
意見書では、①ご相談者が大手企業(新聞社)に8年間も勤務しており勾留されると失職のおそれがあること、②妻が身元引受人になることを約束しており逃亡や証拠隠滅のおそれがないこと、③示談成立の見込みがあること、などを主張しつつ、勾留の理由・必要性がないことを訴えかけました。 裁判官に意見書の内容を認めてもらい、無事に検察官の勾留請求は却下されました。
丁寧な意見書を作成・提出したことが良い結果に繋がったと考えています。