【執行猶予獲得】暴行罪で逮捕となったが、弁護士の交渉により保護観察付きの執行猶予を獲得した事例
暴行罪・傷害罪
40代男性
罪名 | 解決結果 |
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傷害罪 | 保護観察付きの執行猶予 |
事件の内容
児童に対する傷害の被疑事実で逮捕・勾留されていた男性からのご依頼でした。
依頼者は児童に対して暴行を加えた結果骨折させてしまったという事案でしたが、暴行の内容や前後の経緯など事実関係の一部に争いがあり、児童の供述と本人の主張に食い違いがありました。
ご相談から依頼までの経緯
当番弁護で接見に行った際に内容を伺ったところ、被害者である児童が児童相談所に引き取られていたことから示談が難しく、起訴される可能性が高いと思われたため、暴行の内容や経緯について争いつつ情状立証に力を入れて最悪でも執行猶予を目指すこと、保釈による早期の身柄開放を目指すことなどを方針として依頼を受けました。
弁護活動の結果
児童の処罰感情が強く、児童相談所も介入していて、実刑判決もあり得る事案でしたが、暴行に至った経緯や家庭の経済的な事情などを裁判官に訴え、依頼者の妻や仕事の関係者から誓約書・嘆願書を出してもらったりしたところ、第一回公判後に保釈が認められ、最終的に保護観察付きの執行猶予という結果になりました。