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また、守秘義務は弁護士を辞職しても生涯負うことになります。
万が一にも、業務で知り得た内容を口外すれば、口外した者が懲役刑を科される可能性があります。



岩手県の犯罪件数と検挙率
岩手県では、令和元年中に3,063件の犯罪が認知され、1,850件が検挙に至りました。認知された犯罪のうち、検挙に至った割合を示す検挙率は60.4%です。
過去5年間の岩手県における犯罪認知件数は以下のグラフのとおり推移しています。
【参考】岩手の刑法犯認知・検挙状況|岩手県警察,犯罪白書|法務省
岩手県の犯罪認知件数は、年を追うごとに減少していますが、検挙数は2,000件前後の横ばい状態を続けているので、検挙率は上向きです。令和元年にはついに60%を超える結果となりました。
平成30年における検挙率の全国平均は37.9%なので、全国平均よりも10ポイント以上も高い水準で検挙されていることになります。
非常に強力な取締りで逮捕・検挙に臨んでくるものと覚悟しておくべきでしょう。
警察組織による検挙とは?
検挙といえば、一般的には逮捕をして捜査を進めるイメージがありますが、逮捕されずに検挙される場合もあります。
在宅捜査になれば、身体拘束を受けずに日常生活を送りながら捜査を受けることが可能です。証拠隠滅や逃亡の恐れがないと認められれば、必ずしも逮捕されるとは限りません。
ちなみに弁護士の働きかけにより、逮捕されたが在宅捜査に切り替えてもらえた事例があります。
逮捕されると、起訴・不起訴の確定までに最長23日間の身体拘束を受ける可能性があるので、長期拘束を避けたい場合には弁護士への相談を検討しましょう。
岩手県で起こった犯罪の傾向
岩手県では、令和元年中にどのような犯罪が発生していたのでしょうか?
次の表は、岩手県内で発生した犯罪の種類をまとめたものです。
犯罪名 |
認知数 |
窃盗犯 |
2,151件 |
粗暴犯 |
220件 |
知能犯 |
122件 |
風俗犯 |
66件 |
凶悪犯 |
30件 |
窃盗犯は、空き巣などの「侵入盗」、万引きなどの「非侵入盗」、自転車などを盗む「乗り物盗」に分かれますが、いずれも前年比では減少しています。
振り込め詐欺などを含む「知能犯」も大幅に減少していますが、暴行・傷害などの「粗暴犯」や殺人・強盗などの「凶悪犯」は増加しており、今後もさらに取締りが強化されることは間違いありません。
非常に高い検挙率を誇っているからこそ、岩手県では「小さな犯罪でも見逃さず検挙される」と考えて、解決に向けたアクションを起こすべきでしょう。
岩手県で犯罪が多い地区
岩手県内では、どの街で多くの犯罪が認知されているのでしょう?
岩手県が公開しているデータをもとに、岩手県内で認知された事件件数の市町村上位10位をランキングしました。
地域 |
犯罪認知件数 |
盛岡市 |
1,018件 |
一関市 |
284件 |
北上市 |
259件 |
花巻市 |
242件 |
奥州市 |
234件 |
滝沢市 |
122件 |
宮古市 |
120件 |
大船渡市 |
84件 |
釜石市 |
74件 |
久慈市 |
72件 |
岩手県内で認知された犯罪は、人口約29万人を抱える盛岡市に集中しています。また、ランキング上位になったのはすべて人口ランキングでも上位にある都市なので「人口が多いほど犯罪の認知件数が増える」という図式が見えてくるでしょう。
このように考えると、ランキングで上位にあるからといって治安が悪いわけでもなく、また、下位や圏外だからといって取締りがゆるやかというわけでもありません。
むしろ、岩手県の検挙率は全国と比べると非常に高いため、どの街でも「罪を犯せば逮捕・検挙される可能性が高い」と考えるべきでしょう。