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岡崎刑事総合法律事務所



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三重県の犯罪件数と検挙率
三重県では、令和元年中に10,322件の犯罪が認知されました。
そのうち3,829件が警察によって検挙されたので、発生した犯罪事件を警察が検挙した割合を示す検挙率は45.39%です。
過去5年間の三重県における犯罪認知件数は以下のグラフのとおり推移しています。
【参考】三重県における刑法犯の認知・検挙状況 令和元年中|三重県警察
三重県内の犯罪の認知件数は、戦後最多となった平成14年に47,600件を記録したのち、年々減少しています。令和元年にはピーク時の約80%減となる10,322件となり、戦後最少の記録を更新しました。
一方で、検挙件数は年によって多少の上下はあるものの、ここ数年はおおむね5,000件前後の推移を続けています。
令和元年には3,000件台まで落ち込み、検挙率は7ポイントも減少しましたが「罪を犯せば逮捕・検挙される」という状況に変わりはありません。
警察組織による検挙とは?
検挙といえば、一般的には逮捕をして捜査を進めるイメージがありますが、逮捕されずに検挙される場合もあります。
在宅捜査になれば、身体拘束を受けずに日常生活を送りながら捜査を受けることが可能です。証拠隠滅や逃亡の恐れがないと認められれば、必ずしも逮捕されるとは限りません。
ちなみに弁護士の働きかけにより、逮捕されたが在宅捜査に切り替えてもらえた事例があります。
逮捕されると、起訴・不起訴の確定までに最長23日間の身体拘束を受ける可能性があるので、長期拘束を避けたい場合には弁護士への相談を検討しましょう。
三重県で起こった犯罪の傾向
三重県では、令和元年中にどのような犯罪が発生していたのでしょうか?
三重県で発生した犯罪の種類と認知件数の状況をまとめました。
犯罪名 |
認知数 |
自転車盗 |
2,081件 |
侵入盗 |
1,130件 |
自動車盗 |
125件 |
特殊詐欺 |
78件 |
強制わいせつ |
35件 |
強盗 |
16件 |
殺人 |
6件 |
少年などが犯罪に手を染めやすい「自転車盗」の発生件数は、ほかの犯罪への入り口となるため取締りが強化されているところですが、前年と比較すると+36件となっています。
空き巣などのように不法な侵入を伴う「侵入盗」や強盗などの犯罪につながる「自動車盗」も増加しており、窃盗事件の認知が増えている傾向がうかがえます。
一方で、多大な金銭被害が生じる「特殊詐欺」は28件の減少、被害金額にしてマイナス2億6,660万円を達成しました。
強制わいせつ・強盗・殺人といった悪質な犯罪についてはほぼ横ばい状態です。
三重県で犯罪が多い地区
三重県が公開しているデータをもとに、三重県内で認知された事件件数の市町村上位10位をランキングしました。
なお、このデータは三重県警察が提出したデータをもとに三重県が公開している『みえDataBox』を参考にまとめています。
地域 |
犯罪認知件数 |
四日市市 |
2,642件 |
津市 |
2,374件 |
鈴鹿市 |
2,021件 |
松阪市 |
1,240件 |
桑名市 |
951件 |
伊賀市 |
713件 |
伊勢市 |
706件 |
名張市 |
392件 |
亀山市 |
327件 |
いなべ市 |
216件 |
【参考】刑法犯認知件数|三重県
犯罪の認知件数ランキングで1位になったのは、三重県内でも人口最多の四日市市です。
認知件数ランキングの上位は、ほぼ人口ランキングの上位とも一致しているので「人口が多い=犯罪が発生しやすい」という傾向がみえてきます。
人口ランキングでは4位となる津市が認知件数では2位にランクインしていますが、県政の中心となり商業・娯楽・交通が発展しているため、犯罪も発生しやすいのも合点がいくでしょう。
このように考えると、人口が多い、市街地が発展しているという地域に犯罪が集中しているだけで、認知件数ランキングの上位にランクインした街の治安が悪いわけではありません。
つまり、三重県内にはとくに「治安が悪い」「治安が良い」といえる地域があるわけではないようです。