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山梨県の刑事事件・犯罪認知件数【2026年8月更新】

山梨県警察の2025年確定統計では、県内の刑法犯認知件数は3,292件で、2024年の3,441件から149件減少しました。認知件数は警察が犯罪として把握した件数であり、人口で調整した犯罪率でも、個別事件で逮捕・起訴される確率でもありません。

2025年統計を読むポイント

刑法犯総数
3,292件。前年との差は149件減です。
最も件数が多い包括罪種
窃盗犯2,441件。侵入盗、乗り物盗、非侵入盗を含む区分です。
利用上の注意
検挙件数・検挙人員・認知件数はそれぞれ別の指標です。認知件数だけから、事件の処分や地域の安全性を判断することはできません。

2025年に山梨県で認知された犯罪の種類

包括罪種 2025年 2024年 前年差
刑法犯総数 3,292件 3,441件 149件減
凶悪犯 35件 28件 7件増
粗暴犯 149件 159件 10件減
窃盗犯 2,441件 2,638件 197件減
知能犯 243件 232件 11件増
風俗犯 99件 49件 50件増
その他の刑法犯 325件 335件 10件減

凶悪犯、粗暴犯などは複数の罪名をまとめた包括罪種です。相談したい罪名と統計区分が一致するとは限りません。

出典:山梨県警察「山梨県の犯罪統計」「山梨の犯罪4~刑法犯認知・検挙状況~」(2026年8月更新)

山梨県で家族が逮捕された後の流れ

逮捕後の進み方は、事件の内容、証拠、逃亡や証拠隠滅のおそれなどによって異なります。以下は裁判所が案内する一般的な流れです。

逮捕から48時間以内

警察は、被疑者を釈放するか、身柄を検察官へ送る手続きをします。

検察官が身柄を受け取ってから24時間以内

検察官は、かつ逮捕時から72時間以内に、勾留請求、起訴、釈放のいずれかを判断します。

裁判官による勾留判断

勾留が認められた場合の被疑者勾留は10日間で、やむを得ない事情があると裁判官が判断したときは、さらに10日間以内の延長が認められることがあります。

起訴・不起訴の判断

検察官が事件を起訴するか不起訴とするかを判断します。保釈を請求できるのは起訴後です。

出典:裁判所「裁判手続 刑事事件Q&A」

逮捕直後に家族が整理したい情報

  • 本人の氏名、生年月日、逮捕を知った日時
  • 警察署名、担当部署、分かる範囲の容疑
  • 家族が警察から受けた説明と連絡先
  • 本人の持病、服薬、通訳や配慮の必要性
  • 勤務先や学校への連絡期限

留置場所や面会の可否は事件ごとに異なります。警察署、担当弁護士などへ確認してください。

山梨県の警察署と刑事事件に関係する機関

警察署を確認する

山梨県警察は、県内各警察署と管轄区域の公式一覧を公開しています。逮捕された警察署が不明な場合は、事件が起きた地域、本人の居住地、家族へ連絡した部署名などを整理して確認してください。

公式案内:山梨県警察「県内の各警察署」

裁判所・検察庁・収容施設

機関 所在地・確認事項 連絡先
甲府地方裁判所・甲府家庭裁判所・甲府簡易裁判所 甲府市中央1-10-7。刑事事件、少年事件などは公式窓口案内で担当部署を確認してください。 公式所在地一覧
甲府地方裁判所都留支部・甲府家庭裁判所都留支部・都留簡易裁判所 都留市中央2-1-1。担当部署の電話番号は公式ページで確認してください。 公式所在地一覧
甲府地方検察庁 甲府市中央1-11-8 055-235-7231(代表)
甲府刑務所 甲府市堀之内町500。実際の留置・収容先は警察署や担当弁護士へ確認してください。 055-241-8311

出典:甲府地方・家庭裁判所「管内の裁判所の所在地」甲府地方検察庁法務省「甲府刑務所」

山梨県で刑事事件を弁護士に相談したい主なケース

家族が逮捕され、本人と連絡が取れない

警察署名や容疑が十分に分からない段階でも、判明している情報を伝えて接見の可否や初動を相談できます。

警察から出頭・事情聴取を求められた

日時や説明内容を記録し、出頭前に聴取への対応や持参物を確認する方法があります。

捜索・差押えを受けた、または在宅で捜査されている

令状、差押品目録、警察から渡された書類を保管し、今後の捜査や連絡方法を相談します。

被害者への謝罪や示談を検討している

本人や家族が直接連絡すると、新たな行き違いが生じることがあります。連絡の可否や方法を先に弁護士へ確認してください。

18歳・19歳を含む少年事件

18歳・19歳も少年法上の特定少年です。17歳以下とは異なる特例があるため、年齢と手続段階を正確に伝えます。

刑事事件で弁護士に依頼できる主な対応

本人との接見と取調べへの助言

弁護士が本人と面会し、事件の認否、取調べの状況、健康状態、家族へ伝えたい事項を確認します。供述内容や書面への署名について、事件の状況に応じた助言を受けられます。

身柄に関する申入れ・不服申立て

勾留の必要性に関する意見書、勾留決定への不服申立てなど、手続段階に応じた対応を検討します。身柄解放が認められるかは、証拠や生活状況など個別事情によります。

被害者との示談交渉

被害者の意向を尊重しながら、謝罪、被害弁償、連絡条件などを協議します。示談の成立が不起訴や刑の軽減を保証するものではありません。

起訴後の刑事裁判

証拠を検討し、認否や争点を整理して公判へ対応します。保釈は起訴後に検討する制度であり、許可の可否や保証金額は裁判所が判断します。

少年事件の環境調整

家庭、学校、勤務先、交友関係などを確認し、少年が再び問題を起こさないための環境を整えます。家庭裁判所送致後は付添人として活動する場合があります。

山梨県で刑事事件に対応する弁護士の選び方

相談時に確認したい項目

  • 逮捕直後、勾留中、在宅捜査、起訴後など、現在の段階に対応できるか
  • 留置先への接見可能時期と、甲府市外への移動・日当の扱い
  • 相談したい罪名や少年事件の取扱経験
  • 家族への報告方法、連絡頻度、休日・夜間の連絡ルール
  • 通訳、障害、持病などへの配慮
  • 費用に含まれる接見回数、示談交渉、公判、交通費などの範囲

事務所の所在地だけで決めず、事件の段階と留置先に対応できるか、説明が具体的か、見積りの範囲が明確かを比較してください。

刑事事件の弁護士費用で確認したい項目

費用項目 主に確認する内容
相談料 時間、初回条件、家族相談の扱い
着手金 受任する段階、対応範囲、追加着手金が発生する条件
報酬金 どの結果を基準に発生するか、複数条件が重なる場合の計算
接見・出張日当 接見回数、甲府市外への移動、夜間・休日対応
実費 交通費、郵送費、記録のコピー代など
追加対応 示談交渉、勾留への不服申立て、保釈、公判、控訴など
途中終了時の精算 解任・辞任・方針変更時の返金や追加請求

同じ名称の費用でも、含まれる業務は事務所ごとに異なります。契約前に見積書と委任契約書で総額の考え方を確認してください。

山梨県で利用できる公的な相談窓口

窓口 内容 連絡先
山梨県弁護士会 当番弁護士制度 山梨県内の警察署、拘置所・刑務所、少年鑑別所に逮捕・勾留されている被疑者や少年が対象です。本人または家族が申し込め、1回目の面会に限り無料です。 055-235-7202
平日9:30~17:00
時間外は留守番電話受付
法テラス山梨 法制度や相談先の案内、一定の要件を満たす方への無料法律相談などを行います。刑事事件で利用できる制度は状況により異なるため、対象を確認してください。 0570-078326
平日9:00~17:00

出典:山梨県弁護士会「当番弁護士制度(刑事)」法テラス山梨

山梨県の刑事事件でよくある質問

Q1. 家族が逮捕されました。警察署名しか分からなくても相談できますか?

相談できます。本人の氏名、生年月日、警察署名、逮捕を知った日時など、分かる情報を整理して伝えてください。

Q2. 県外の弁護士にも依頼できますか?

依頼先は県内に限られません。ただし、留置先への接見時期、移動費・日当、県内の裁判所や検察庁への対応方法を確認してください。

Q3. 逮捕直後に保釈を請求できますか?

保釈は起訴後の制度です。起訴前の身柄については、勾留請求への意見や勾留決定への不服申立てなど、段階に応じた対応を弁護士へ相談してください。

Q4. 当番弁護士を呼ぶと、そのまま依頼する必要がありますか?

当番弁護士による1回目の面会は、まず助言を受けるための制度です。その後に私選弁護人として依頼するかは、費用と対応方針を確認して判断できます。

Q5. 18歳・19歳は成人事件ですか?

18歳・19歳も少年法上の「特定少年」として少年法が適用されますが、17歳以下とは異なる特例があります。年齢と事件内容に応じて確認が必要です。

Q6. 示談が成立すれば不起訴になりますか?

示談は処分判断で考慮される事情の一つですが、不起訴を保証するものではありません。事件内容、証拠、被害者の意向、前歴なども踏まえて判断されます。

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