示談成立により被害者に被害届を取り下げてもらった事例
暴行罪・傷害罪
20代男性
罪名 | 解決結果 |
---|---|
傷害 | 立件されずに終了 |
事件の内容
依頼者は、あるバーでお酒を飲んでいたことろ、事件の日は悪酔いして、周囲のお客さんに絡んでいました。
それを見かねた被害者が、依頼者を止めようと仲裁に入ったところ、依頼者は、被害者に暴行をしてしまい、被害者は全治1か月の怪我を負ってしまいました。
ご相談から依頼までの経緯
依頼者は、母親と一緒に、他の弁護士から紹介を受けて、私の事務所にやってきました。
依頼者は、逮捕されてはいませんでしたが、警察からは今後取り調べをすると言われており、逮捕も予想されました。
依頼者からは、逮捕されないように、被害者と示談をして欲しいと言われました。
弁護活動の結果
依頼を受けた後、すぐに被害者に電話をして、面談の約束を取り付けました。後日、被害者とその父親に会いに行き、謝罪をしました。
その上で、示談のご相談をしました。被害者の処罰感情が強かったので、安易な賠償金の提案は控えました。
私は、民事で、損害賠償請求事件を多く取り扱っていますので、被害者からの要望を聞いて、妥当な金額を算定しました。
依頼者に、そのお金を用意してもらい、無事、被害者と示談を成立させました。交渉により、示談の中で、被害者の被害届を取り下げてもらうことを了解してもらいました。
その後、依頼者は、警察から取り調べもされることなく、逮捕もされませんでした。