覚せい剤の所持と使用で起訴され執行猶予を得た事例
薬物・大麻
60代男性
罪名 | 依頼費用 | 解決結果 |
---|---|---|
覚醒剤取締法違反 | 100万円 | 執行猶予 |
事件の内容
依頼者は20代の頃から20年以上、一度も逮捕されることなく、日常的に覚せい剤を炙りで使用してきました。
会社を経営しており、仕事には真面目に取り組んでいました。逮捕当日も、いつものように売人から覚せい剤を購入してホテルで使用をしていました。
ご相談から依頼までの経緯
部屋のインターホンが鳴ったため、ドアを開けると警察官5,6人が入って来て、その場で覚せい剤を押収され、覚せい剤の所持で現行犯逮捕されました。
前妻から当事務所に連絡があり、元夫を助けて欲しいと弁護の依頼を受けました。
弁護活動の結果
依頼者は体質的に覚せい剤を吸っても多少気持ちがリラックスする程度で、錯乱状態になったり、日常生活に全く支障がなかったことから、これまでタバコのように日常的に覚せい剤を吸ってきたということでした。
初めて警察に逮捕されたことで深く反省しており、二度と覚せい剤は使用しないと固く決意をしていました。20日間の勾留期間の後、覚せい剤の使用で再逮捕され、10日間の勾留の後、覚せい剤の所持と使用で起訴されました。
300万円の保釈金で保釈が許可されました。初犯のため、予定通り執行猶予がつき、事件は解決となりました。