保護者を無視した取調に抗議して少年取調への保護者立会を認めさせ、不処分となったケース
少年事件
10代女性
罪名 | 依頼費用 | 解決結果 |
---|---|---|
わいせつ物頒布等罪 | 60万円 | 送致されず終了 |
事件の内容
全く身に覚えのないわいせつ物頒布について、警察から共犯だと決めつけられて少年が取調を受けてしまった事案
ご相談から依頼までの経緯
依頼者である少年は、全く身に覚えがないにも関わらず、わいせつ物頒布について共犯だと決めつけられて取調べを受け続けてしまいました。
やっていないのにやった前提で取調べを受け続ける中、冤罪を晴らしてほしいと両親とともに来所後、ご依頼となりました。
弁護活動の結果
本来、このような事案であれば、取調べについては保護者に連絡し、原則として(警察内部の規則の関係で)保護者の立会の上、取調べすべきものでした。
しかし、担当の警察官はそれを知ってか知らずか、完全に無視していました。
そのことについて厳重に抗議して母親の立会を認めさせ、また、取調べ中のメモも認めさせ、一切、調書を作らせませんでした。
その結果、送致すらされず、無事解決、終了しました。