性犯罪の被害者との示談交渉と、更生支援活動をした事例
痴漢・わいせつ
20代男性
罪名 | 解決結果 |
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強制わいせつ罪 | 減刑処分 |
事件の内容
アダルト動画にはまってしまい、通りすがりの女性に対して性犯罪を繰り返してしまったため、逮捕されてしまい、裁判員裁判対象となった事件。
ご相談から依頼までの経緯
性犯罪を何度にも渡り犯した方の弁護活動。更生を強く願うご家族からの相談でした。アダルト動画に見入ってしまい、通りすがりの女性に性犯罪を繰り返していました。この裁判は、裁判員裁判対象の事件。加害者の更生支援活動に重点を置く弁護活動が必要とされました。
弁護活動の結果
被害者が多数いたため、一人ひとりとの示談交渉のほか、性犯罪の根本的な原因である依存症の治療・更生に力を入れる必要がありました。
自身の罪の大きさ、自身の行為が被害者にどれだけの影響を与えたかを自覚してもらことが重要なため、まずは依存症の治療が最優先。専門医との治療計画を立て、更生活動に注力ししました。
更生の道筋があると被害者家族にお話しすることもでき、ご理解いただけたご家族とは示談が成立。加えて、医師の視点での原因と再発防止策、本人の更生のための取り組みなど裁判所に示し、結果として求刑の6割まで刑が減刑されました