保釈困難な事例で粘り強く環境調整し保釈を獲得。

酒に酔った相談者が通りすがりの老人に傷害を負わせ、報道までされた事案

国選弁護人として受任しました。

事件が報道されたことにより、住んでいたアパートからの退去を余儀なくされました。また、ご実家には相談者の妹さんが妊娠で里帰りしていたところ、妹さんに負担をかけたくないということで、ご両親はご実家での相談者の受け入れに難色を示しました。もちろん妹さんも大事な時期ですが、相談者にとっても人生で一番大事な時期なので、妹さんを大事にされるのと同様、相談者のことも大事にしてほしいとご両親を説得し、ご両親が別居のうえ、お父様が新たなアパートを借りて相談者と同居する形で契約し、そのアパートを保釈場所とすることで、裁判所より保釈許可決定を受け、保釈が実現しました。