【窃盗罪】酔った状態で自転車を盗むも、不起訴を獲得した事例
罪名 | 解決結果 |
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窃盗罪 | 不起訴 |
飲み会の帰り、お酒のせいで妙な気分になっていた相談者は、道端で拾った自転車を拾って移動していました。
道中職務質問を受けたことで、窃盗が発覚。
警察から取り調べをされ、指紋の採取、アルコールの検査などが行われた後、逮捕なしの在宅捜査にて捜査が進められることになりました。
「初犯ということで逮捕はしないが、検察への送致は行うので、後で検事もしくは警察から連絡が行くかもしれない」と伝えられたそうです。
後日、冷静になった相談者は自転車の被害届が出されていないか警察に伺いましたが、警察からは「物品の返還等はこちらで対応するため、そうした質問には応えることが出来ない」と伝えられました。
自身の行いに深く反省された様子の相談者。
家族や職場に知られることは避けたいものの、被害者の特定も不可能、盗難の届け出の状況も分からないため、対応にお困りのようでした。
弁護士のアドバイスを受けようと、当事務所にご連絡いただきました。
来所面談にてご依頼いただいた後、弁護士はその足で警察へ赴き、面会の申し入れを行いました。
担当刑事と話し、示談交渉のために被害者の連絡先を求めました。
翌日、検察から被害者の連絡先が伝えられ、すぐに示談交渉を開始しました。
学生の被害者は、強い処罰感情をお持ちでした。
交渉を切られないよう最新の注意を払いながら、被害者の両親も含めて話し合いを重ねていきました。
結果としては、低額での示談が成立。
相談者のことを許し、以降の刑事処罰は求めないことを条件に、示談書を作成しました。
終局処分の意見書を担当の検察官に提出し、また不起訴処分獲得に向けて示談書の提出も行いました。
無事に不起訴は認められ、依頼者は前科を回避しました。
仕事は現在も続いており、普通の日常をお送りになられています。
弁護士 澤田 剛司(弁護士法人若井綜合法律事務所 新橋オフィス)
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