交際相手への突発的暴行、被害届取下げと示談成立により前科回避を実現した事案

勤務先の高校で盗撮目的により教室に無断侵入し、スマートフォンを設置した建造物侵入事件。

逮捕勾留直後、家族の依頼により接見・受任。深い反省と再発防止意欲を確認し、釈放と不起訴を目指し弁護開始。

弁護士は早期に弁護人選任届を提出し、勾留中から反省文・謝罪文・身元引受書の準備を進めた。被疑者は贖罪寄付（15万円）を行い、学校・関係者へ謝罪。弁護士は検察に対して意見書を提出し、被疑者の反省の深さ、専門医の通院予定、家族の監督体制、被害者との示談成立を根拠に再発可能性の低さを主張。結果として名古屋地検にて不起訴処分がなされた。