【示談金の取り返しに成功!】未成年者との交際を理由に脅迫されたケース
罪名 | 解決結果 |
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健全育成条例違反 | 不起訴・賠償金獲得 |
ご依頼者さまは、SNS上で知り合った未成年女性と、若干の期間交際しました。
女性は当初ご依頼者さまに対して成年済みであると噓を吐いていたため、未成年であることを知りませんでした。
後日、女性の代理人を名乗る男からLINEでメッセージが送られてきました。メッセージ内容は、①女性が未成年であること②賠償金の要求の2点についてでした。
代理人を名乗る男は「誠意ある対応をしなければ警察に通報する」「刑務所へ行ってもらう」など述べてご依頼者さまを脅迫しました。恐怖におびえたご依頼者さまは、多額の金銭支払いに応じてしまいました。
さらに、この男は、最初言われていた金銭が支払われた後もご依頼者さまを脅迫し、追加の金銭を要求していました。
ご依頼者さまは、脅迫されたことに大変怯えており、どのように対応すべきか分からないご状況でした。
まずは落ち着いてもらうため、適切な対応をすれば、突然逮捕されることは少ない類型であるとご説明いたしました。
当弁護士が事案を聴き取ったところ、未成年者だと知らなかったならば必ずしも罪は成立しない上に、むしろ相手を訴えるべき事案であると判断いたしました。
これらのことをご依頼者さまに説明したところ、ご依頼者さまは大変安心され、依頼となりました。
これまでの電話録音で、脅迫と訴えられるだけの証拠は揃っていました。
受任後は、事務所の中で男に電話をかけてもらい、これまでの経緯に関してそれとなく確認を取り、同意させる録音を作成いたしました。
そして、すぐに男に対して脅迫の刑事処罰を求める書面(告訴状)を作成し、ご依頼者さまとともに警察へ向かいました。
警察の担当者に対して、告訴状を提出し、
・未成年者だと知らなかったけれど、申し訳ないとは思っているため、誠意を持って対応したい
・ただし、この脅迫してきた男は絶対に許せないので、きちんと処罰してもらいたい
と伝えました。
この結果、男が逮捕され、男の弁護人を通じて支払った金銭をそのまま返してもらうことで、示談が成立いたしました。
ご依頼者さまに対して、何らかの刑事手続を起こされることもありませんでした。
ご依頼者さまから大変感謝され、とても嬉しい解決となりました。
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