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弁護士の迅速・的確な刑事弁護あたり、以下を伝えましょう。
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法律事務所へ話した内容は、依頼をしなかったとしても、厳格な守秘義務により守られ、口外されることはありません。
刑法第134条・弁護士法第23条によって、承諾を得ずに警察・検察・裁判所その他一切に口外することは、原則許されません。
また、守秘義務は弁護士を辞職しても生涯負うことになります。
万が一にも、業務で知り得た内容を口外すれば、口外した者が懲役刑を科される可能性があります。
岡山中央法律事務所



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富山県の犯罪件数と検挙率
富山県では、令和元年中に4,508件の犯罪が認知され、2,297件が警察によって検挙されました。発生した犯罪事件を警察が検挙した割合を示す検挙率は50.95%です。
過去5年間の富山県における犯罪認知件数は以下のグラフのとおり推移しています。
富山県における犯罪の認知件数は年々減少しています。令和元年には過去最低となる4,508件の認知にとどまりました。一方で、検挙数はわずかな増減を繰り返しながらもほぼ横ばい状態で、目立った変動はありません。
認知件数が減少しながら検挙数はかわらないので検挙率は向上しており、平成30年・令和元年と2年連続で50%の大台を突破しています。平成30年における検挙率の全国平均は37.9%なので、同年の富山県は16ポイント以上も高い水準となりました。
認知された犯罪の半分以上が検挙に結びついているという現状から、富山県は「罪を犯せば逮捕・検挙されやすい県」だといえるでしょう。
警察組織による検挙とは?
検挙といえば、一般的には逮捕をして捜査を進めるイメージがありますが、逮捕されずに検挙される場合もあります。
在宅捜査になれば、身体拘束を受けずに日常生活を送りながら捜査を受けることが可能です。証拠隠滅や逃亡の恐れがないと認められれば、必ずしも逮捕されるとは限りません。
ちなみに弁護士の働きかけにより、逮捕されたが在宅捜査に切り替えてもらえた事例があります。
逮捕されると、起訴・不起訴の確定までに最長23日間の身体拘束を受ける可能性があるので、長期拘束を避けたい場合には弁護士への相談を検討しましょう。
富山県で起こった犯罪の傾向
富山県ではどのような犯罪が発生しているのでしょうか?
令和元年中に発生した犯罪の種類と認知件数の状況をまとめました。
犯罪名 |
認知数 |
窃盗犯 |
3,030件 |
粗暴犯 |
497件 |
知能犯 |
280件 |
風俗犯 |
34件 |
凶悪犯 |
25件 |
その他 |
642件 |
【参考】富山県の犯罪情勢|富山県警察
もっとも多く認知されたのは、空き巣や万引きなどの「窃盗犯」です。前年と比較すると、不法な侵入をともなわない車上ねらいや自販機ねらいといった「非侵入盗」や自転車盗などの「乗り物盗」は大きく減少していますが、空き巣などの「侵入盗」が91件も増加しています。
そのほかの犯罪はわずかに減少、または横ばい状態ですが、令和元年中には「その他」に分類される「略取誘拐」事件が認知されています。犯人は即日で逮捕されましたが、市民の体感治安を低下させてしまう結果となったため、警察の取締りは強化されていると考えるべきでしょう。
富山県で犯罪が多い地区
富山県で認知された事件件数から、犯罪が多い市町村の上位10位をランキングしました。
地域 |
犯罪認知件数 |
富山市 |
2,204件 |
高岡市 |
744件 |
射水市 |
318件 |
砺波市 |
187件 |
魚津市 |
163件 |
滑川市 |
156件 |
氷見市 |
125件 |
黒部市 |
124件 |
南砺市 |
114件 |
中新川郡立山町 |
97件 |
【参考】市町村別犯罪発生状況|富山県警察
富山県内でもっとも犯罪が多く発生したのは人口41万人を抱える富山市でした。2位以下は若干の前後はありながらも人口ランキングとほぼ一致しているので、犯罪の発生と人口の多さは密接に関係しているといえます。
街の規模が大きく人口が多いと犯罪も起きやすいのだから、犯罪の発生件数が多いからといって「治安が悪い」と決めつけることはできません。
令和元年中のみに注目すると、滑川市では前年比56%という急激な増加がみられました。このように説明すると「急激に治安が悪くなった」と感じるかもしれませんが、余罪事件などの認知がかさんだだけで、市民の体感治安には影響していません。
県内全体として治安情勢は安定しており、どの街でも「罪を犯せば逮捕・検挙されやすい」という状況は同じです。