宮崎県で闇バイトに強い弁護士一覧

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宮崎県で闇バイトに強い弁護士が0件見つかりました。

宮崎県で利用できる公的な相談窓口

求人から抜けたい本人と、子どもが巻き込まれていないか心配な家族

相談先電話番号受付時間・対象
近くの警察署・交番県内13署身に危険が迫っているときは110番を。
宮崎県警察 警察安全相談#9110
0985-26-9110
闇バイトの誘いや脅しの相談。
ヤングテレホン(宮崎県警察本部)0985-23-78678時30分〜17時15分(土日祝日と12月29日〜1月3日を除く)。少年本人と保護者の相談。
ヤングテレホン(各警察署)宮崎北 0985-28-7874
宮崎南 0985-51-7373
都城 0986-23-7874
延岡 0982-21-7874
日向 0982-53-6860
県警のページでは年中24時間受付(ほかの署にもあり)。
宮崎法務少年支援センター(思春期ひむか相談室・宮崎少年鑑別所内)0985-22-78309時〜12時15分・13時〜17時。子どもの非行についての相談(無料)。

家族が逮捕されたら:県内1本の当番弁護士の受付

弁護士会は地方裁判所の管轄区域ごとに置かれ(弁護士法第32条)、宮崎県は地裁が1つなので宮崎県弁護士会の1会です。当番弁護士の受付は会の代表電話(0985-22-2466)とは別の受付用の携帯電話(090-3328-3141)1本で、午後5時から午前9時までは留守番電話で受け付けます。頼めるのは本人・家族・親族で、本人は警察官・検察官・裁判官に「当番弁護士を呼んでほしい」と告げれば申し込めます。派遣は1回だけ無料です。逮捕を知ったその日のうちに電話してください。接見を終えた弁護士から、本人の様子と今後の見通しを聞けます。

被害に遭った側の相談先

お金をだまし取られた方は、公益社団法人みやざき被害者支援センター(0985-38-7830・月〜金曜10時〜16時、祝日を除く)や、法テラスの犯罪被害者支援ダイヤル(0120-079714)で相談できます。不起訴に納得できない被害者は、宮崎・都城・延岡の3つの検察審査会に審査を申し立てられます。

出典:宮崎県警察本部「相談窓口・各種制度の案内」、宮崎県警察本部「ヤングテレホン」、法務省「宮崎法務少年支援センター(思春期ひむか相談室)」、宮崎県弁護士会「(刑事)当番弁護士・当番付添人制度」、宮崎県弁護士会「概要・アクセス」、e-Gov法令検索「弁護士法」第32条、宮崎県警察本部「(公社)みやざき被害者支援センター」、法テラス「法テラス宮崎」、裁判所「全国の検察審査会一覧表」

宮崎県で闇バイトに関わってしまったとき、本人と家族が今日すること

SNSで「高収入」「荷物を受け取るだけ」と誘われ、指示役の言うとおりに高齢者宅で現金やカードを受け取る受け子、ATMでお金を引き出す出し子、民家や店に押し入る実行役を担ってしまった本人と、その家族に向けた宮崎県の刑事事件(逮捕・前科・示談・不起訴)のページです。闇バイト以外の詐欺で疑われている方は、詐欺事件の宮崎県ページをご覧ください。お金をだまし取られた側の方は、公益社団法人みやざき被害者支援センター(0985-38-7830)へ相談してください。ここでは役割ごとに問われる罪と、宮崎県都城市・延岡市・日向(ひゅうが)市・日南市・小林市などで逮捕されたときに手続きが進む場所をまとめます。抜けたい人は#9110か近くの警察署へ、家族が逮捕された人は宮崎県弁護士会の当番弁護士の受付(090-3328-3141)へ電話してください。

いまの状況別:最初にすること

応募して身分証の写真を送ったが、指示された仕事にはまだ手を付けていない
指示役への返信をやめ、トーク画面は消さずに残してください。宮崎県警察の警察安全相談(#9110・0985-26-9110)か、近くの警察署に相談してください。20歳未満の本人や保護者は、各警察署のヤングテレホンも使えます。何も実行していない段階で離れれば、罪に問われる行為をしないまま抜けられます。
「抜けたら家に行く」「家族に危害を加える」と脅されている
警察庁は、闇バイトから抜けようと相談した本人と家族を警察が保護すると呼びかけています。危険が迫っているときは、ためらわずに110番してください。
受け取り・引き出し・侵入をすでにしてしまった
詐欺・窃盗などの共犯として捜査を受ける立場です。宮崎県の刑法犯で令和7年に逮捕まで至ったのは検挙された人の28.5%(算出・罪名を分けない値)です。警察から連絡が来る前に刑事事件を扱う弁護士へ相談し、出頭するなら付き添いを頼んでください。
家族が宮崎県内の警察署に逮捕された
宮崎県弁護士会の当番弁護士は、県内どこの警察署でも受付電話が090-3328-3141の1本です。頼めるのは本人・家族・親族で、午後5時から翌朝9時までは留守番電話で受け付けます。派遣は1回だけ無料なので、逮捕を知った時点で申し込んでください。

出典:警察庁「いわゆる『闇バイト』の危険性について」、宮崎県警察本部「相談窓口・各種制度の案内」、宮崎県警察本部「ヤングテレホン」、宮崎県弁護士会「(刑事)当番弁護士・当番付添人制度」、宮崎県警察本部「(公社)みやざき被害者支援センター」、警察庁「犯罪統計資料(令和7年1〜12月分【確定値】)」第10表

闇バイトで逮捕されてから裁判まで、宮崎県内で手続きが進む場所

警察は逮捕から48時間以内に事件を検察官へ送り、検察官は24時間以内に勾留を請求するかを決めます。勾留は原則10日間で、延長されると最長20日間です(刑事訴訟法第203条・第205条・第208条)。口裏合わせを疑われると接見禁止が付き、家族は面会できず、話せるのは弁護士だけになることがあります。流れは逮捕後の流れの解説で詳しく読めます。

宮崎県警察の警察署は13署で、受け持ち区域は「警察署の名称、位置及び管轄区域を定める条例」の別表で決まっています。宮崎市は大淀川の中心線を境に、北が宮崎北署、南が宮崎南署、高岡町が高岡署の受け持ちで、高岡署は国富町・綾町も担当します。都城署は三股町、小林署は高原町まで受け持ちます。警察から連絡が来たら、本人がいる署の名前を控えて弁護士に伝えてください。接見に向かう先がその場で決まります。

強盗致傷の裁判員裁判は宮崎市の本庁だけ、合議は2か所、少年事件は3か所

宮崎地方裁判所と宮崎家庭裁判所は、本庁(宮崎市旭)と日南・都城・延岡の3支部、家裁の日向・高千穂の2出張所からなります。押し入った家の人にけがをさせて強盗致傷に問われると裁判員裁判となり、県内どこの事件でも宮崎地裁の本庁だけで開かれます。3人の裁判官で審理する合議事件を扱うのは宮崎(本庁)と延岡支部の2か所で、日南支部と都城支部の区域の合議は本庁に回ります。20歳未満の少年事件は宮崎(本庁)・都城・延岡の3か所の家庭裁判所が扱うため、宮崎県都城市や小林市・えびの市では、少年事件は都城、合議事件は宮崎と担当がずれます。

地域 警察署(条例の受け持ち区域) 地裁(1人の裁判官の事件) 合議事件 少年事件 地域にある拘置支所 裁判員裁判 控訴審
宮崎市・国富町・綾町宮崎北(大淀川の中心線以北)、宮崎南(同以南)、高岡(高岡町・国富町・綾町)本庁本庁本庁宮崎拘置支所本庁福岡高裁宮崎支部
宮崎県西都市・児湯郡西都(西都市・西米良村ほか)、高鍋(高鍋町・新富町・木城町・川南町・都農町)本庁本庁本庁なし本庁福岡高裁宮崎支部
県南(日南市・串間市)日南(日南市)、串間(串間市)日南支部本庁本庁なし本庁福岡高裁宮崎支部
宮崎県都城市・三股町都城(都城市・三股町)都城支部本庁都城支部都城拘置支所本庁福岡高裁宮崎支部
宮崎県小林市・えびの市・高原町小林(小林市・高原町)、えびの(えびの市)都城支部本庁都城支部なし本庁福岡高裁宮崎支部
宮崎県延岡市・門川町延岡(延岡市)、日向(門川町)延岡支部延岡支部延岡支部延岡拘置支所本庁福岡高裁宮崎支部
宮崎県日向市・美郷町・諸塚村・椎葉村日向(日向市・美郷町・諸塚村・椎葉村の大部分)延岡支部(家裁は日向出張所)延岡支部延岡支部なし本庁福岡高裁宮崎支部
西臼杵郡(高千穂町・日之影町・五ヶ瀬町)高千穂(西臼杵郡)延岡支部(家裁は高千穂出張所)延岡支部延岡支部なし本庁福岡高裁宮崎支部

※警察署は「警察署の名称、位置及び管轄区域を定める条例」別表(最終改正は平成22年のため、合併後の市町村名に読み替えています)、裁判所は裁判所「宮崎県内の管轄区域表」、拘置支所は法務省の施設一覧によります。門川町と美郷町の旧北郷村は、警察は日向署ですが簡易裁判所は延岡です。新富町の一部と椎葉村の一部は西都署、木城町の中之又は日向署、都城市夏尾町の御池周辺は小林署の受け持ちです。拘置支所の列は地域にある施設を示すだけで、起訴後に移る先を示すものではありません。

宮崎県内に刑務所と少年院はなく、拘置施設は宮崎拘置支所(宮崎市大字糸原)と都城拘置支所(都城市早鈴町)=鹿児島刑務所の支所、延岡拘置支所(延岡市桜小路)=大分刑務所の支所の3つです。20歳未満の人が観護措置を受けると、宮崎市鶴島の宮崎少年鑑別所に入ります。接見に来た弁護士には、指示を受けて動いた日と場所を、回数の分だけ書き出して渡してください。裁かれる庁と、家族が宮崎市へ通う回数の見当がつきます。

県外で動いた件と、控訴審が福岡高裁宮崎支部になること

県外で動いた件はその土地の警察も捜査し、裁判の場所は犯罪地か被告人の住所・居所・現在地で決まります(刑事訴訟法第2条第1項)。同じグループの事件が宮崎県内にもあれば、起訴のあとに別の件で改めて逮捕されることがあります。控訴審は県内全域とも、宮崎市旭の福岡高等裁判所宮崎支部で開かれます。県外の件も含め、動いた場所と回数を隠さず弁護士に話してください。別件での再逮捕に備えた弁護方針を早くから立ててもらえます。

出典:宮崎県法規集「警察署の名称、位置及び管轄区域を定める条例」、宮崎県警察本部「各警察署の連絡先及び施設の紹介」、裁判所「宮崎県内の管轄区域表」、宮崎地方裁判所「管内の裁判所の所在地」、宮崎地方裁判所「県内の裁判員制度関連情報」、福岡高等裁判所「管内の裁判所の所在地」、法務省「全国の矯正管区・矯正施設・矯正研修所一覧」、法務省「少年院一覧」、法務省「少年鑑別所一覧」、制度の参考:e-Gov法令検索「刑事訴訟法」

闇バイトで担った役割ごとの罪と刑罰、宮崎県内で裁かれる場所

闇バイトという名前の罪はなく、罰せられるのは指示を受けて実際にした行為です。動きごとの罪・法定刑・公訴時効と、宮崎県内で審理する裁判所は次のとおりです。

指示された動き問われる主な罪法定刑公訴時効宮崎県内で審理する裁判所
高齢者宅などで現金やキャッシュカードを受け取る(受け子)詐欺(刑法第246条)10年以下の拘禁刑7年事件の地域を受け持つ裁判所
受け取ったカードでATMから引き出す(出し子)窃盗(第235条)10年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金7年事件の地域を受け持つ裁判所
留守の家や店舗に入る住居侵入・建造物侵入(第130条)+窃盗侵入は3年以下の拘禁刑または10万円以下の罰金侵入は3年事件の地域を受け持つ裁判所
暴行や脅迫で金品を奪う強盗(第236条第1項)5年以上の有期拘禁刑10年地域の本庁・支部(合議事件になれば宮崎か延岡)
奪う際に家の人にけがをさせた強盗致傷(第240条)無期または6年以上の拘禁刑15年宮崎地裁本庁の裁判員裁判
家の人が亡くなった強盗致死(第240条)死刑または無期拘禁刑なし宮崎地裁本庁の裁判員裁判

※刑名は令和7年6月1日施行の拘禁刑に合わせ、時効は刑事訴訟法第250条によります。組織的な犯行とされれば、組織犯罪処罰法の組織的詐欺(1年以上の有期拘禁刑)に問われる場合もあります。罪種ごとの逮捕の割合は宮崎県の公表資料から取れないため、役割ごとの逮捕の割合は載せていません。

受け子は、だまされた人から現金やカードを受け取った時点で、詐欺を実行した一人として扱われます。宮崎県迷惑行為防止条例は第4条第1項第4号で、公共の場所で性的な好奇心をそそる仕事や異性の客をもてなす接客の仕事に就くよう勧誘することを禁じています(罰則は第9条第1項の50万円以下の罰金又は拘留若しくは科料)。一方で、受け子を集める行為そのものを罰する県条例の規定は確認できず、実行役を裁くのは刑法などの法律です。

指示役が匿名で、抜けると言うと脅される場合

警察庁は、中心人物が匿名のまま実行役をSNSなどでその都度集める匿名・流動型犯罪グループが、特殊詐欺や強盗に関わっているとしています。警察庁の令和7年の資料では、全国でこうしたグループの資金獲得犯罪により検挙された人のうち、詐欺の約1割、強盗の約4割が少年でした。脅されて動いた場合でも行為ごとに罪に問われ、件数が増えるほど処分は重くなります。脅しのメッセージは画面ごと保存し、家族と一緒に近くの警察署へ相談に行ってください。自分から離れて相談した事実は、処分を決める場面で有利な事情として扱われる可能性があります。

出典:宮崎県法規集「宮崎県迷惑行為防止条例」、警察庁「令和6年版 警察白書 特集(匿名・流動型犯罪グループ)」、警察庁 広報資料「令和7年における少年非行及び子供の性被害の状況について」(宮崎県警察本部掲載)、警察庁「いわゆる『闇バイト』の危険性について」、制度の参考:e-Gov法令検索「刑法」第130条・第235条・第236条・第240条・第246条、e-Gov法令検索「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律」

闇バイトの容疑を認める場合・否認する場合

認めるなら、関わった件数と弁償の段取りを早く固める

処分を決めるのは、宮崎地方検察庁の本庁(宮崎市別府町)か日南・都城・延岡の各支部の検察官です。重く見られるのはグループの中での役回り、関わった件数、被害の弁償の進み具合です。応募したきっかけ、指示の日時と中身、受け取った報酬、脅しの有無を日付順にまとめ、接見のたびに弁護士へ渡しましょう。被害者が複数いるときは、家族が用意できる金額と時期を弁護士に伝え、分割を含めて弁償の順番を組んでもらいましょう。勾留中に紹介者や仲間へ連絡しようとすると、証拠を隠すおそれがあると見られ、勾留の延長や保釈を認めない理由にされます(刑事訴訟法第60条第1項第2号・第89条第4号)。

事件が捜査機関に知られる前に名乗り出れば自首に当たり、刑が軽くなる可能性があります(刑法第42条第1項)。犯人がすでに特定されていれば自首には当たりませんが、自分から出頭したことは処分を決める事情として考慮されます。宮崎北署・都城署・延岡署など、どの署へ出頭するときも、日程を決める前に弁護士に同行を頼んでください。

「犯罪とは知らなかった」と争うなら、答え方を決めてから取調べに臨む

争点になるのは、自分が犯罪の一部を担っていると、いつの時点でどこまで分かっていたかです。取調べの前には、言いたくないことは言わなくてよいと告げられます(刑事訴訟法第198条第2項)。調書の内容が自分の話と違えば、署名も押印も拒めます(同条第5項)。取調べの録音・録画が義務になるのは強盗致傷など裁判員裁判の対象事件などに限られ、詐欺・窃盗・強盗の取調べは義務の対象外です(同法第301条の2)。県内の署で聞かれたことと答えたことをその日のうちにメモし、次の接見で弁護士に伝えてください。接見は警察官の立会いなしで行えます(同法第39条第1項)。

出典:宮崎地方検察庁「交通案内・所在地・連絡先」、制度の参考:e-Gov法令検索「刑法」第42条、e-Gov法令検索「刑事訴訟法」第39条・第60条・第89条・第198条・第301条の2

起訴後の保釈、公訴時効、在留資格への影響

強盗と強盗致傷は裁量保釈、受け子・出し子は口裏合わせの疑いが争点

保釈は起訴されて被告人になってから求めるもので、起訴前には使えません(刑事訴訟法第88条第1項・第207条第1項ただし書)。強盗と強盗致傷は短期1年以上の拘禁刑に当たるため権利保釈の対象から外れ(第89条第1号)、第90条により裁判所が裁量で許すかを判断します。詐欺と窃盗は第1号に当たりませんが、共犯者の多い事件では罪証隠滅のおそれ(第4号)を理由に退けられやすくなります。第2号は長期10年を超える罪で有罪とされた前歴が要件なので、詐欺や窃盗の前科だけでは当てはまりません。

全国では、令和7年に第一審を終えた被告人のうち勾留されていた35,125人中11,132人(31.7%・算出)が保釈で釈放されました。身元引受人の誓約書や勤め先・学校の書面は、起訴の前から準備を始めましょう。

共犯の時効は、件ごとに最後の行為が起点

共犯者がいる事件では、その事件の最後の行為が終わった時点から、全員の公訴時効が一斉に進みます(刑事訴訟法第253条第2項)。国外にいる間に時効が止まる規定(第255条第1項)は国外にいる本人だけに働くため、指示役が海外にいても、宮崎県内で暮らす実行役の時効は止まりません。動いた日付を事件ごとにメモし、接見で弁護士に渡してください。どの件がいつ時効を迎えるかを整理してもらえます。

技能実習・特定技能・留学の資格なら、執行猶予でも退去強制の手続きに

宮崎県の在留外国人は令和7年末で12,981人で、技能実習4,821人と特定技能3,043人が全体の60.6%を占め、全国の20.5%を大きく上回ります(算出)。これらと留学は入管法の別表第一の資格で、第24条第4号の2が刑法第36章(窃盗・強盗)と第37章(詐欺・恐喝)の罪を対象にしているため、別表第一の資格の人は、執行猶予付きの拘禁刑でも退去強制の手続きに入ります。永住者や日本人の配偶者など別表第二の資格なら、第24条第4号リの「1年を超える拘禁刑」に当たるかが基準で、刑の全部に執行猶予が付けば対象になりません。最初の接見で、在留資格の種類と期限を弁護士に知らせてください。入管の手続きまで見通した弁護を受けられます。

出典:裁判所「司法統計年報 刑事編(令和7年)」第32表、宮崎地方裁判所「県内の裁判員制度関連情報」、出入国在留管理庁「令和7年末現在における在留外国人数」、制度の参考:e-Gov法令検索「刑事訴訟法」第88条〜第90条・第253条〜第255条、e-Gov法令検索「出入国管理及び難民認定法」第24条

宮崎県の闇バイト事件で弁護士に頼めること・選び方・費用

宮崎県内の闇バイト事件で弁護士が力を注ぐのは、身柄の早期解放と被害者への弁償の2つで、逮捕前なら県内の署への出頭の付き添いも頼めます。

身柄の解放

検察官に勾留を求めないよう働きかけ、勾留決定には準抗告で不服を申し立て、起訴後は保釈を求めます。不起訴や刑の見通しは刑事処分の決まり方の解説で読めます。

弁償と示談

捜査機関を通じて被害者の了解を得たうえで、分割払いも含めて弁償を申し入れます。進め方は被害者との示談交渉に関する記事にまとめています。

県北・県西・山間部の署なら、接見に通えるかを最初に聞く

宮崎県弁護士会は県内でただ一つの弁護士会で、会員は138名(2026年10月1日現在)、支部はありません。日弁連の紹介では会員の8割強が宮崎市周辺に事務所を構え、延岡・都城・日南の地裁支部はそれぞれ本庁から車で1時間程度です。本人が延岡署・高千穂署・日向署・えびの署・串間署などにいると、宮崎市の事務所からの接見は移動が長くなり、接見のたびの日当と交通費が費用に加わります。問い合わせの電話で本人のいる署の名前を伝え、次の4つへの答えを比べてから依頼先を決めてください。

依頼する前に聞いておく4つのこと

  • 本人がいる署へ、依頼したその日か翌日に接見に行けるか
  • 強盗致傷として宮崎地裁本庁の裁判員裁判になっても、引き続き担当できるか
  • 接見禁止が付いたとき、家族との面会を求めて一部解除を申し立てられるか
  • 県北や県西の署へ接見に行く1回ごとの日当・交通費と、福岡高裁宮崎支部の控訴審まで任せた場合の費用

当番弁護士も、勾留後に付く国選弁護人も、自分で選ぶことはできません。逮捕前から弁護士を付けたいときや、強盗致傷で宮崎地裁本庁の裁判員裁判になりそうなときは、家族が早めに私選弁護人を探しましょう。

費用の目安と、宮崎県内の法テラス

総額の目安は、着手金・報酬金・接見の日当を合わせて70万円〜130万円程度で、被害者に支払う弁償金は別です。内訳の考え方は弁護士費用の解説で紹介しています。法テラスの県内の拠点は、宮崎市旭の法テラス宮崎(0570-078367・平日9時〜17時)と、宮崎市と延岡市祇園町の法テラスの法律事務所の3か所です。ただし法テラス宮崎の無料法律相談(一般相談)は、刑事事件が対象外です。費用のめどが立たないときは、接見に来た当番弁護士にそのまま伝えてください。国選弁護人や弁護士会の法律援助につなぐ流れを案内してもらえます。

出典:日本弁護士連合会「弁護士会別会員数(2026年10月1日現在)」、日本弁護士連合会「[九州]宮崎県弁護士会」、宮崎県弁護士会「(刑事)当番弁護士・当番付添人制度」、法テラス「法テラス宮崎」、法テラス「法テラス宮崎 アクセス」、法テラス「法テラス延岡法律事務所」

宮崎県の闇バイト関連事件の検挙状況

宮崎県警察と警察庁の公表資料からは、県内で闇バイトに応じて加わった人の検挙人数を取り出せません。受け子・出し子・実行役が関わりやすい特殊詐欺・強盗・侵入盗と、逮捕の割合に絞って示します(どれも闇バイトの事件だけの値ではありません)。令和7年の県内の刑法犯認知件数は4,717件で前年より10.3%増えましたが、人口10万人当たりでは463.5件(算出)で、多いほうから34番目です。

特殊詐欺は173件・約14億円、現金を手渡しさせる型も

県警の集計で、令和7年の特殊詐欺は173件・約14億1,344万円で、前年の155件・約11億158万円から件数で11.6%、被害額で28.3%増えました(算出)。令和8年は8月末までに110件・約9億8,470万円(暫定値)で、犯人への渡し方は振込型の68件が最も多い一方、現金を直接手渡しさせる現金手交型が16件ありました。知人や先輩から「荷物を受け取るだけ」「カードを預かるだけ」と頼まれたら、その場で断ってください。

※宮崎県警察の表は、令和6年・7年の合計にもSNS型投資・ロマンス詐欺を含めています。SNS型を除いて数える集計とは範囲が違うため、ほかの集計とは並べていません。令和8年4月から県警の手口の分類が13類型になり、ニセ警察詐欺が独立しました(8月末で25件)。

強盗は令和8年1〜8月に7件、侵入盗は前年より増加

宮崎県の区分件数補足
強盗(令和7年)2件(検挙2件)人口10万人当たり0.20件(全国1.16件・算出)
強盗(令和8年1〜8月・暫定値)7件前年同期は0件
侵入盗(令和7年)323件(前年255件)人口10万人当たり31.7件(全国38.4件・算出)

※令和7年は宮崎県警察「刑法犯 認知・検挙状況(令和7年確定値)」と警察庁「犯罪統計資料」第6表、令和8年1〜8月は警察庁「犯罪統計資料」の暫定値です。人口当たりは令和7年国勢調査の宮崎県の人口(1,017,628人)で割っています。強盗や侵入盗のうち闇バイトによるものの件数は公表されておらず、強盗の増減について宮崎県警察は理由を示していません。

刑法犯の逮捕は3割弱、7割は在宅で捜査

令和7年に県内で刑法犯として検挙された1,472人のうち、逮捕されたのは420人(28.5%・算出)で、全国の32.2%を下回り、71.5%は身柄を拘束されない在宅のまま捜査が進みました。令和8年1〜8月の暫定値でも26.9%です。罪名ごとの割合は公表されていないため、闇バイトの事件にこの割合がそのまま当てはまるとは限りません。在宅で呼び出しを受けた段階で弁護士に依頼してください。被害弁償の話し合いと、検察官に出す意見書の準備を早く始められます。

出典:宮崎県警察本部「犯罪統計」、宮崎県警察本部「刑法犯 認知・検挙状況(令和7年確定値)」、宮崎県警察本部「特殊詐欺の発生状況について(全国7月末・宮崎8月末)」、警察庁「犯罪統計資料(令和7年1〜12月分【確定値】)」、警察庁「犯罪統計資料(令和8年1〜8月分)」、総務省統計局「令和7年国勢調査 結果の要約」

宮崎県の闇バイト事件でよくある質問

Q1. 宮崎県都城市で出し子をして、都城署に逮捕されました。裁判はどこで開かれますか?

1人の裁判官が審理する事件なら、都城市八幡町の宮崎地裁都城支部が担当します。都城支部は合議事件を扱わないため、3人の裁判官による審理になれば宮崎市の本庁に回り、強盗致傷などの裁判員裁判も本庁だけです。20歳未満なら、家庭裁判所の都城支部が少年事件を扱います。弁護士に依頼すれば、起訴される罪の見込みと、宮崎市まで通う必要があるかを早い段階でつかめます。

Q2. 宮崎県延岡市の高校生の子が受け子をして逮捕されました。家庭裁判所と少年鑑別所はどこですか?

延岡市の少年事件は、延岡市東本小路の宮崎家庭裁判所延岡支部が扱います。観護措置が付けば、宮崎市鶴島の宮崎少年鑑別所に入ります。18歳・19歳の特定少年が強盗に問われた場合は、原則として事件が検察官へ送り返され、成人と同じ刑事裁判になります(少年法第62条第2項)。指示役とのやり取りが残るスマートフォンは初期化させず、弁護士に見せてください。

Q3. 日向市や門川町で逮捕されたら、警察署と裁判所はどこになりますか?

どちらも日向署の受け持ちですが、簡易裁判所の区域は日向市が日向簡裁、門川町が延岡簡裁と分かれます。地裁はどちらも延岡支部の区域で、合議事件と少年事件も延岡支部、裁判員裁判は宮崎市の本庁です。当番弁護士は日向署でも県内共通の090-3328-3141で受け付けます。署の名前が分かったら、その日のうちに電話してください。

Q4. 宮崎県日南市や串間市の事件は、どこの裁判所で扱いますか?

1人の裁判官の事件は日南支部(日南市飫肥)ですが、合議事件も少年事件も宮崎市の本庁に回ります。警察署は日南市が日南署、串間市が串間署です。宮崎市まで出廷する回数が増えるため、依頼の際に日当と交通費の見積もりをもらいましょう。

Q5. 宮崎市内で逮捕されたら、宮崎北署と宮崎南署のどちらの事件になりますか?

条例の別表では、高岡町を除く宮崎市のうち大淀川の中心線より北が宮崎北署(錦本町)、南が宮崎南署(大字恒久)、高岡町は高岡署の受け持ちです。逮捕された場所と、本人が留置される署が同じとは限りません。警察から連絡が来たら、本人がいる署の名前を聞き取り、そのまま弁護士に伝えてください。

Q6. 夜中に家族の逮捕を知りました。当番弁護士に申し込めますか?

受付電話(090-3328-3141)は、午後5時から午前9時まで留守番電話で受け付けています。頼めるのは本人・家族・親族です。朝を待たずに、本人の氏名・いる署・罪名と自分の連絡先を留守番電話に残してください。

Q7. 起訴されたあとの面会はどこへ行けばいいですか?宮崎県内に刑務所はありますか?

宮崎県内に刑務所はなく、拘置施設は宮崎拘置支所(0985-41-1121)・都城拘置支所(0986-21-2876)・延岡拘置支所(0982-33-3332)の3つです。移る先は事件ごとに違います。面会に行く前に、弁護士から本人の居場所を聞いておきましょう。

Q8. 控訴したら、県外の裁判所まで通うことになりますか?

宮崎県内の事件の控訴審は、宮崎市旭の福岡高等裁判所宮崎支部が担当するため、県外へ通う必要はありません。刑事の書類の窓口は刑事書記官室(0985-68-5119)です。控訴審まで同じ弁護士に任せるかを、判決の前に決めておきましょう。

Q9. 法テラス宮崎で闇バイトの相談はできますか?

法テラス宮崎の無料法律相談(一般相談)は借金・離婚・相続・労働問題などが対象で、刑事事件は対象外です。逮捕された本人には当番弁護士、勾留後は本人の請求で付く国選弁護人の制度があります。家族が逮捕されたら、法テラスではなく当番弁護士の受付(090-3328-3141)へ電話してください。

出典:裁判所「宮崎県内の管轄区域表」、宮崎地方裁判所「管内の裁判所の所在地」、宮崎地方裁判所「宮崎の裁判所の電話がダイヤルインになりました」、宮崎県法規集「警察署の名称、位置及び管轄区域を定める条例」、法務省「全国の矯正管区・矯正施設・矯正研修所一覧」、法務省「少年鑑別所一覧」、宮崎県弁護士会「(刑事)当番弁護士・当番付添人制度」、法テラス「法テラス宮崎」、制度の参考:e-Gov法令検索「少年法」第62条

宮崎県で闇バイトの事件に対応する弁護士を探す 次の指示が届く前に、刑事事件を扱う弁護士へ相談してください

宮崎県内の事件は、合議は宮崎と延岡、少年事件は宮崎・都城・延岡、強盗致傷の裁判員裁判は本庁と、地域と罪名で手続きの場所が変わります。県北や県西の署まで接見に通えるかは事務所ごとに違います。家族が宮崎県内の署にいるなら、すぐ接見に動ける事務所を選び、今日のうちに連絡してください。

参考資料・更新情報

※本コンテンツは2026年10月13日時点で確認できた公表情報をもとに作成しています。刑法犯の認知件数は宮崎県警察「刑法犯 認知・検挙状況(令和7年確定値)」、身柄措置(逮捕か在宅か)と強盗・侵入盗の件数は警察庁「犯罪統計資料」(令和7年確定値・令和8年1〜8月は暫定値)、特殊詐欺は宮崎県警察の集計(SNS型投資・ロマンス詐欺を含む・令和8年は8月末の暫定値)、少年の割合は警察庁の令和7年の全国値、保釈の人数は裁判所「司法統計年報 刑事編(令和7年)」第32表の全国値、在留外国人数は令和7年末、弁護士会の会員数は2026年10月1日現在の値です。人口10万人当たりの件数・順位・逮捕の割合・増加率は公表値から算出しました。宮崎県内で闇バイトに応じて加わった人の検挙人数は、公表資料で確認できなかったため記載していません。刑名は令和7年6月1日施行の拘禁刑に合わせて記載しています。制度や窓口の情報は変更される場合があるため、利用前に各機関および法律事務所の公式情報をご確認ください。本コンテンツは一般的な情報提供を目的とするもので、個別の事件についての法的助言ではありません。

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