【飲酒・暴行事件で不起訴】酩酊状態で暴行、示談が成立し不起訴処分となった事例
暴行罪・傷害罪
60代男性
罪名 | 解決結果 |
---|---|
暴行罪 | 不起訴処分 |
事件の内容
飲み会で酩酊状態となり、飲食店の従業員に対して、殴る等の暴行を働き、検察から取調べを受けていた事案
ご相談から依頼までの経緯
酩酊状態で殴る等の暴行をしたとして、検察官から取調べを受けていると、ご本人からご相談をお受けしました。
ご事情をお伺いすると、酩酊のため記憶がない旨、検察官に主張した所、否認と扱われ、起訴すると言われている状態でした。その上、目撃者もいたため暴行は事実と判断し、被害者に謝罪して示談したいとのご希望でした。
弁護方針としては、示談交渉でご依頼を受けましたが、まずは起訴を止めることが先決と判断し、弁護活動を開始しました。
弁護活動の結果
まずは、私から、被害者との示談を希望していること、示談交渉の結果が出るまで処分を待つよう検察官へ伝え、了承を得ることができました。
その後、示談に応じていただくことができ、無事不起訴処分となりました。
暴行事件や、痴漢・盗撮事件などで多いのが、検察官の取調べを受けてからあわてて弁護士に相談に来るケースです。示談交渉では、遅れて被害者へ示談を持ち掛けても、「今更」と応じてもらえない可能性があります。
起訴の可能性がある場合は、まず終局処分をストップしてもらい、示談に着手致しますが、時間が経過する前にご相談ください。当事務所では、プライバシーに配慮し、仕事などに影響しないよう、迅速に対応致します。