【一部執行猶予事例】刑を実質的に約半分に短縮した事例
薬物・大麻
30代男性
罪名 | 解決結果 |
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覚せい剤取締法違反 | 懲役2年(実質1年) |
事件の内容
覚せい剤取締法違反の事例
ご相談から依頼までの経緯
依頼者は罪を認めていましたが、依頼者には同種前科があったため、実刑は避けられない状況で、いかに刑期を短縮できるかが勝負でした。
依頼者は生まれた時から身寄りがなく、施設暮らしで、情状証人を探すのが困難でしたが、ともかくも、依頼後、直ちに情状証人を探すことにしました。
弁護活動の結果
依頼者からこれまでの生育歴・職歴等を詳しく聞き取り、子供の時にお世話になった施設の長と、逮捕直前まで勤めていた勤務先の経営者の2人に、情状証人になってもらうことができ、依頼者の出所後の支援を約束する旨、力強く証言してくれました。
裁判官は、これらの証言を評価し、前科があるため懲役2年という刑であるものの、実質的には1年で出所できることになりました。