執行猶予中に万引きをしたものの不起訴処分を得た事例
窃盗罪・万引き
40代女性
罪名 | 依頼費用 | 解決結果 |
---|---|---|
窃盗罪 | 60万円 | 不起訴処分 |
事件の内容
依頼者は過去に万引きを繰り返しており、執行猶予中の立場でした。
先日、スーパーで万引きをしてしまい店外に出たところ店員に車のナンバーをメモされたような気がしました。
そこで、後日逮捕されるのではないかと不安になり当事務所に依頼をしました。
ご相談から依頼までの経緯
弁護士と一緒に自首をしたところ、やはり被害届が出ていました。自首をしたことも考慮して逮捕はせずに在宅捜査にて進めてもらえることとなりました。
執行猶予中のため、起訴されると実刑判決になる可能性が高いことから、起訴猶予を目指すこととしました。
弁護活動の結果
まずは被害店との示談交渉をしましたが、商品代金の賠償こそ受けてくれましたが、示談には応じてもらえませんでした。
次に、再犯防止のため、専門の医療機関を受診し、通院をしてもらいました。そして、書類送検の後、主治医の意見書とともに起訴猶予を求める弁護士の意見書を担当検察官に提出したところ、今回に限って更生のチャンスをいただき、不起訴処分(起訴猶予)となり、本件は解決しました。