【傷害罪／示談成立】公務員による暴行事件　示談成立による免職を防いだ事例

依頼者は飲酒後、泥酔状態で電車に乗車しました。
その際、乗車中の男性と口喧嘩になってしまい、その勢いで男性の顔面を殴打してしまいました。

依頼者の方は公務員であったため、起訴されてしまうと職を失ってしまう、という状況でした。
お酒を飲んだ勢いでの犯行であり、免職は何としてでも防ぎたいというご相談を受け、正式にご依頼を受けました。

弁護士が被害者の間に入り、たびたび示談交渉を重ねました。
被害者の方は「今回の被害がトラウマになっているため、今後電車に乗ることができない」等の行き過ぎたともとられる主張を述べていましたが、誠心誠意のご対応を続けていたところ、示談金100万円での交渉が成立し、不起訴処分となりました。