危険運転致傷で起訴されるも、ご家族の支えと更生の意欲により執行猶予を獲得した事例
| 罪名 | 解決結果 |
|---|---|
| 危険運転致傷 | 執行猶予付き判決(実刑を回避し、社会内での更生が認められました) |
40代の男性が、飲酒後に車を運転して人身事故を起こしてしまった事案です。飲酒の影響が事故に大きく関わっていると判断され、通常の過失による事故よりも重い刑罰が規定されている「危険運転致傷罪」として扱われることになりました。ご本人は自身の行為の重大さを深く反省するとともに、ショックを受けているご家族への影響や今後の生活に対して、強い不安を抱えていらっしゃいました。
事故の翌日という非常に早い段階で、ご本人と奥様が当事務所へご相談に来られました。当初、お二人はこれからの手続きや生活がどうなるのか全く分からず、憔悴しきったご様子でした。弁護士が刑事手続きの見通しや具体的な弁護方針について丁寧にご説明したことで、信頼をいただき、即日のご依頼となりました。
受任後、何よりもまずお怪我をされた被害者の方に対し、ご本人の謝罪の意を伝えるとともに、誠実な賠償交渉を進めることに注力しました。法的には、より刑罰の軽い罪名への変更を目指して検察官と粘り強く協議しましたが、最終的には危険運転致傷罪で起訴されることとなりました。 厳しい状況ではありましたが、弁護士は速やかに執行猶予の獲得へと方針を切り替え、公判の準備を進めました。法廷では、ご本人の深い反省の情を示すとともに、奥様にも証人として出廷していただきました。ご家族が再発防止を誓い、しっかりと監督していく体制があることを真摯に訴えた結果、裁判官に更生の可能性が認められ、執行猶予付きの判決を得ることができました。これにより実刑を回避し、ご家族と共に生活を立て直すための第一歩を踏み出すことができました。
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