大麻所持の嫌疑をかけられたが不起訴処分を得た事例
薬物・大麻
30代男性
罪名 | 依頼費用 | 解決結果 |
---|---|---|
大麻取締法違反 | 55万円 | 不起訴処分 |
事件の内容
依頼者は車を運転していたところパトロール中の警察車両に停止を求められ、車内の所持品検査を受けました。
すると、警察はドアポケットに入っていた電子タバコのカートリッジを見つけました。カートリッジを開けるとその中から乾燥した植物片が発見されました。
ご相談から依頼までの経緯
警察は大麻ではないかと疑い、その場で植物片の簡易検査をしましたが結果は偽陽性だったことから、正式な鑑定に回すということでその時は解放されました。
植物片が大麻かもしれないと考えた依頼者は、後日の逮捕、起訴をさけるべく当事務所に依頼をしました。
弁護活動の結果
依頼者は知人から電子タバコだと勧められてその場で吸った後、車のドアポケットに入れたままにしていました。
カートリッジの中身を見たこともなく、タバコが入っているものと思っていました。
鑑定結果は大麻でした。
そこで、依頼者には大麻の認識はなかったこと、また吸い殻であり所持の故意もなかったことを主張する意見書を警察へ提出し、逮捕はしないよう求めたところ、在宅捜査で進めてもらえることになりました。
書類送検の後、検察官から呼び出しがありましたが、その際の対応も事前に打ち合わせをして臨みました。
その結果、検察官は嫌疑は不十分と判断し、不起訴処分となり、事件は解決しました。