滋賀県で刑事事件の加害者や逮捕された方の弁護・相談に強い外国語対応可能な弁護士一覧

滋賀県の犯罪件数と検挙率

滋賀県では令和2年、6,039件の犯罪が事件として認知されており、全国第24位の多さになっております。またその中では、2,511件が検挙にいたっており、こちらは全国第31位の多さになっております。
起こしてしまった事件を警察が認知した場合に、検挙に至る可能性は41.58%になります。
こちらは、三重県に次いで、全国第41位の高さになっております。

過去数年で滋賀県の犯罪認知件数・検挙数・検挙率は、以下のように推移しています。

参考：刑法犯検挙件数および検挙率の推移、滋賀県の犯罪認知件数と犯罪率の推移、令和２年1～12月犯罪統計【確定値】

滋賀県の人口は横ばい傾向にありますが、犯罪の認知件数も大幅に下がっている傾向です。検挙の件数も少なくなっていますが、検挙率はほぼ横ばい状態です。

犯罪の認知件数が大幅に減少しながらも検挙される件数の減少幅は小さく、検挙される割合は大きくなっているので、滋賀県は「罪を犯せば逮捕されやすい」という状況にあるといえるでしょう。

警察組織による検挙とは？

検挙といえば、一般的には逮捕をして捜査を進めるイメージがありますが、逮捕されずに検挙される場合もあります。

在宅捜査になれば、身体拘束を受けずに日常生活を送りながら捜査を受けることが可能です。証拠隠滅や逃亡の恐れがないと認められれば、必ずしも逮捕されるとは限りません。

ちなみに弁護士の働きかけにより、逮捕されたが在宅捜査に切り替えてもらえた事例があります。

逮捕されると、起訴･不起訴の確定までに最長23日間の身体拘束を受ける可能性があるので、長期拘束を避けたい場合には弁護士への相談を検討しましょう。

滋賀県で起こった犯罪の傾向

令和3年の滋賀県全体の犯罪件数は5,814件になっております。犯罪の内容としては窃盗犯とその他の刑法犯が多い傾向にあります。

令和3年のそれぞれの認知数は、以下のとおりです。

参考：令和４年警察白書 統計資料

もっとも多く発生しているのが万引きや空き巣などの窃盗犯で、全体の約32％を占めています。

また、他の都道府県と比較して知能犯が多くなっているところが特徴的です。

参考：令和４年警察白書 統計資料