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弁護士の迅速・的確な刑事弁護あたり、以下を伝えましょう。
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・容疑がかかっている罪と、事件の詳細
・弁護士に望むこと(早期釈放、不起訴、無罪主張など)
法律事務所へ話した内容は、依頼をしなかったとしても、厳格な守秘義務により守られ、口外されることはありません。
刑法第134条・弁護士法第23条によって、承諾を得ずに警察・検察・裁判所その他一切に口外することは、原則許されません。
また、守秘義務は弁護士を辞職しても生涯負うことになります。
万が一にも、業務で知り得た内容を口外すれば、口外した者が懲役刑を科される可能性があります。
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長野県の犯罪件数と検挙率
長野県では、令和元年中に8,504件の犯罪が認知されました。そのうち4,154件が警察によって検挙されたので、発生した犯罪事件を警察が検挙した割合を示す検挙率は48.85%です。
過去5年間の長野県における犯罪認知件数は以下のグラフのとおり推移しています。
【参考】刑法犯認知・検挙状況|長野県警察
長野県では、緩やかながら着実に認知件数が減少しています。一方で、検挙件数はほぼ横ばい状態が続いており、認知に占める検挙の割合は増加傾向です。
平成30年における検挙率の全国平均は37.9%ですが、同年の長野県では47.17%を示しており、全国平均より9ポイント以上も上回っています。
長野県の検挙率は以前から全国平均を上回る水準を推移しているので「罪を犯せば逮捕・検挙を受けやすい」と考えておくべきでしょう。
警察組織による検挙とは?
検挙といえば、一般的には逮捕をして捜査を進めるイメージがありますが、逮捕されずに検挙される場合もあります。
在宅捜査になれば、身体拘束を受けずに日常生活を送りながら捜査を受けることが可能です。証拠隠滅や逃亡の恐れがないと認められれば、必ずしも逮捕されるとは限りません。
ちなみに弁護士の働きかけにより、逮捕されたが在宅捜査に切り替えてもらえた事例があります。
逮捕されると、起訴・不起訴の確定までに最長23日間の身体拘束を受ける可能性があるので、長期拘束を避けたい場合には弁護士への相談を検討しましょう。
長野県で起こった犯罪の傾向
長野県で、令和元年中に発生した犯罪の種類と認知件数の状況をまとめました。
犯罪名 |
認知数 |
窃盗犯 |
6,245件 |
粗暴犯 |
485件 |
知能犯 |
429件 |
風俗犯 |
108件 |
凶悪犯 |
52件 |
その他 |
1,185件 |
【参考】刑法犯 罪種別 認知・検挙件数・検挙人員|長野県警察
もっとも認知数が多かったのは「窃盗犯」でした。窃盗犯は、空き巣などの侵入盗、万引きなどの非侵入盗、自転車盗などの乗り物盗に分類されます。侵入盗・非侵入盗の検挙率は50%を超えているので、盗みが発覚すれば逮捕・検挙を免れるのは難しいでしょう。
「粗暴犯」では、暴行で95%、傷害では75%という高い確率で検挙されています。
「その他」とは、占有離脱物横領や公務執行妨害など、手口で分類できない犯罪をまとめたものですが、なかでも認知が目立つのが「器物損壊」です。器物損壊の認知数は845件で、個別の罪名では窃盗の次に多く認知されています。
長野県で犯罪が多い地区
長野県で認知された事件件数から、犯罪が多い市町村の上位10位をランキングしました。
地域 |
犯罪認知件数 |
長野市 |
1,843件 |
松本市 |
1,665件 |
上田市 |
742件 |
佐久市 |
359件 |
飯田市 |
352件 |
安曇野市 |
350件 |
諏訪市 |
283件 |
茅野市 |
240件 |
千曲市 |
230件 |
塩尻市 |
213件 |
【参考】市町村別刑法犯認知件数一覧表(令和元年確定値)|長野県警察
犯罪が多い市町村の上位ランキングは、各市町村別の人口ランキングとほぼ一致しています。
人口が集中し、交通・商業がともに発展している長野市・松本市では、ほかの市町村と比べると自転車盗と万引きが突出して多く発生している状況です。街頭犯罪の認知が中心なので「都会は治安が悪い」というわけではありません。
また、ランキング圏外ですが伊那市では96件の器物損壊が発生しています。人口がほぼ同程度の塩尻市でも28件しか発生していないことを考えると、認知の総数は低くても市民の体感治安は決して高くないでしょう。