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永淵総合法律事務所



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山梨県の犯罪件数と検挙率
山梨県では、令和元年中に3,985件の犯罪が認知され、1,850件が警察によって検挙されました。発生した犯罪事件を警察が検挙した割合を示す検挙率は46.42%です。
過去5年間の山梨県における犯罪認知件数は以下のグラフのとおり推移しています。
山梨県における犯罪の認知件数は、ここ5年間で大幅に減少しています。とくに、平成27(2015)年から平成28(2016)年にかけては1,336件も減少しました。
一方で、検挙数は2,000件前後を安定して推移しています。認知件数が減少し、検挙数はほぼ横ばいなので、検挙率は上昇傾向です。平成30(2018)年には、一気に46.52%まで上昇し、全国平均の37.9%よりも大幅に上回る結果になりました。
街頭犯罪の抑止対策などが功を奏している状況もありますが、とくにここ数年で山梨県は「罪を犯せば逮捕・検挙されやすい県」になったといえるでしょう。
警察組織による検挙とは?
検挙といえば、一般的には逮捕をして捜査を進めるイメージがありますが、逮捕されずに検挙される場合もあります。
在宅捜査になれば、身体拘束を受けずに日常生活を送りながら捜査を受けることが可能です。証拠隠滅や逃亡の恐れがないと認められれば、必ずしも逮捕されるとは限りません。
ちなみに弁護士の働きかけにより、逮捕されたが在宅捜査に切り替えてもらえた事例があります。
逮捕されると、起訴・不起訴の確定までに最長23日間の身体拘束を受ける可能性があるので、長期拘束を避けたい場合には弁護士への相談を検討しましょう。
山梨県で起こった犯罪の傾向
山梨県では、令和元年中にどのような犯罪が発生していたのでしょうか?
山梨県で発生した犯罪の種類と認知件数の状況をまとめました。
犯罪名 |
認知数 |
窃盗犯 |
3,016件 |
粗暴犯 |
199件 |
知能犯 |
166件 |
風俗犯 |
36件 |
凶悪犯 |
19件 |
【参考】刑法犯認知・検挙状況|山梨県警察
もっとも多く認知されたのは、空き巣などの侵入盗・万引きなどの非侵入盗・自転車盗などの乗り物盗を含む「窃盗犯」で、全体の75.6%を占めています。次に多かったのは暴行・傷害などの「粗暴犯」、続いて詐欺・横領・汚職などの「知能犯」、賭博やわいせつ犯などの「風俗犯」が認知されました。
平成30年から令和元年にかけては、窃盗犯・粗暴犯・風俗犯が減少しましたが、知能犯・凶悪犯はわずかに増加しています。
振り込め詐欺などをはじめとする特殊詐欺が前年比プラス21件・被害総額プラス3,474万円となっていることもあり、パトロールや職務質問が強化されているのは確実です。
山梨県で犯罪が多い地区
山梨県が公開しているデータをもとに、山梨県内で認知された事件件数の市町村上位10位をランキングしました。
地域 |
犯罪認知件数 |
甲府市 |
1,141件 |
笛吹市 |
432件 |
南アルプス市 |
337件 |
中巨摩郡昭和町 |
268件 |
甲斐市 |
263件 |
中央市 |
187件 |
山梨市 |
185件 |
富士吉田市 |
149件 |
甲州市 |
146件 |
韮崎市 |
142件 |
【参考】平成31年・令和元年中の概況(市町村別過去10年認知状況を含む)|山梨県警察
山梨県内で犯罪認知件数がもっとも多かったのは甲府市でした。人口約19万人を抱える県内最大の都市で、商業・交通ともに発展しているので、当然の結果だといえます。
2位以下は、若干の前後はあるものの人口のランキングとほぼ同じ結果となり、人口が多い街ほど犯罪も発生しやすいという傾向が顕著です。
このように見ると、山梨県内にはとくに「治安が良い・悪い」といった地区はなく、全体的に治安情勢は安定しています。検挙率も高い水準にあるため、どの街でも罪を犯せば逮捕・検挙される確率は高いと考えておくべきでしょう。