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万が一にも、業務で知り得た内容を口外すれば、口外した者が懲役刑を科される可能性があります。
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ベリーベスト法律事務所
| 住所 |
〒238-0004 神奈川県横須賀市小川町14-1ニッセイ横須賀センタービル2階(横須賀オフィス) |
|---|---|
| 最寄駅 | 京急本線「横須賀中央」駅 東口より徒歩10分 |
| 営業時間 |
平日:09:30〜21:00 土曜:09:30〜18:00 日曜:09:30〜18:00 祝日:09:30〜18:00 |
ベリーベスト法律事務所
| 住所 |
〒221-0835 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町3-33-8アーバンセンター横浜ウエスト10階(横浜オフィス) |
|---|---|
| 最寄駅 | 各線「横浜」駅より徒歩10分 |
| 営業時間 |
平日:09:30〜21:00 土曜:09:30〜18:00 日曜:09:30〜18:00 祝日:09:30〜18:00 |
弁護士 金井 啓(小笹勝弘法律事務所)
アトム法律事務所 横浜支部
| 住所 |
〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸1-11-15横浜STビル5階 |
|---|---|
| 最寄駅 | JR・東急・京急・相鉄・ブルーライン「横浜」徒歩3~5分 |
| 営業時間 |
平日:10:00〜18:00 土曜:10:00〜18:00 日曜:10:00〜18:00 祝日:10:00〜18:00 |
湘南よこすか法律事務所
ベリーベスト法律事務所
| 住所 |
〒210-0006 神奈川県川崎市川崎区砂子2丁目11番29号平松川崎ビル5階(川崎オフィス) |
|---|---|
| 最寄駅 | JR「川崎」駅 東口より徒歩7分、京急「川崎駅」中央口より徒歩5分 |
| 営業時間 |
平日:09:30〜21:00 土曜:09:30〜18:00 日曜:09:30〜18:00 祝日:09:30〜18:00 |
弁護士 立木 勇介(法律事務所横濱アカデミア)
弁護士 佐藤 恵輔(扶桑第一法律事務所)
| 住所 |
〒231-0007 神奈川県横浜市中区弁天通2-21アトム関内ビル2階 |
|---|---|
| 最寄駅 | 日本大通り駅から徒歩4分 |
| 営業時間 |
平日:09:00〜22:00 土曜:09:00〜17:00 日曜:09:00〜17:00 祝日:09:00〜17:00 |
アトム法律事務所 横浜支部
| 住所 |
〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸1-11-15横浜STビル5階 |
|---|---|
| 最寄駅 | JR・東急・京急・相鉄・ブルーライン「横浜」徒歩3~5分 |
| 営業時間 |
平日:07:00〜24:00 土曜:07:00〜24:00 日曜:07:00〜24:00 祝日:07:00〜24:00 |
弁護士 木村 洋平(川崎さくら法律事務所)
| 住所 |
〒210-0012 神奈川県川崎市川崎区宮前町8-13大幸ビル403 ※お電話が繋がらない場合は、メールまたはLINEよりお問い合わせください。 |
|---|---|
| 最寄駅 | JR川崎駅より徒歩11分 |
| 営業時間 |
平日:08:30〜20:00 土曜:08:30〜20:00 日曜:08:30〜20:00 祝日:08:30〜20:00 |
相州法律事務所
弁護士法人オリオン法律事務所 川崎支部
東京スタートアップ法律事務所 横浜支店
| 住所 |
〒221-0835 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-21-1サントーコーダイヤビル8階 803号室 |
|---|---|
| 最寄駅 | 『横浜駅』徒歩5分 |
| 営業時間 |
平日:06:30〜22:00 土曜:06:30〜22:00 日曜:06:30〜22:00 祝日:06:30〜22:00 |
安永法律事務所
| 住所 |
〒231-0868 神奈川県横浜市中区石川町1-13-2トーセイ石川町ビル |
|---|---|
| 最寄駅 | 関内駅、横浜駅でお打ち合わせをする機会が多いです/ご相談者様に合わせて柔軟に伺います! |
| 営業時間 |
平日:09:00〜22:00 土曜:09:00〜22:00 日曜:09:00〜22:00 祝日:09:00〜22:00 |
あいち刑事事件総合法律事務所 横浜支部
| 住所 |
〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸2-10-27東武立野ビル8階 |
|---|---|
| 最寄駅 | 横浜駅より徒歩9分 |
| 営業時間 |
平日:00:00〜24:00 土曜:00:00〜24:00 日曜:00:00〜24:00 祝日:00:00〜24:00 |
春田法律事務所 横浜オフィス
| 住所 |
〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸1‐11‐11NMF横浜西口ビル7階 |
|---|---|
| 最寄駅 | JR・京浜急行線・相鉄線「横浜」駅西口 徒歩5分 東急東横線・みなとみらい線「横浜」駅西口 徒歩5分 横浜市営地下鉄線「横浜」駅9番出口 徒歩3分 |
| 営業時間 |
平日:00:00〜23:59 土曜:00:00〜23:59 日曜:00:00〜23:59 祝日:00:00〜23:59 |
ベリーベスト法律事務所
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〒194-0022 東京都町田市森野1-13-14日本生命町田ビル5階(町田オフィス) |
|---|---|
| 最寄駅 | 小田急小田原線「町田駅」より徒歩3分、JR横浜線「町田駅」から徒歩6分 |
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平日:09:30〜21:00 土曜:09:30〜18:00 日曜:09:30〜18:00 祝日:09:30〜18:00 |
ベリーベスト法律事務所
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〒250-0011 神奈川県小田原市栄町1-6-4勝俣組ビル5階(小田原オフィス) |
|---|---|
| 最寄駅 | JR・小田急線・箱根登山電車・伊豆箱根鉄道大雄山線 「小田原」駅 東口から徒歩2分 |
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平日:09:30〜21:00 土曜:09:30〜18:00 日曜:09:30〜18:00 祝日:09:30〜18:00 |
エイトフォース法律事務所
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〒151-0053 東京都渋谷区代々木1−25−5BIZ SMART代々木3階 |
|---|---|
| 最寄駅 | 代々木駅徒歩3分 |
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平日:07:00〜24:00 土曜:07:00〜24:00 日曜:07:00〜24:00 祝日:07:00〜24:00 |
弁護士法人アライズ溝の口法律事務所
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|---|---|
| 最寄駅 | JR南武線「武蔵溝ノ口」駅より徒歩2分 東急田園都市線「溝の口」駅より1分 |
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平日:10:00〜20:00 土曜:10:00〜20:00 日曜:10:00〜20:00 祝日:10:00〜20:00 |
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藤沢市で利用できる公的な相談窓口
弁護士に依頼するかどうかを決める前でも利用できる公的な窓口があります。逮捕された直後については、弁護士を1回派遣してもらえる当番弁護士の制度があります。藤沢市内には神奈川県弁護士会の法律相談センターが置かれていないため、区外のセンターを利用することになります。
| 窓口 | 所在地 | 連絡先 | 受付時間 | 内容 |
|---|---|---|---|---|
| 神奈川県弁護士会 (当番弁護士の派遣申込) |
― | 045-212-0010 | 平日9時から17時は職員が対応。それ以外の時間帯も留守番電話で24時間受付 | 逮捕・勾留された人のもとへ弁護士を派遣する制度です。派遣は無料ですが、同一の事件について原則1回のみで、継続して依頼する場合は費用が必要になります。申込には、申込者の氏名・住所・電話番号、逮捕された人の氏名・性別・生年月日、逮捕された場所などが必要です。 |
| 横浜駅西口法律相談センター | 横浜市神奈川区鶴屋町2-23-2 TSプラザビル4階 |
045-620-8300 | 月・火・木・金は9時30分から17時、水曜は20時30分まで、土曜・日曜は9時30分から15時30分 | 藤沢駅からJR東海道線で向かえる立地です。土曜・日曜と水曜の夜間も受け付けています。 |
| 関内法律相談センター | 横浜市中区日本大通9 神奈川県弁護士会館1階 |
045-211-7700 | 電話予約は月曜から金曜の9時30分から17時。相談は午前9時15分から11時45分、午後1時15分から4時15分 | 横浜地方裁判所・横浜地方検察庁と同じ日本大通にあります。予約制です。 |
| 海老名法律相談センター | 海老名市中央3-2-5 イオン海老名3階 |
046-236-5110 | 電話予約は月曜から金曜の10時から12時30分、13時30分から17時。相談は午前10時15分から12時30分、午後1時45分から4時45分 | 湘南台・長後方面から小田急線で向かいやすい立地です。予約制です。 |
| 法テラス神奈川 | 横浜市中区山下町2 産業貿易センタービル10階 |
0570-078308 | 予約受付は平日9時から17時 | 国選弁護や刑事被疑者弁護援助などの制度の窓口です。 |
出典:神奈川県弁護士会「逮捕された時」、同「法律相談センター一覧」、法テラス「法テラス神奈川」
藤沢市の刑事事件と弁護士相談
藤沢市の2025年の刑法犯認知件数は2,463件で、前年の2,466件からほぼ横ばいでした。ただし総数が変わらない一方で中身は動いており、自転車盗が54件減った反面、万引きが59件、空き巣が15件、オートバイ盗が22件増えています。神奈川県全体が9.5%増えているなかで横ばいを保った点も特徴です。ここでは藤沢市の刑事事件に関する統計と、逮捕された後の手続の流れ、市内の警察署や相談窓口を、公的機関が公表している情報にもとづいて整理しています。
藤沢市の刑事事件に関する基本情報
- 刑法犯認知件数(2025年)
- 2,463件。前年(2,466件)から3件減とほぼ横ばいで、神奈川県全体の約4.9%を占めます。
- 総数は横ばいだが中身が入れ替わっている
- 自転車盗が54件減った一方、万引きが59件増えました。空き巣も33件から48件へ増えています。
- 県全体の増加傾向とは異なる
- 神奈川県全体は9.5%増、横浜市は8.1%増でしたが、藤沢市はほぼ変わっていません。
- 自転車盗が最も多い
- 自転車盗712件は市全体の約29%を占めます。減少はしていますが依然として中心です。
- 市内の警察署は2署
- 藤沢警察署と藤沢北警察署が市内を分担して管轄しています。
藤沢市の刑事事件・犯罪認知件数【2025年】
総数はほぼ横ばいで、県全体の増加傾向とは異なる
神奈川県警察が公表している市区町村別の認知件数によると、2025年(令和7年)に藤沢市で認知された刑法犯は2,463件でした。前年の2,466件から3件減とほぼ横ばいです。神奈川県全体が45,716件から50,059件へ9.5%増えているなかで、藤沢市は増加していません。罪種別に見ると窃盗犯が35件増えた一方、器物損壊や住居侵入を含む「その他」が43件、粗暴犯が19件減っています。
| 罪種 | 2025年 | 2024年 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 凶悪犯(強盗・放火など) | 15件 | 20件 | -5件 |
| 粗暴犯(暴行・傷害・恐喝など) | 148件 | 167件 | -19件 |
| 窃盗犯(自転車盗・万引きなど) | 1,829件 | 1,794件 | +35件 |
| 知能犯(詐欺など) | 155件 | 145件 | +10件 |
| 風俗犯(不同意わいせつなど) | 83件 | 64件 | +19件 |
| その他(器物損壊・住居侵入など) | 233件 | 276件 | -43件 |
| 合計 | 2,463件 | 2,466件 | -3件 |
神奈川県警察公表の年計値(2025年は12月末確定値、2024年は確定値)。
出典:神奈川県警察「刑法犯 罪名別 市区町村別 認知件数」、同「過去の犯罪統計資料」
自転車盗が減り、万引きと空き巣が増えた
窃盗犯の手口ごとに見ると、最も多いのは自転車盗712件で市全体の約29%を占めますが、前年の766件から54件減りました。代わって万引きが298件から357件へ59件増え、空き巣も33件から48件へ15件増えています。空き巣は住居に侵入する手口であり、件数は多くないものの前年から5割近く増えている点は注意が必要です。
| 手口 | 2025年 | 2024年 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 自転車盗 | 712件 | 766件 | -54件 |
| 万引き | 357件 | 298件 | +59件 |
| オートバイ盗 | 98件 | 76件 | +22件 |
| 車上ねらい | 89件 | 80件 | +9件 |
| 部品ねらい | 52件 | 50件 | +2件 |
| 空き巣 | 48件 | 33件 | +15件 |
| 自動車盗 | 33件 | 23件 | +10件 |
| 忍込み | 9件 | 22件 | -13件 |
| 出店荒し | 5件 | 14件 | -9件 |
上記のほか、手口が細分化されない「その他」に分類される件数があるため、個別の手口を合計しても窃盗犯の計とは一致しません。
風俗犯が19件増えている
罪名ごとに見ると、風俗犯が64件から83件へ19件増えています。一方で暴行は73件から60件へ、器物損壊は147件から127件へ、住居侵入は65件から44件へ減りました。藤沢市は江ノ島や鵠沼海岸といった海岸部に人が集まる時期があり、季節によって発生の傾向が変わる面があります。
| 罪名 | 2025年 | 2024年 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 詐欺 | 145件 | 139件 | +6件 |
| 器物損壊等 | 127件 | 147件 | -20件 |
| 傷害 | 76件 | 74件 | +2件 |
| 暴行 | 60件 | 73件 | -13件 |
| 住居侵入 | 44件 | 65件 | -21件 |
| 不同意わいせつ | 24件 | 26件 | -2件 |
認知件数は、警察が犯罪の発生を確認した件数です。住んでいる人の数に対する犯罪の割合を示すものではなく、駅の利用者数や商業施設の規模、被害の届出がどれだけ行われたかによって大きく変わります。藤沢市は神奈川県警察が市区町村別に件数を公表している単位であり、政令指定都市ではないため行政区ごとの内訳は公表されていません。
藤沢市で家族が逮捕されたときの手続と時間の制限
逮捕から起訴・不起訴が決まるまでの流れ
逮捕された後の手続には、法律で上限となる時間が定められています。藤沢市内で逮捕された場合は、藤沢警察署または藤沢北警察署で身柄を預かったうえで、検察官への送致、勾留の請求という順に進みます。
警察が取調べを行い、身柄と事件を検察官に送致するかどうかを判断します。この段階から弁護士は本人と面会できます。
検察官が、勾留を請求するか、身柄を解放するかを判断します。勾留が請求されると裁判官が本人に会って判断します。
勾留が決まると、原則10日間身柄の拘束が続きます。やむを得ない事由があると認められた場合はさらに延長されることがあります。
検察官が起訴するか、不起訴とするかを判断します。起訴された場合は横浜地方裁判所または藤沢簡易裁判所で審理されます。
「起訴されるまで最長23日間」という説明を目にすることがありますが、これは手続の上限を示したもので、すべての事件でこの期間拘束されるわけではありません。事案の内容や証拠の状況によっては、勾留が請求されずに解放される場合もあります。また保釈は起訴された後の被告人について請求できる制度であり、逮捕・勾留の段階にある被疑者は保釈を請求できません。この段階では、勾留の請求や決定に対して意見を述べたり、不服を申し立てたりする活動が中心になります。
制度の参考:裁判所「刑事事件Q&A」、法務省「検察庁・検察官に関するQ&A」、e-Gov法令検索「刑事訴訟法」
裁判所・検察庁は市外にあるため移動を見込む
藤沢市内には藤沢簡易裁判所がありますが、地方裁判所と地方検察庁は市内に置かれていません。起訴された後の審理や検察官による取調べは、事件の内容によって横浜市中区の本庁で行われます。家族が向かう場合は移動時間を見込んでおく必要があります。
連絡を受けた時点で確認しておく情報
- 本人がどの警察署にいるのかを確認します。市内であれば藤沢警察署か藤沢北警察署のいずれかです。
- どのような容疑で逮捕されたのか、逮捕された日時はいつかを聞き取ります。
- すでに検察官に送致されているか、勾留の請求がされているかという手続の段階を確認します。
- 本人の勤務先や学校への対応が必要か、家族で先に方針を決めておきます。
- 差し入れや着替えについて、その警察署の取扱い時間と方法を確認します。
逮捕された直後は家族が本人と面会できない場合があります。時間の制限がある手続なので、方針を決める前であっても、早い段階で弁護士に状況を伝えて見通しを聞いておくと判断しやすくなります。
藤沢市を管轄する警察署と刑事手続に関わる機関
市内の警察署は2署
藤沢市内には藤沢警察署と藤沢北警察署の2つの警察署があります。藤沢駅周辺や鵠沼、江ノ島方面といった南部は藤沢警察署、湘南台や長後、辻堂北部といった北部は藤沢北警察署が担当しています。
| 警察署 | 所在地 | 電話番号 | おおよその担当区域 |
|---|---|---|---|
| 藤沢警察署 | 〒251-0028 藤沢市本鵠沼4丁目1番8号 | 0466-24-0110 | 藤沢駅周辺・鵠沼・辻堂・江ノ島など市の南部 |
| 藤沢北警察署 | 〒252-0805 藤沢市円行2丁目5番地の1 | 0466-45-0110 | 湘南台・長後・六会・善行など市の北部 |
担当区域はおおよその目安です。町名単位の正確な管轄は神奈川県警察の案内で確認してください。
出典:神奈川県警察「警察署名から探す」、同「住所から探す(警察署の管轄)」
市内にあるのは簡易裁判所のみ
藤沢市内には藤沢簡易裁判所が置かれていますが、地方裁判所と地方検察庁の本庁・支部はありません。起訴された事件の審理は、罪の重さや手続の種類によって藤沢簡易裁判所または横浜市中区の横浜地方裁判所で行われます。少年事件の審判も横浜家庭裁判所で扱われます。
| 機関 | 所在地 | 藤沢市の事件との関係 |
|---|---|---|
| 藤沢簡易裁判所 | 〒251-0054 藤沢市朝日町1-8 | 比較的軽い罪の事件や略式手続の審理 |
| 横浜地方裁判所 | 〒231-8502 横浜市中区日本大通9 | 起訴された事件の審理、勾留に関する裁判官の判断など |
| 横浜家庭裁判所 | 〒231-8585 横浜市中区寿町1-2 | 20歳未満の少年事件の審判 |
| 横浜地方検察庁 | 〒231-0021 横浜市中区日本大通9 横浜法務合同庁舎(電話 045-211-7600) | 送致された事件の処理、起訴・不起訴の判断 |
| 横浜刑務所 | 〒233-8501 横浜市港南区港南4-2-2 | 刑が確定した後に収容される施設 |
裁判所の電話番号は部署ごとに分かれているため、下記の公式サイトの窓口案内で確認してください。どの裁判所で審理されるかは事件の内容によって異なります。勾留中の身柄をどの施設で預かるかも事件によって異なります。
出典:裁判所「管内の裁判所の所在地(横浜地方裁判所)」、検察庁「横浜地方検察庁」、法務省「横浜刑務所」
藤沢市で相談が多い刑事事件の類型
藤沢市の認知件数の内訳からは、自転車盗が件数の中心である一方、万引き・空き巣・オートバイ盗が増えていることが読み取れます。以下は統計上の件数が多い類型と、それぞれで問題になりやすい点です。
自転車盗
自転車盗712件は市全体の約29%を占めます。前年から54件減りましたが依然として最も多い手口です。藤沢駅・辻堂駅・湘南台駅の周辺には大規模な駐輪場があり、被害の中心になっています。鍵のかかっていない自転車を持ち去った場合も窃盗にあたると判断されることがあり、乗り捨てた場合は占有離脱物横領として扱われることもあります。防犯登録の番号から後日持ち主が判明することもあります。
万引き
万引きは357件と前年の298件から59件増え、市内で最も増加の大きい手口になりました。藤沢駅周辺や辻堂の商業施設で店舗側が警察へ引き渡す運用をとっている場合があり、被害額が小さくても手続が進むことがあります。同じ店舗で繰り返している場合は、背景にある事情と再発を防ぐ体制を示すことが重要になります。
空き巣・住居侵入
空き巣は33件から48件へ15件増えました。住居侵入そのものは65件から44件へ減っていますが、空き巣は住居に侵入して金品を盗む手口であり、窃盗と住居侵入の両方が問題になります。侵入の方法や滞在時間、被害額によって処分の見通しが変わります。
オートバイ盗・車両関係
オートバイ盗は98件と前年の76件から22件増え、自動車盗も23件から33件へ増えました。車上ねらい89件と部品ねらい52件を合わせると141件になります。オートバイや自動車は被害額が大きくなりやすく、部品を取り外した場合や複数台に関わっている場合は、身柄の拘束が続くことがあります。
暴行・傷害
粗暴犯は148件で前年から19件減りました。暴行は73件から60件へ減り、傷害は76件でほぼ横ばいです。藤沢駅周辺には飲食店が集まる一帯があり、飲酒を伴う口論から発展した事件では双方の言い分の整理が必要になります。けがの程度と示談が成立するかどうかが処分の見通しに影響します。
少年事件
20歳未満の当事者に関する相談も寄せられます。少年事件では処罰よりも立ち直りに向けた環境の調整が重視されるため、家庭や学校の受け入れ体制をどう整えるかが中心の論点になります。藤沢市の少年事件は横浜家庭裁判所で扱われます。
刑事事件で弁護士に依頼できる対応
本人との接見と取調べへの助言
弁護士は、家族が面会できない段階でも本人と面会できます。取調べで何を聞かれているのかを確認し、供述調書に署名を求められたときの考え方や、黙秘についての判断材料を本人に伝えます。事実と違う内容が記録されないようにするための助言もこの段階で行います。
身柄の解放に向けた活動
勾留の請求前であれば、検察官に対して身柄を解放すべき事情を伝えます。勾留が決まった後は、その判断に対して不服を申し立てることができます。起訴された後は保釈を請求し、住居や家族の監督体制を示して、判断の材料を裁判所に提出します。
被害者や店舗との示談交渉
被害者がいる事件では、謝罪と被害の回復について話し合うことが処分の見通しに影響します。自転車やオートバイの盗難では被害品の返還や修理費の負担が論点になり、万引きでは店舗や運営会社が相手になります。被害者が個人の場合、連絡先は加害者側に知らされないことが通常であり、弁護士が窓口となって進めます。
繰り返している場合の環境調整
自転車盗や万引きでは、同じ種類の行為を繰り返しているケースがあります。その場合は、背景にある事情と、再発を防ぐためにどのような環境を整えるのかを示すことが重要になります。弁護士は、家族の協力や通院・就労といった具体的な体制を整理して提出します。
起訴後の刑事裁判への対応
起訴された場合は、藤沢簡易裁判所または横浜地方裁判所で審理が行われます。事実を認めている事件では、反省の内容や再発を防ぐ体制を示して量刑について主張します。事実に争いがある事件では、証拠の内容を確認して反対尋問や証拠の請求を行います。
少年事件での環境調整
20歳未満の少年の事件は、原則として家庭裁判所に送られ、処分は横浜家庭裁判所で判断されます。少年事件では処罰よりも立ち直りに向けた環境を整えることが重視されるため、家庭や学校、就労先の受け入れ体制を整理して裁判所に伝える活動が中心になります。18歳・19歳は特定少年として扱われ、一部の事件では扱いが異なります。
制度の参考:裁判所「少年事件Q&A」、e-Gov法令検索「少年法」
藤沢市で刑事事件を依頼する弁護士の選び方
相談する前に確認しておきたい点
- 刑事事件を継続して取り扱っているかを確認します。取扱分野に刑事事件が挙げられているかは事務所のページで確認できます。
- 連絡がついてから接見までにどれくらいかかるかを聞きます。時間の制限がある手続なので、初動の速さは重要です。
- 身柄がどの署にあるかを伝えたうえで、その署へすぐ向かえるかを確認します。藤沢警察署と藤沢北警察署では場所が離れています。
- 少年事件の経験があるかを確認します。当事者が20歳未満の場合、手続と重視される点が成人の事件と異なります。
- 今後の見通しについて、断定ではなく、想定される複数の可能性として説明してくれるかを確認します。
- 報告の方法と頻度を決めておきます。本人と面会できない家族にとって、接見後の報告は状況を知る手段になります。
- すでに国選弁護人がついている場合に、私選に切り替えるかどうかも含めて相談できるかを確認します。
弁護士費用で確認しておきたい項目
刑事事件の弁護士費用は事務所ごとに設定が異なります。金額そのものだけでなく、どの範囲までが含まれるのかを事前に確認しておくと、後の認識の違いを防げます。
見積もりの段階で確認する項目
- 相談料が無料か有料か、有料の場合は時間あたりいくらかを確認します。
- 着手金に含まれる活動の範囲を確認します。起訴前までなのか、起訴後の裁判まで含むのかで金額は変わります。
- 少年事件の場合、家庭裁判所での審判までを含むのかを確認します。
- 不起訴や身柄の解放といった結果に応じて発生する報酬の条件を確認します。
- 接見のための交通費や日当など、実費の扱いを確認します。横浜市内の事務所に依頼する場合や、横浜地方裁判所で審理される場合は移動が発生します。
- 示談金や被害の弁償にあてる費用は、弁護士費用とは別に必要になることを確認します。
費用を負担できない場合に利用できる制度もあります。勾留される前の被疑者については刑事被疑者弁護援助制度、勾留された被疑者・被告人については国選弁護制度があり、いずれも法テラスが窓口となっています。利用の条件は制度ごとに異なるため、詳細は法テラスに確認してください。
制度の参考:法テラス「法テラス神奈川」
藤沢市の刑事事件でよくある質問
藤沢駅の駐輪場から自転車を持ち出したとして呼び出されました
自転車盗は藤沢市で最も多い手口で、712件が認知されています。鍵のかかっていない自転車であっても、他人の物を持ち去った場合は窃盗にあたると判断されることがあります。乗り捨てただけの場合は占有離脱物横領として扱われることもありますが、どちらにあたるかは経緯によって判断が分かれます。防犯登録の番号から持ち主が判明するため、時間が経ってから連絡が来ることもあります。まずは事実関係を整理したうえで、被害品を返せる状態かどうかを確認してください。
家族がどの警察署にいるのか分かりません
藤沢市には藤沢警察署と藤沢北警察署の2つの警察署があります。逮捕された場所がおおよそ分かれば絞り込めます。藤沢駅周辺・鵠沼・辻堂・江ノ島方面は藤沢警察署、湘南台・長後・六会方面は藤沢北警察署です。分からない場合は両署に問い合わせる方法があります。弁護士に依頼している場合は、弁護士が確認して家族に伝えることもできます。
藤沢市内に法律相談センターはありますか?
神奈川県弁護士会の法律相談センターは藤沢市内には置かれていません。最寄りは横浜駅西口法律相談センター(045-620-8300)で、藤沢駅からJR東海道線で向かえます。土曜・日曜と水曜の夜間も受け付けています。湘南台・長後方面からは小田急線で海老名法律相談センター(046-236-5110)も選択肢になります。なお逮捕された直後については、当番弁護士の派遣を045-212-0010で申し込めます。
逮捕された直後に弁護士を呼べますか?費用はかかりますか?
神奈川県弁護士会の当番弁護士制度を利用すると、逮捕・勾留された人のもとへ弁護士が派遣されます。申込先は045-212-0010で、平日9時から17時は職員が対応し、それ以外の時間帯も留守番電話で24時間受け付けています。派遣そのものは無料ですが、同一の事件について原則1回のみです。その後も継続して弁護活動を依頼する場合は費用が必要になり、負担が難しい事情がある場合は国選弁護や刑事被疑者弁護援助の制度を法テラス神奈川に確認してください。
逮捕される前でも弁護士に相談できますか?
相談できます。警察から呼び出しを受けている段階や、任意の取調べを受けている段階での相談も可能です。この段階で相談しておくと、取調べで何を聞かれるのかや、供述の内容についての考え方を整理したうえで対応できます。なお当番弁護士は逮捕・勾留された人を対象とする制度なので、逮捕前の相談は法律相談センターや事務所への直接の相談を利用します。
家族が面会できない場合でも、弁護士は本人に会えますか?
会えます。弁護士は、家族との面会が制限されている段階でも本人と面会できます。本人の言い分を聞き取ったうえで、家族に状況を伝えることもできます。まずはどの警察署にいるかを確認して伝えてください。
私選弁護人と国選弁護人はどう違いますか?
私選弁護人は本人や家族が弁護士を選んで依頼するもので、費用は依頼する側が負担します。国選弁護人は、勾留されている被疑者・被告人が資力の要件などを満たす場合に国が選任するもので、弁護士を指名することはできません。どの段階からつくかも異なるため、逮捕直後から特定の弁護士に依頼したい場合は私選を検討することになります。
被害者に自分や家族から直接謝罪してもよいですか?
直接連絡することは避けてください。被害者の意向がわからない段階での連絡は、かえって心情を悪化させたり、証拠に働きかけたと受け取られたりするおそれがあります。被害者の連絡先は加害者側に知らされないことが通常であり、謝罪や示談の申し入れは弁護士を通じて行います。
勾留を請求するかどうかは逮捕から72時間以内に判断されます。方針が決まっていない段階でも、まずは状況を伝えて見通しを聞いておくことができます。
参考資料・更新情報
- 神奈川県警察「刑法犯 罪名別 市区町村別 認知件数」、同「過去の犯罪統計資料」
- 神奈川県警察「警察署名から探す」、同「住所から探す(警察署の管轄)」
- 裁判所「管内の裁判所の所在地(横浜地方裁判所)」
- 裁判所「刑事事件Q&A」、同「少年事件Q&A」
- 検察庁「横浜地方検察庁」、法務省「検察庁・検察官に関するQ&A」
- 法務省「横浜刑務所」
- 神奈川県弁護士会「逮捕された時」、同「法律相談センター一覧」
- 法テラス「法テラス神奈川」
- e-Gov法令検索「刑事訴訟法」、同「少年法」
本ページの統計は2026年8月21日時点で公表されていた神奈川県警察の認知件数(令和7年12月末確定値・令和6年確定値)にもとづいています。制度の内容は作成時点の情報です。