サイコパス(精神病質者)の10の特徴と診断基準|実はあなたの周りに・・・?

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公開日:2018.5.10

サイコパス(精神病質者)の10の特徴と診断基準|実はあなたの周りに・・・?

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サイコパスとは、『反社会性パーソナリティー障害』という精神病者のこと。

 

一般人と比べて著しく偏った考え方や行動を取り、対人コミュニケーションに支障をきたすパーソナリティー障害の一種で、サイコパスの主な症状として、感情の一部、特に他者への愛情や思いやりが欠如していることや、自己中心的である、道徳観念・倫理観・恐怖を感じないといったことが挙げられます。

 

 

サイコパスの原因は、脳の障害といった先天的なものと、幼少期の虐待といった後天的なものなど、複数考えられていますが、現状ははっきりとわかっていません。

 

ただ、アメリカ精神医学学会による精神疾患の診断・統計マニュアル、通称『DSM(Diagnostic and Statistical Manual of Disorders)』によれば、パーソナリティ障害のことを下記のように定義れています。

 

その人が属する文化から期待されるものから著しく偏り、青年期または成人期早期に始まり、長期にわたり変わることなく、苦痛または障害を引き起こす肉体的体験および行動の持続的様式である

 

サイコパスは、男性の3%、女性の1%が該当するといわれており、日本全体でみればその数は150万人にものぼります。

 

近年では、ドラマや映画、アニメなどの影響により、サイコパス=猟奇殺人者というイメージが定着しつつありますが、それはサイコパスの人の一部で、仕事で優れた成果を出す人、特に経営者や医者などにも多いといわれています。

 

あなたの友人や会社の人にもいるかもしれないサイコパス。この記事ではそんなサイコパスの特徴について紹介します。

 

 

サイコパスの10の特徴

表面上は口達者

サイコパスは、表面上口達者な人が多いです。初対面の人とも会話が弾み、社交的で、魅力的な人に見えます。サイコパスの人は状況を把握する能力が高く、自分がどのように振るまうべきかを理解しており、相手が求めるような会話をいとも簡単にできるのです。

 

利己的・自己中心的

サイコパスは、非常に利己的で、自分のことしか考えません。これは、他人に対する共感力が欠如していることが原因です。そのため、自分の振る舞いによって他人がどのように感じようが一切気になりません。

 

自慢話をする

サイコパスは利己的・自己中心的であるため、自分が世界の中心であると思っています。そのため、自分を優秀であると思っていたり、他人を見下したりする傾向にあります。そのため、自分に対して自信があり、当然のように自慢話をします。

 

自分の非を認めない

利己的であることや、自分を優秀であると考えていることから、サイコパスは自分の非を認めるようなことはしません。何か問題が発生したとしても、それは他人のせいであるか、運が悪かったなどと解釈しており、決して自分の行動を反省することはないのです。

 

結果至上主義

サイコパスは結果至上主義者です。成果を手に入れるためであればどのような手段をも用います。

 

よりよい成果を出すためなら、他人を踏み台にすることも、他人を騙すことも躊躇しません。

 

平然と嘘をつく

平然と嘘をつくのもサイコパスの大きな特徴です。自慢のため、他人を利用するため、自分の目的を達成するために、人を騙しても何ら良心の呵責を感じることはありません。

 

共感ができない

他人が悲しんでいたり、反対に嬉しがったりしても、まったく共感ができません。ただし、『悲しい』『嬉しい』という概念自体は理解しているため、共感していなくとも、相手がどういう状態にあるかは理解することができます。

 

他人を操ろうとする

他人に対する共感ができないため、結果を出す、自分の目的を達成するためでならば、平気で他人を操ります。そして口達者であることや、平然と嘘をつけることから、実際に他人を操る能力が高いのも、サイコパスの特徴の一つです。

 

良心の欠如

サイコパスには良心が欠如している人も多いです。そのため自分の行動によって他人に迷惑をかけようとも一切気にしません。特に良心が著しく欠如している場合には、猟奇的な殺人者になるケースが見受けられます。

 

刺激を求める

サイコパスの人は、刺激がない状態には耐えられません。常に自分を満たすために、スリルを追い求めたり、リスクをとって危険な行動に出たりします。そのため、常に同じことをするなどの面倒でつまらない作業には耐えられないケースが多いといわれています。

 

 

サイコパス(精神病質者)の3分類

アメリカ精神医学会では精神病質者の分類と診断基準を『DSM-5』として下記の3分類として発表していますので、ご紹介します。

 

A群|奇妙で風変わりに見える人

猜疑牲(さいぎせい)|妄想性パーソナリティ障害

不信感や猜疑心が強い。

シゾイドパーソナリティ障害

非社交的で、他人への関心が乏しい。

失調型パーソナリティ障害

人と親しい関係を築けず、風変わりな行動や考え方をする。

 

B群|感情的で不安・演技をしているように見える

反社会的パーソナリティ障害

反社会的で衝動的、向こう見ずな行動が特徴。良心の呵責がない。

自己愛性パーソナリティ障害

自分は特別な存在だと思い込み、傲慢で尊大な態度をとる。

境界性パーソナリティ障害

感情や対人関係が不安定で、衝動的な行動をとる。アルコールや薬物などの乱用、無謀運転など。

演技性パーソナリティ障害

注目されるために派手な格好をしたり、演技がかかった態度をとったりする。

 

C群|不安定で怯えているように見える

回避性パーソナリティ障害

周囲からマイナス評価を極端に恐れ、対人関係を避ける。

依存性パーソナリティ障害

誰かに依存したいという想いが強く、何事も自分で決められない。

強迫性パーソナリティ障害

完全主義で、非常に頑固。融通性がない。

 

参考:面白いほどよくわかる!犯罪心理学 内山絢子/監|西東社

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

なお、サイコパスにも度合いがあり、すべてのサイコパスが上記の特徴を備えているというわけではありません。また、普通の人にもサイコパス的な要素を持つ人は多くいて、状況的にはサイコパスの特徴がみられる場合もあります。

 

サイコパスは頭が良い人も多く、仕事で抜きん出た成果を出すケースも多いといわれています。

 

この記事で、サイコパスに対する理解が深まれば幸いです。

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編集部

本記事は刑事事件弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※刑事事件弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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