岡山県で刑事事件の加害者や逮捕された方の弁護・相談に強い電話相談可能な弁護士一覧
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法律事務所へ話した内容は、依頼をしなかったとしても、厳格な守秘義務により守られ、口外されることはありません。
刑法第134条・弁護士法第23条によって、承諾を得ずに警察・検察・裁判所その他一切に口外することは、原則許されません。
また、守秘義務は弁護士を辞職しても生涯負うことになります。
万が一にも、業務で知り得た内容を口外すれば、口外した者が懲役刑を科される可能性があります。
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人やお店から物を盗った記憶はなく、思い返すと丁度その頃趣味の釣りに行き駐車場に乱雑に散らばっていた(捨てられた物と思い)釣り具を拾って持ち帰り、売りに行った事を思い出しました。
もしこの事であれば窃盗や置き引きに該当するのでしょうか?
「公園にとめてあったA所有の自転車を、Bが勝手に乗り逃げし、駅で乗り捨てた。駅でCがその自転車を見つけ、乗り逃げした」という流れでCが占有離脱物横領の問題になるケースは、それなりにあります。
とりあえず警察ではありのまま話すしかないと思います。
岡山県の犯罪件数と検挙率
岡山県では令和2年、7,832件の犯罪が事件として認知されており、全国第20位の多さになっております。またその中では、3,813件が検挙にいたっており、こちらは全国第21位の多さになっております。
起こしてしまった事件を警察が認知した場合に、検挙に至る可能性は48.68%になります。
こちらは、大分県に次いで、全国第34位の高さになっております。
過去数年で岡山県の犯罪認知件数・検挙数・検挙率は、以下のように推移しています。
年度 |
事件認知件数 |
検挙数 |
検挙率 |
2016 |
12,740件 |
5,132件 |
40.28% |
2017 |
11,105件 |
5,076件 |
45.71% |
2018 |
9,509件 |
4,266件 |
44.86% |
2019 |
9,436件 |
4,185件 |
44.35% |
2020 |
7,832件 |
3,813件 |
48.68% |
参考:令和2年岡山県犯罪概況 包括罪種別 認知・検挙状況(令和2年1~12月確定値)、令和2年1~12月犯罪統計【確定値】
認知件数は前年の令和元年から1,604件減少、5年前と比較すると4,908件も減少しております。
一方で、検挙数はやや減少していますが認知数ほどの減少ではなく、検挙率は8%以上のアップです。
このような状況をみると、ここ5年間で岡山県は「罪を犯せば逮捕・検挙されやすい」傾向になっております。
警察組織による検挙とは?
検挙といえば、一般的には逮捕をして捜査を進めるイメージがありますが、逮捕されずに検挙される場合もあります。
在宅捜査になれば、身体拘束を受けずに日常生活を送りながら捜査を受けることが可能です。証拠隠滅や逃亡の恐れがないと認められれば、必ずしも逮捕されるとは限りません。
ちなみに弁護士の働きかけにより、逮捕されたが在宅捜査に切り替えてもらえた事例があります。
逮捕されると、起訴・不起訴の確定までに最長23日間の身体拘束を受ける可能性があるので、長期拘束を避けたい場合には弁護士への相談を検討しましょう。
岡山県で起こった犯罪の傾向
令和3年の岡山県全体の犯罪件数は7,535件になっております。犯罪の内容としては窃盗犯とその他の刑法犯が多い傾向にあります。
令和3年のそれぞれの認知数は、以下のとおりです。
犯罪名 |
認知数 |
凶悪犯 |
53件 |
粗暴犯 |
783件 |
窃盗犯 |
2,157件 |
知能犯 |
492件 |
風俗犯 |
98件 |
その他の刑法犯 |
1,111件 |
刑法犯総数 |
7,535件 |
もっとも多く発生しているのが万引きや空き巣などの窃盗犯で、全体の約29%を占めています。
また、その他の刑法犯の次に粗暴犯が多くなっています。
語句 |
内容 |
凶悪犯 |
殺人、強盗、放火、強姦(かん) |
粗暴犯 |
暴行、傷害、脅迫、恐喝、凶器準備集合 |
窃盗犯 |
窃盗 |
知能犯 |
詐欺、横領(占有離脱物横領を除く。)、偽造、涜(とく)職、背任。ただし、第4章においては詐欺、横領(占有離脱物横領を含む。) |
風俗犯 |
賭博(とばく)、猥褻(わいせつ) |
岡山県で犯罪が多い地区
岡山県警察の調査では、令和2年に県警で認知された事件件数の市区町村上位10位は、以下の通りでした。
地域 |
犯罪認知件数 |
岡山市 |
3,951件 |
倉敷市 |
2,013件 |
津山市 |
398件 |
総社市 |
189件 |
玉野市 |
178件 |
笠岡市 |
148件 |
井原市 |
95件 |
瀬戸内市 |
89件 |
真庭市 |
86件 |
赤磐市 |
83件 |
犯罪認知件数のランキングは、若干の前後はありますが、おおむね人口のランキングと一致しています。
人口72万人を抱える岡山市、47万人の倉敷市で突出しているのは、スーパーやコンビニが多いために万引きが、通勤・通学のために自転車の利用者が多いため自転車盗が多く発生しているのが要因でしょう。
そのほかは「人口の多さ=犯罪の認知件数」という方程式そのままの結果になっているので、ことさらに治安が悪い地区はないのかもしれません。