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【ネタバレ注意】 映画『それでも僕はやってない』のみんなの感想まとめ

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公開日:2018.3.22

【ネタバレ注意】 映画『それでも僕はやってない』のみんなの感想まとめ

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映画『それでも僕はやってない』により世間の冤罪への意識はどう変わったか?

『それでも僕はやってない』は、2007年に公開された日本映画です。名作『Shall we ダンス?』を制作した周防監督の新作として当時話題になりました。

この『それでも僕はやってない』は現在でも冤罪事件を取り上げた精度の高い映画の一つとして大学の講義などで取り上げられることもあるほどの作品です。

また、2002年に東京高裁で痴漢冤罪事件の逆転無罪判決に興味を持った周防監督が、多くの冤罪事件を取材して本当にあったエピソードを各所にちりばめており、現実感を高めています。

 

タイトルの『それでも僕はやってない』が示す通り、やってもいない痴漢行為・冤罪をめぐってストーリーは展開していきます。この映画は、多くの人の生活に欠かせない電車内で、痴漢の疑いをかけられてしまい、冤罪にもかかわらず長きにわたり法廷に立って無実を主張するという内容になっています。

 

電車内という都心に住んでいる人にとっては欠かすことができない身近な場所で起こった出来事ということで、多くの男性や女性にとって他人事ではない点に大きな特徴があります。しかも新聞やテレビなどでしばしば放送されたり取り上げられたりする事件の冤罪ということで、多くの人の興味を引くことになりました。

 

『それでも僕はやってない』公開後、映画を観た人からは多くの意見や感想がインターネット上や取材を通じて現在にまで伝えられています。感想の多くは、テレビや新聞などでなんとなく他人事 のように考えていた痴漢問題と冤罪を晴らすことの難しさ、無実を証明することの大変さについてリアルに実感したというものでした。何となく報道によって知っていたつもりの痴漢問題と冤罪について身近に感じるようになったという感想が多く見受けられます。

 

「満員電車に乗るのが怖くなった」という男性多数

 

『それでも僕はやってない』は多くの冤罪事件を凝縮して詰め込んでいます。ふだんまったく電車を使わずに過ごしている人には自分とは無縁の話であり、「そういうこともあるかも知れないですね」程度の感想かもしれませんが、都心で毎日のように満員電車を使っている人にとっては他人事ではない話です。

 

特に男性にとっては、痴漢冤罪のために単に罪に問われるだけでなく、仕事や社会的信用を失ったりする可能性があり、『それでも僕はやってない』を観て満員電車に乗ることが怖くなったという方がたくさんいます。

 

この映画を観ると、痴漢冤罪に問われるれば、留置所に勾留されて身動きが取れなくなるだけでなく、痴漢行為を認めず裁判が始まると半年以上は拘束されることがよく分かります。

 

作中で主人公は、やっていない罪を認めることで軽い罰金刑を支払い釈放されるという選択肢も提示されます。こうした現実の理不尽さも実感を高めると同時に、他人事では済まない怖さを感じるという感想を持った人が多いようです。満員電車で女性の近くには寄らないようにするようになったなどの感想も多いです。

 

証拠ありきで判断をせざるを得ない司法制度の限界を感じた人も

『それでも僕はやってない』で描かれている世界では、主人公が警察に拘留されるところから、女性側の証言を一方的に聞くばかりで、彼の証言にはほとんど耳を貸す者がいません。

 

警察のみならず、法廷での裁判官もそれぞれの証言を頼りにして進めていきます。男性側には弁護士や友人などが協力してくれますが、基本的には物質的な証拠を持ち出すことが難しいため、証言のみで進められます。

 

主人公の男性側の強力な証人である目撃者の女性は物語終盤で主人公のために「この人はやっていないと思います」と証言してくれますが、結局主人公は有罪が確定してしまいます。前半部分で主人公側に有利判決をしようとした裁判官はどういうわけか途中で事件の裁判から外れてしまいます。

 

『それでも僕はやってない』は裁判官の世界における政治的な姿もリアルに描かれています。結局主人公の切り札とも言える女性の証言では不利な状況を覆すことができず、理不尽な結末をむかえました。

 

前半の主人公側に不利な状勢から、後半になって主人公に味方してくれる女性の登場によって逆転ハッピーエンドで終わりというのが大方の予想でしたが、結局覆らず、バッドエンドとも言える終わり方でした。

 

しかし、このような終わり方をしているからこそ物議を醸し、現在でも多くの人の心に残り、講義の題材としても利用されているのかもしれません。理不尽でありながらリアリティがある世界に見られるのは、証拠ありきで裁判を判断せざるを得ない司法制度の限界でした。

 

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編集部

本記事は刑事事件弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※刑事事件弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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