元検事弁護士! 刑事事件ならお任せください。
当事務所の中村弁護士は、5年間検事として勤めた経験があり(転職後の弁護士経験は15年)、札幌と東京に事務所を構える弁護士法人の代表を務めています。
そのため、警察・検察での手続きや、捜査現場については熟知しており、その経験を活かして数多くの刑事事件を解決に導いてまいりました。
刑事弁護でしたら、当事務所にお任せください。
(自己紹介)
私の父は高卒、母は中卒、学はありません。
鼠の住むボロアパートで、父は、皿洗いと新聞配達で、必死に働き、私を育ててくれました。
父は、水道工等を経て保険代理店を開設し、学が無いことで度々冷たい視線を受けながら、でも、私達に惨めな思いだけはさせたくないとの責任感を持って、必死に守り、育ててくれました。…
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私は、学や家柄、社会的地位、このようなもので色眼鏡をつけて見る人が大嫌いです。
心優しく嘘のない、両親や親友を否定され、ひいては自分をも否定されているに等しいからです。
私の友達関係は、学や家柄もない、でも、いつも嘘を付かずに本音で向き合ってくれる男気と優しさと揺るぎない友情のある奴らと、自然と繋がっていきました。
私の行動原理と思考のバックボーンは、ここにあります。
父からは、「何をやっても絶対に負けるな」、「男には、責任しかないんだ」と、いつも怒鳴られ、殴られながら、でも、負けん気と責任感だけは絶対に無くすなよと、いつも叩き込まれてきました。
「お前、お客さんから電話をいただいたら、電話を一度切って掛け直しているか?」と、ぐさりと突き刺さる言葉を度々聞かされました。
私が図に乗らないか、いつも心配していたのだろうと思います。
そんな強かった父ですが、遂に年老い、ガンに倒れました。
保険代理店のお客様や、社員や関係者のみなさんが父を心配して、手術前に、横浜ランドマークタワーのスイートルームを取ってくれたとの話も聞きました。
父が、どれだけお客様を大切にしてきたのかが、目に浮かびました。
「癌になっちゃった。あとは頼むぞ。」・・そう告げられた私は、既に入院先病院が決まっていたにもかかわらず、ただひたすら、「このお医者さんに頼んでも駄目だったなら諦めがつく、という人以外には頼みたくない。死ぬなんて、冗談じゃない。」 必死の思いで、名医と言われる医師がいる病院に次々と電話をかけ続けました。
しかし、各窓口の対応は、実に冷たいものでした。
人生を託す想いで弁護士に電話をしてくだったたくさんの皆様の不安なお気持ちを、身をもって痛感できた瞬間でした。
私が弁護士に頼むならば、他人事ではなく、自分がその立場に立って親身に寄り添って考え続けてくれ、そして、この弁護士に頼んでも駄目だったら、ほかのどの弁護士に頼んだって駄目だったはずだから、もう無理なことだったのだから諦めるしかない。
後悔は一切ない。
そう思える、力量と気慨ある弁護士に依頼するはずです。
誰にも負けないというプロ意識を持ち、研鑽を積んでいる弁護士にしか、頼む気になりません。
自分が人生を託す想いで頼むはずであろう弁護士像を常に意識し、高い志を持って、誰にも負けない業務を提供すべく、既成概念を打破しながら日々研鑽を積んでいます。
(刑事弁護のスタンス)
非行を繰り返した自らの幼小期から学生時代までの経験から、類似する境遇の人たちとの対話を求め検事を志し、そして今は、事後的な処罰ではなく、犯罪を犯した者の再犯を未然に防止する「更生支援」に時間を費やしたく、転職しました。…
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令和元年7月に北海道でも始まる「日本財団職親プロジェクト」に参加させていただき、顧問先である北洋建設様の小澤社長(これまでに約500人以上の元受刑者らを受け入れて雇用してきた、ご病気で余命3年となっている社長様 https://shoku-shin.jp/project/interview/company/107/)の本気の生き様に接したことで覚悟を決め、利酒師・ワインコーディネーター・フードアドバイザーの資格を取得の上、更生支援対象者を受け入れる飲食店事業を展開中で、刑事手続の上での刑事弁護のほか、衣・食・住の各支援、薬物犯罪や性犯罪等、繰り返しなされる犯罪の根底にある依存症を治療してくれる専門医との連携を初めとする、多角的な視点からの更生支援活動に従事しています。
再犯防止は、新たな被害者を発生させないことはもちろん、更生支援の第一歩となる、本人にとって絶対に避けては通れない最重要課題であると考えています。
更生支援のための刑事弁護の詳細はこちら → http://www.city-lawoffice.com/criminal.html
各犯罪類型ごとの刑事弁護の詳細はこちら →http://www.city-lawoffice.com/criminal02.html
ご家族、恋人など、身近な人が逮捕されてしまった方へ
刑事事件は、次々と手続きや状況が進んで行きます。たった1時間が不起訴や、減刑を難しくしてしまう恐れがあるため、【刑事弁護はスピート勝負】と言うのです。
「どうしよう…。」と迷っているのなら、まずは弁護士にご相談することをつよくおすすめします。
当事務所は初回相談無料。「もう取り返しがつかない…」となる前に一度ご相談ください。
【再犯時のデメリット】大切なご家族を守るための更生支援に注力しています
犯罪の履歴や逮捕歴は、警察や検察によって記録されているため、再犯かどうかの確認も容易にすることができます。
再犯の場合、
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執行猶予がつかない
- 初犯よりも重い刑罰を受ける可能性が高い
などのデメリットがあり、逮捕や起訴をされてしまえば非常に不利となります。
また、最初の犯罪による刑の執行から5年以内に再び罪を犯した場合、累犯とされ、さらに重い刑が科せられる可能性がございます。
当事務所では、一度罪を犯した人が二度と同じことを繰り返してしまわないよう、再犯防止のための更生支援に力を入れています。
根源的な要因を断つことで、犯罪の加害者が罪を償い、更生することで新たなスタートを切ることができるよう尽力しております。
クレプトマニア(盗癖)/性犯罪/薬物など、繰り返し犯罪を犯してしまい、苦しんでいる方、そのご家族の方、一度当事務所へご相談ください。
このような事件、ご相談ください
注力している案件
依存が根底にある犯罪での更生支援弁護
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性犯罪(条例違反等含む)、窃盗・強盗、傷害・暴行、薬物犯罪、飲酒に伴う犯罪など
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裁判員裁判対象の重大事犯
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殺人、強盗など
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知能犯
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横領・背任など
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交通事犯
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道路交通法違反・業務上過失致死・危険運転致死など
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よくあるご相談
- 犯罪を犯してしまった息子(娘)の更生をしたい
- 選任している弁護士がきちんと話を聞いてくれない、刑事事件の経験が乏しいので、相談したい(セカンドオピニオン)
- 再犯の恐れがあるので、依存症治療が必要な事案
- 被害者との示談交渉が必要な事案
- 証拠収集が必要な事案
- 自首・自供を迷っている
など。
ご依頼者様に寄り添う対応を心がけています
犯罪を犯してしまった方にとって必要なのは、不起訴になることや、減刑だけでしょうか? その場で反省を示して情状酌量を得ても、再犯を犯してしまったらなんの意味もありません。
当事務所は、加害者の更生支援活動にも力を入れています。
刑事弁護、そして更生支援を担当した方からは、
「先生と出会えてよかった。ありがとう。先生、最初は怒って帰っていってしまったけれども、判決後、初めて先生の本当の姿を見た気がします。将来、一緒に更生支援に携わらせてください」
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などの手紙をいただいたことも。弁護活動が終わったあとでも文通仲間、飲み仲間として交流を続けたりする方もいらっしゃいます。
また、私が平成31年7月11日に札幌市で更生志願者を積極的に雇用して更生支援をする予定の焼き肉店と立ち飲み日本酒店の出店計画に一緒に参画してもらうなど、実際に更生支援に参加してくださる方も。
弁護をするだけが、弁護士の役目ではありません。加害者・被害者のその後の人生も考え、お力になりたいと考えております。
被害者対応には細心の注意を払います。
示談交渉では、被害者と向き合うことが大切です。誤った対応をしたことで、示談に応じてもらえなくなってしまったり、被害届の取り下げが難しくなったりしてしまいます。
弁護士中村は札幌弁護士会の犯罪被害者支援委員会の委員長を勤めた経験があり、犯罪被害者支援に精通しております。そのため、被害者としっかり向き合う対応が可能。
示談交渉の際には、細心の注意を払って、被害者にも寄り添う対応をするように心がけています。
解決事例
- 危険運転致傷罪での裁判員裁判
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相談前
飲酒の上、高速道路を高速度で運転し、ハンドルの制御が効かずに同一方向に進行中の自動車に追突し、乗車中の数名を路外に転倒させ、後遺障害を残す重傷を負わせるなどした、危険運転致傷罪の事案。捜査段階では、一部の事実を否定するなどして反省の態度が不十分で、捜査関係者や当職にも相当な悪態をつき、家族との関係も悪化するなどしたが、当職との接見を重ね、心を通わせていった結果、事件に向き合うようになっていった。
相談後
やんちゃいっぱいな方で、捜査段階で撮影された各写真の態度や容姿にもなかなかのものがありましたが、複雑な人間関係や自身の生い立ちから、孤独と疎外感が見え隠れする方でしたが、綺麗な心を持っていることを、当初から感じていました。
その孤独の正体に迫ったときに、「何で弁護士がここまで人の心にずかずか入ってくるんだよ」と怒鳴り散らしてきました。
私は、「お前と友達になりたいからだよ」と怒鳴り返し、「そんなわけねえだろ、てめえに何が分かるんだよ」と言っていましたが、この本気のやりとりで、それまでの距離感ある会話から、距離感がぐっと近づきました。
これからでした。彼は、どんどん、心を私に開いてくれ、それまでは、自分を良く見せようと本音で語ってくれていなかった部分についても、自分の汚い部分を見せて本心を少しずつ出してくれるようになっていったのです。
そして、徐々に、被害者の想いや立場に思いを致せるようになり、思いやりの言葉が出てくるようにもなりました。
そして、自分自身、それまでは確たる夢や覚悟がなかったように見受けられましたが、将来の夢を共に語るようになり、その結果、「出所したら、ケバブ屋をやりたいです」。こうはっきり言うようになり、そのための勉強を中で始めることになりました。
家族にも、あれこれそのための書籍や情報の入手を依頼するなどして、将来への計画と実行が、収監されたその中で始まったのです。
合わせて、交通被害者の境遇や後遺症の内容を理解するための書籍などもたくさん読み、自分の犯した罪と向き合うようになりました。
裁判では、捜査段階とは全く別人ではないかと思うほど、情に満ちた、人間としての態度と謝罪を行うことができ、検事も、「どうしてこんなに変わったのか」と驚いておりました。
判決は、実刑判決ではありましたが、当初予想された刑よりも、大分減刑されたように感じました(裏話ではありますが、裁判の態度を見た検事が求刑を下げたようでして、ただ逆に、求刑が低かったので、さすがにあまりそれ以上大きく判決での刑が下がることまではなかったです)。
そして、裁判官が、「あなたは、弁護人に会えて、本当に運が良かったです。ここまでやってくれる人は、まずいません。しっかり、更生の道を歩んで下さい。」という趣旨のことを、かなり異例だとは思いますが、言ってくれました。
弁護士からのコメント
出所後、彼からは連絡があり、お酒を共に交わしました。
絶対に再犯はやりたくないと口にし、やりたい仕事の相談を現在も諸々と受け、できる範囲での支援をさせていただいております。
弁護士冥利に尽きます。本気で向き合ってくれる友達や家族がいなかった環境、不運から、更生への舵切りのタイミングが遅かったという、典型事例だと思います。
悪いことを、利害打算なくやってしまう人は、実は、利害打算で自己保身で生きている犯罪歴のない人間よりも、よっぽど人間らしく、優しく、人との信頼関係・友情を大切にするということは、よく聞く話です。
だから、私は、問題がある、どこかが欠けている、と言われてしまう、いわゆる悪い奴、が好きです。
人間らしい、素直で嘘のない、心が綺麗な人だと思うからです。
嫌いだと、本気で弁護はできないんですね。というよりも、自分自身が、どうしようもない人間だったので、自分自身が最低の人間だとしか思っていないことから、誰かを卑下して見るという発想がなく、卑下して見られる目線に怯える感覚を誰よりも理解しているので、ただ普通に接しているだけです。
普通でない扱いをされること自体が、誤りであって、あとは、きっかけを与えるだけです。
自分が何か偉い、あるいは正しいと勘違いしての、上から目線の更生の押しつけは、私たちのような者への心には、何も響きません。
偉いって何?普通・正しいって何?という発想しか持ち合わせておらず、そこの勘違いを敏感に感じ取ります。
更生へのきっかけをつかめないでいる場合には、是非、ご相談ください。人は必ず変われるとの信念の下、一緒にそれを模索していきます。
- 盗撮による不起訴事例
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相談前
女性のスカート内をスマホで盗撮したところを私服警察官に現認され、その場で現行犯逮捕された。その後、釈放されて在宅捜査に切り替わったが、スマホを押収され、その中には100人を超える女性のスカートの中の写真があり、余罪多数で罪が重くならないかを心配してのご相談。
相談後
盗撮の場合は、前科前歴がなく、被害者との示談ができなければ、30万円前後の罰金刑に処せられるが通常です。
被害者との示談ができれば、罰金額を減額、あるいは不起訴処分の可能性がありますので、示談だけではなく、職の確保、依存症治療、家族と本人の盗撮の根深さへの理解と再発防止への取り組み体制の構築、被害者心理の理解等の情状弁護を尽くしておく必要があります。
被害者が増えて立件される数が増えるほど、罪は重くなりますが、盗撮の場合には、写真に被害者の顔が収められていないことが多く、その場合には、被害者の特定が難しいので、余罪立件されないことも多いです。
弁護士からのコメント
盗撮は、他の性犯罪に比べても、依存性・常習性がより顕著な犯罪類型であると言えます。
言葉は悪いですが、やろうと思えば、見つからずに手軽にできてしまうという想いから、多数回繰り返されてしまっているのが通常で、抑止力のハードルが低いからです。
ですので、決して軽視することなく、既に依存に陥っていて、またほとぼりが冷めて時間が経過してしまったら繰り返される可能性が高いという危機意識を持ち、依存症になっていないかどうかを適切に見極め、必要があれば、専門医の治療を受けながら、再発予防のための措置を徹底して講じておくことがとても大切です。
- 2000万円を超える高額の業務上横領事件で執行猶予判決を得られた事例
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相談前
福祉施設の事務長をされていた方が、数年間の間に2000万円を超える金額を着服横領し、警察に刑事告訴されたとの相談を受け、弁護人に就任した。
相談後
被害会社に丁寧に謝罪をし、一括で返済できるお金がなかったことから、親族らからの借入金を集め、換金できるものは全て換金して500万円を集めたほか、仕事をした稼ぎを毎月返済用に積み立てていたが、途中で逮捕され、起訴された。
弁護士からのコメント
被害会社との間で示談を成立させて示談書を交わしたほか、その示談に強制力を持たせるため、刑事裁判所で和解調書を作ってくれる、「刑事和解」の制度を利用し、また、新たな職場の確保と家庭環境の調整を図り、自分のやったことを見つめ直すことができる種々の教育を施して、罪の重大さを認識して再犯防止に努めていく説得的な話を用意した上で、このような多額の被害では異例の、執行猶予判決を受けることがてきました。
やったことは元には戻りませんが、会社が、刑務所に行かれるよりも、少しでも働いて返済をしてもらいたいと言ってくるように、誠実に被害弁償に努め、早期の示談を交わすことがとても重要です。ギャンブルなど、浪費が犯行の背景にあるような場合には、依存症治療も合わせて実施することで、返済の実効性を高める必要があります。
- 特別法違反(暴力行為等処罰に関する法律違反、銃刀法違反)での不起訴事例
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相談前
自動車内に護身用にナイフを所持していたところ、交通トラブルとなった相手にナイフをちらつかせて脅し、現行犯逮捕された。
相談後
被害者と速やかに示談をしたため、勾留はされずに在宅捜査となったが、検察官からは、示談をしたとしても、特別法犯の場合には不起訴処分とはせず、罰金刑に処する運用があるとの話があった。
ただ、会社代表者であり、前科が付くと、取引停止等の多大な損害が予想されるため、100万円の高額贖罪寄付を行い、また、環境調整、本人の反省の念を強める種々の状況を整え、検察官に丁寧に説明して理解を求めた結果、上司を説得してくれて不起訴処分となった。
弁護士からのコメント
密猟や貸金業法違反、不法投棄等々の、刑法以外の特別法違反では、淡々と罰金刑に処せられることが多いですが、諦めずに、あらゆる手段を講じて情状を整え、ここまでやったのならば、例外的に許してあげようとの判断に至った事例の一つです。
ハードルが高くても、諦めず、あらゆる引出を使って工夫することが大切であることを痛感する事例でした。
- 北海道青少年健全育成条例違反での示談交渉を行った事例
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相談前
SNSで知り合った高校生の女性と関係を持ってしまい、警察から呼び出しを受けた事案。
お金の支払いはなく、前科・前歴もない。
ただ、過去にも同様のことをしたことがある。 マスコミに知られたくないとの強い希望あり。
相談後
弁護人として就任し、警察を通じて被害者の連絡先を聞き出し、被害者の両親とお会いして交渉の末、金20万円で示談が成立。
マスコミに知られることなく、在宅捜査で終了し、不起訴処分となった。
依存症治療の医療機関にも繋ぎ、再犯防止に努めた。
中村 浩士弁護士からのコメント
初犯の場合、金銭の支払いのない条例違反は罰金3~50万円程度、金銭の支払いのある児童買春事案は7~100万円程度となります。
条例違反の場合は、示談が成立すれば不起訴、児童買春の場合には示談が成立しても罰金の減額がなされるだけで、不起訴とはならないのが通例です。
逮捕されてしまうと、マスコミ報道のリスクが高まりますが、在宅捜査の場合には、一定の職業の方を除き、通常はマスコミ報道まではされないことがほとんどです。
刑罰のことも大切ですが、何よりも、このような犯罪は、ご本人の覚悟があっても、繰り返される、「分かっちゃいるけど辞められない」依存に陥っていることが多いです。
専門医の治療をきちんと受けて依存症を根底から直すことが重要です。
- 住居侵入罪で逮捕された方のご家族からのご相談
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相談前
住居侵入で夫が逮捕された奥さまからのご相談です。
警察から詳しいことは教えてもらえず、夫が何をしたのかを知り、被害者がいるのであればきちんと謝罪をしたい。
きちんと罪と向き合ってもらって、家族のために立ち直ってほしいとのご相談でした。
相談後
弁護人として就任して即日警察に接見に行きました。
職場の同僚の女性方への侵入で、下着や生活用品を見て、どんな生活をしているのかを知りかったとの動機でした。
警察を通じて被害女性と連絡を取り、丁寧に謝罪をして今後二度と接触しないことなどを確約の上、示談金を支払って示談を成立させました。
その結果、不起訴となりました。
中村 浩士弁護士からのコメント
住居侵入罪の場合、初犯であれば、通常は罰金刑となることが多いです。
ただ、侵入の目的や態様によって、例えば強制性交目的で侵入したが被害女性がいなかったので実行できなかったなどという場合には、強制性交自体は遂行していなくても、起訴される可能性があります。
目的についてどう供述するかが重要ですので、早めに弁護士に相談されることをお勧めします。
示談交渉にも、繊細な工夫が必要となります。
- 強盗殺人事件の被害者遺族からのご相談
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相談前
路上で買い物帰りの母親が刺殺されて財布を奪われた事案のご家族からのご相談。
最初は、家族が犯人として疑われ、連日の取調べで疲弊し、ネットでも中傷を受け、マスコミにも追い掛け回されている。
その後、真犯人が逮捕されたが、警察からは、その後の捜査情報も教えてもらえないが、今後どうしたらよいのかと路頭に迷われてのご相談でした。
相談後
警察がまず身内を疑うのはやむを得ないことなのですが、被害者ご遺族であるのに、本当にお気の毒な状況でした。
被害者遺族の支援弁護士として就任し、マスコミに対し、被害者感情に留意して取材を自粛するようお願いをしました。
現場確認をして喧嘩し、死後の各手続や、刑事手続の流れ、損害賠償請求の方法などについて説明の上、逐一検察庁と連絡を取りながら、情報を被害者ご遺族に伝達。
裁判員裁判に被害者ご遺族と共に出廷し、被害者参加して、被害者ご遺族自ら被告人に質問するお手伝いもさせていただきました。
その後、損害賠償命令も得て、犯罪被害者給付金の支給も受けました。
中村 浩士弁護士からのコメント
ある日突然、犯罪被害は目の前に訪れます。
その犯罪被害者やご遺族を、トータル支援できる仕組みがまだまだ不十分です。
お困りの際には、犯罪被害者支援に精通している弁護士に是非ご相談ください。
上記被害者ご遺族とは、毎日のように数百件ののぼるメールのやりとりを重ね、ご不安の解消に努めました。
事案の終了後しばらくしてから、ご結婚のご報告をいただき、くしゃくしゃになった紙のしわが一つ一つほどけていく(絶対に元に戻ることのない傷跡を被害者ご遺族に永久に残すことになります)過程を少しでも見守ることができ、安堵した瞬間でした。
- ストーカー被害者からの相談事案
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相談前
元交際相手から執拗に復縁を迫られており、仮装の結婚式DVDを投函されたり、帰り際を捕まえられて「殺す」と脅迫されたという女性の雇用主からのご相談。
相談後
「殺す」という言葉は、法の障壁、ハードルを既に乗り越えてしまっており、抑えが効かなくなっている証拠でもありますので、早急に、警察との連携による対応が必要です。
まずは、自宅に帰らずに近隣のマンスリーマンションなどに避難してもらい、警察に相談して被害届を受理してもらい、逮捕・勾留となりました。
その間、自宅及び職場に監視カメラを設置し、勾留先の被疑者に手紙を書いて、依存症の専門治療機関に通ってほしいとの働き掛けをしました。
被疑者に就いた刑事弁護人と協力して、釈放後は専門機関に通うこと、医療照会にも同意することを条件に示談を成立させました。
釈放後、自宅や職場に被疑者が来ていないことをしばらくの間確認し、徐々に警戒を緩めて日常生活に戻っていただき、半年間は監視体制を続けました。
中村 浩士弁護士からのコメント
北海道警では、ストーカー犯罪などで依存症が認められ、再犯の危険が高い人を、ほっとステーションという依存症の専門治療機関へ繋ぐことで再犯防止、再被害防止に努めています。
当事務所では、日ごろから同医療機関と密に連携させていただき、多大なるご尽力をいただいております。
ストーカー犯罪は、刑事弁護人としても、被害者支援弁護士としても、依存症治療の専門医療機関との連携が必要不可欠です。
治療無くして再犯防止、再被害の防止はあり得ないからです。
- 器物損壊罪における刑事弁護活動
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相談前
酒に酔って居酒屋の立て看板を蹴飛ばし壊してしまった事案。
相談後
被害届提出前に速やかに示談交渉をして示談を成立させ、刑事事件としての立件を阻止。
中村 浩士弁護士からのコメント
警察に被害届を出されて立件されてからだと、こちらは罰金刑という前科を負うリスクを抱える中での交渉となります。
その場合、最悪、被害者の言い値をそのまま支払わないと示談にならず、罰金刑となる可能性が高いので、立件される前にいち早く、示談を成立させることがとても重要です。
- SNSでの名誉棄損事案における弁護活動
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相談前
SNSに相手方を誹謗中傷するコメントを入れてしまい、相手方に就いた弁護士から損害賠償請求を受けており、支払いがなされなければ刑事告訴すると言われているとのことで相談があった。
相談後
弁護士費用を含む解決金を支払って和解を成立させ、刑事告訴はなされないことになった。
中村 浩士弁護士からのコメント
弁護士は、SNSの投稿者を特定するための仮処分手続を採ることができ、そのようにして情報を特定され、損害賠償請求を受けた方からのご相談でした。
このような手続で発信者を特定された以上は、その投稿内容が名誉棄損に当たる場合には、刑事告訴されてしまったら、初犯でも罰金刑を受ける可能性があります。
但し、速やかに和解を成立させることができれば、刑事事件化を阻止できますし(警察は、この種の案件はなかなかやりたがらない傾向が強いです)、事件化された後も不起訴処分となる可能性が高いので、和解・示談交渉は必須の犯罪類型です。
当事務所が選ばれる理由
初回相談無料
当事務所は初回相談を30分まで無料としています。電話相談も承りますので、お気軽にご相談ください。
当日・休日・夜間相談可能
刑事事件は、突然起こってしまうもの。ただでさえ焦っているなかで、夜が明けるのを待つ・週が開けるのを待つ、というのは難しいもの。一刻も早く行動に移したいですよね。
当事務所は当日・休日・夜間でも相談が可能です。まずは、お電話ください。
24時間相談受付
当事務所では、24時間、電話にてご予約を受け付けております。刑事事件はスピード勝負ですので、まずはご連絡を。
札幌市内出張可能
札幌市内であれは、こちらから出張相談に出向くことも可能です(出張手数料は発生します)。ご来所が難しいという場合でも、お気軽にご相談ください。
駅直結|駐車場有
地下鉄西11丁目駅直結。駅構内3番出口付近エレベーターからそのまま5階へお上がり下さい。お車でお越しの方は当ビルの駐車場をご利用ください。
オンライン面談可能
当事務所では、SkypeやZoom等のスマホで簡単に使用できる無料のツールを使用した、オンライン面談にも対応しております。
ご希望の連絡方法がございましたら、お電話かメールにてお問い合わせください。
お願い
- 『刑事事件』以外のご相談
- 相談者様が北海道近郊にお住まいでない
- 非通知でのお電話
- すでに他の弁護士へ依頼済み
のご相談は恐縮ですがご遠慮いただいております。
依頼いただいた際の弁護士費用について
法律相談料(税込)
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初回相談料
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0円
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自白事件 ※犯行を認めている場合(税込)
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着手金 ※1
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22万円~44万円
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報酬金 ※2
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22万円~44万円
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備考
※1 被害弁償・示談交渉など被害者との交渉の要否や難易度、その他第三者や施設との協議や折衝を要するか、保釈請求をするか等の諸要素を考慮して決定いたします。
※2 保釈成功時の報酬は、よほど困難な保釈が許可された場合や数度の請求が必要になった例外的な場合を除き、原則不要です。
また、料金体系は、通常の自白事件を想定しておりますが、事件の複雑さや難易度によって料金は異なります。
別途、料金についてはご相談の際に説明の機会をご用意いたします。
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否認事件 ※無実を争う場合(税込)
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着手金 ※1
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55万円~
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報酬金 ※2
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55万円~
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備考
※1 事件の重大制、裁判員裁判対象事件かどうか、社会的影響の大きさ(マスコミ対応の有無)、証拠収集や立証活動に要する労力等の諸要素を考慮して決定いたします。
※2 無罪を勝ち取れたかどうか、刑が軽減されたかどうか等の諸要素を考慮して決定いたします。
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被害者保護(税込)
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事件の内容や手続き
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相場の費用
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告訴状提出
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11万円~55万円
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個人が被害者となる場合
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16万5千円~22万円
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会社が被害者となる場合(業務上横領や背任等)
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55万円
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被害者支援全般(刑事記録の閲覧や手続説明等)
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16万5千円~33万円
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被疑者・被告人との示談交渉
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交渉業務や訴訟案件と同様の基準
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