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自転車で歩道を走るのは違法なの?安全運転に必要な自転車と法律の知識

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公開日:2018.7.15  更新日:2021.7.19
道交法違反 弁護士監修記事

自転車で歩道を走るのは違法なの?安全運転に必要な自転車と法律の知識

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一般的に『自転車は車道を走るべき』と認識されています。自転車と歩行者が衝突する事故もあり、歩行者にとって危険だからです。しかし、自動車との衝突事故を避けるために自転車で歩道を走る人もいます。

 

歩道を自転車で走ることは違法ではないのでしょうか?

 

原則、車道または自転車専用の道を走らなければならない

道路交通法では、自転車は軽車両(道路交通法第2条第1項第11号イ)として扱われるため、原則車道または自転車専用の道を走らなければなりません。自転車の走行部分は道路の形状によって異なります。

 

①歩道と車道の区別がある道路

自転車は、歩道や路側帯と車道が区別されている道路では、原則として車道を通行しなければいけません(道路交通法第17条第1項)。

 

②車両通行帯が設けられている場合

自転車専用の通行帯がある場合は、通行帯に沿って走る必要があります。

 

③自転車道がある場合

自転車道(「自転車の通行の用に供するため縁石線又は柵その他これに類する工作物によって区画された車道の部分」(道路交通法第2条第1項第3号の3))がある場合は、原則として自転車道を走らなければなりません(道路交通法第63条の3)。

 

④自転車歩行者道の標識がある場合

自転車歩行者道の標識がある場合は、歩道を走ることができます。ただし、その場合は原則として車道寄りの部分を徐行しなければならず、歩行者の通行の妨げになるときは一時停止しなければなりません (道路交通法第63条の4)

 

《自転車歩行者道の画像》

 

路側帯が設置されている場合

路側帯が設けられている場合、自転車は原則として道路の左側部分に設けられた路側帯を通行することができます。ただし、歩行者の通行を妨げないような速度と方法で進行しなければなりません(道路交通法第17条の2)。

 

自転車が歩道を走行できるケース

以下のような場合には、自転車は原則として歩道を通行することが可能です(道路交通法第63条の4)。

  • 道路標識等により自転車が歩道を通行できるとされているとき
  • 自転車の運転者が、13歳未満の子ども又は70歳以上の高齢者や、身体の不自由な方であるとき
  • その他、車道や交通の状況からやむを得ないと認められるとき」

《やむを得ないと判断できる例》

  • 路上駐車している車両が多い場合
  • 自動車の交通量が多い場合
  • 車道が狭い場合 など

自転車の歩道走行により科される罰則

自転車で歩道通行が認められない場合に、歩道通行してしまったときは、通行区分(車道と歩道)違反として、3か月以下の懲役または5万円以下の罰金が科せられる可能性があります(道路交通法第119条第1項第2号の2)。

まとめ

自転車で歩道を走ることは、基本的には好ましいことではありません。一方で、自転車に乗る人の安全面を考えると、歩道を走った方がよいシチュエーションもあります。法律に反することなく安全運転をするためにも、自転車を利用する人は、自転車に関する道路交通法の知識を身につけることをおすすめします。

 

この記事の監修者
当社在籍弁護士
弁護士登録後、地方で一般民事・家事、刑事事件を中心に様々な案件を手掛ける。次第に司法アクセスの改善に課題を感じ、2020年に当社に入社。現在インハウスローヤーとして多方面から事業サポートを行う。
編集部

本記事は刑事事件弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※刑事事件弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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