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法律事務所へ話した内容は、依頼をしなかったとしても、厳格な守秘義務により守られ、口外されることはありません。
刑法第134条・弁護士法第23条によって、承諾を得ずに警察・検察・裁判所その他一切に口外することは、原則許されません。
また、守秘義務は弁護士を辞職しても生涯負うことになります。
万が一にも、業務で知り得た内容を口外すれば、口外した者が懲役刑を科される可能性があります。
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碑総合法律事務所
| 住所 |
〒105-0003 東京都港区西新橋1-20-3虎ノ門法曹ビル804 |
|---|---|
| 最寄駅 | 都営三田線 内幸町駅徒歩3分、東京メトロ銀座線 虎ノ門駅徒歩3分、山手線 新橋駅徒歩7分 |
| 営業時間 |
平日:08:00〜24:00 |
| 弁護士 | 大野 康博 |
|---|---|
| 定休日 | 土曜 日曜 祝日 |
弁護士 中井 秀行(弁護士法人虎ノ門スクウェア法律事務所)
| 住所 | 東京都港区虎ノ門3-20-4虎ノ門鈴木ビル4階 |
|---|---|
| 最寄駅 | 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」 3番出口より徒歩2分 |
| 営業時間 |
平日:08:00〜21:00 土曜:08:00〜21:00 日曜:08:00〜21:00 祝日:08:00〜21:00 |
| 弁護士 | 中井 秀行 |
|---|---|
| 定休日 | ー |
弁護士 安田 剛(麻布龍土町法律事務所)
| 住所 | 東京都港区六本木7-7-7Tri-Seven Roppongi8階 |
|---|---|
| 最寄駅 | 六本木駅(日比谷線・大江戸線)より徒歩3分|乃木坂駅(千代田線)より徒歩4分 |
| 営業時間 |
平日:09:00〜21:00 土曜:10:00〜17:00 日曜:10:00〜17:00 祝日:10:00〜17:00 |
| 弁護士 | 安田 剛 |
|---|---|
| 定休日 | 無休 |
弁護士 新 英樹(AA法律事務所)
| 住所 |
〒107-0052 東京都港区赤坂2-14-5Daiwa赤坂ビル2階 |
|---|---|
| 最寄駅 | ・東京メトロ千代田線「赤坂」駅2番出口:徒歩2分 ・東京メトロ銀座線「溜池山王」駅11出口:徒歩6分 ・東京メトロ丸の内線、銀座線「赤坂見附」駅10番出口:徒歩8分 |
| 営業時間 |
平日:10:00〜20:00 土曜:10:00〜20:00 日曜:10:00〜20:00 祝日:10:00〜20:00 |
| 弁護士 | 新 英樹 |
|---|---|
| 定休日 | 無休 |
弁護士法人はるかぜ総合法律事務所
| 住所 |
〒105-0001 東京都港区虎ノ門三丁目8番26号 巴町アネックス4階 |
|---|---|
| 最寄駅 | 東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」1番出口より徒歩1分・東京メトロ銀座線「虎ノ門」2番出口より徒歩5分 |
| 営業時間 |
平日:10:00〜19:00 土曜:10:00〜19:00 日曜:10:00〜19:00 祝日:10:00〜19:00 |
| 弁護士 | 渡部孝至 |
|---|---|
| 定休日 | 不定休 |
弁護士 出口 忠明(弁護士法人法律事務所Astia)
| 弁護士 | 出口 忠明 |
|---|---|
| 定休日 | 土曜 日曜 祝日 |
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港区の刑事事件に強い弁護士の解決事例
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外国人が氏名不詳者から、荷物を配達するバイトを持ち掛けられた詐欺被疑事件
不起訴獲得
【業務上横領】実刑判決が下される可能性が高い事案で、執行猶予付き判決を獲得
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カップル同士の喧嘩による暴行事件で勾留を阻止
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今働いている飲み屋の知人から怪我を負わせられた。
万引きによる対応について
警察から電話、今後の流れ
私自身、過去に何度か窃盗で捕まった経験があり、信じてもらえない可能性があります。
口座売買事件(詐欺罪・犯罪収益移転防止法違反)の刑事処分見通しについて相談
時系列は以下の通りです。
・2025年3〜4月頃 口座売買
・2025年6月初旬 口座売買について自首
・2025年6月末頃 酒酔い運転について自首
・2026年4月 酒酔い運転で禁錮10ヶ月・執行猶予3年判決
現在、口座売買について取調べを受け、警察からは「詐欺罪及び犯罪収益移転防止法違反で書類送検予定」と説明されています。
売却口座は計6口座程度、受取額は約170万円です。口座売買自体が違法である認識はありましたが、売却口座が具体的に詐欺に利用されることまでは認識していませんでした。
少年時代に強制わいせつ未遂で保護観察歴、2024年飲酒運転で罰金40万円があります。
また、口座売買関連で複数人を対象とした億単位の民事訴訟があり、現在自己破産手続中のため示談対応が難しい状況です。妻も売却先とのやり取りがあり、被疑者になる可能性があります。
詐欺罪成立の可能性、量刑見込み、現段階で弁護士を付けるべきか相談したいです。
器物損壊ですが示談にはしたい
計算した損害分になります。
こちらとしては今後の方向性の大事な分岐点だったので、気持ちとしては一千万単位で請求したいぐらいです!!
それでも足りないぐらいな気持ちです。損害分はきっちり支払いして頂ければと思っているだけですので。
自転車70000円
自転車定期3600円
バス340 往復680✖️20日 13600円
フロントガラス180000円
外壁275000円
仕事休んだ損害150000円
送り迎え20000円
資格取得見送り350000円
予定変更費4月〜6月330000円
3月〜仕事見送り 700000円
2つの資格分、2か所での就業先への損害になります。
精神的不安には平均金額を取ってます。
精神科受診等になると百万単位までとありましたが、そこはまで考えていません。
精神的不安500000円
計2592200円
横領してしまったが逮捕されたくない
どうやって返そうか考えていたため、当初音信不通になってしまった事もあり相手の方は1度警察へ行っています。
被害額は200万円ですが、クレカの分割手数料と慰謝料を含めて総額250万円を毎月15万円で支払うということで和解したと思っていました。
3/1に1回目をお支払いしたのですが、昨日になりやはり一括で返してほしいとのことになり
相手の方は弁護士と警察へ行くそうです。
もちろん一括で返せるならそうしたいのですが、厳しく当初の予定毎月15万円をお支払いしつづけてたらこのままだと逮捕されますか?
自転車事故に対して不処分になりたい
事故内容としては、自転車同士で接触し、相手の方がケガをしました。
現在、相手方と保険会社を介して示談を進めていますが成立はしていません。
今回、この自転車事故に対して家庭裁判所から、重過失傷害として出頭依頼がきました。
港区で利用できる公的な相談窓口
弁護士に依頼するかどうかを決める前でも利用できる公的な窓口があります。逮捕された直後については、弁護士を1回派遣してもらえる当番弁護士の制度があります。港区の場合、最も近い法律相談センターは隣接する千代田区霞が関の弁護士会館にあります。
| 窓口 | 連絡先 | 内容 |
|---|---|---|
| 東京三弁護士会 刑事弁護センター(当番弁護士) | 03-3580-0082 | 逮捕・勾留された人のもとへ弁護士を派遣する制度です。初回の面会は無料で、弁護士の派遣依頼を受け付ける専用の番号です(法律相談の受付ではありません)。 |
| 霞が関法律相談センター | 03-3581-1511 | 千代田区霞が関1-1-3 弁護士会館3階。東京の三つの弁護士会が共同で運営しています。予約制で、電話受付は月曜から金曜の9時30分から16時30分です(祝祭日を除く)。一般相談で刑事事件を取り扱っています。 |
| 法テラス東京 | 0570-078301 (IP電話は050-3383-5300) |
新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビル13階。平日9時から17時。国選弁護や刑事被疑者弁護援助などの制度の窓口です。 |
出典:東京弁護士会「弁護士を呼ぼう(当番弁護士)」、東京弁護士会「霞が関法律相談センター」、法テラス「法テラス東京 アクセス」
港区の刑事事件と弁護士相談
港区は新橋・六本木・赤坂といった繁華街と、高輪や白金などの住宅地、そして品川や芝浦のオフィス街が共存する区です。地域ごとに性格が大きく異なるため、事件の内容も地域によって変わります。警察署は6つに分かれており、東京23区のなかでも管轄が細かく分かれている区です。ここでは港区の刑事事件に関する統計と、逮捕された後の手続の流れ、区内の警察署や相談窓口を、公的機関が公表している情報にもとづいて整理しています。
港区の刑事事件に関する基本情報
- 刑法犯認知件数(2025年)
- 3,544件。前年(3,188件)から356件増えています。23区のなかでは10番目に多い水準です。
- 件数の内訳の特徴
- 詐欺が518件で前年の354件から大幅に増加。すりも98件と前年の50件からほぼ倍増しています。
- 発生場所の分散
- 上位3町丁の合計は565件で区全体の16%にとどまり、新橋・高輪・六本木・港南に分かれて発生しています。
- 区内の警察署
- 愛宕・麻布・赤坂・三田・高輪の5署が区内にあり、台場と港南五丁目は東京湾岸警察署が管轄します。
- 手続が行われる場所
- 区内に裁判所・検察庁はありません。起訴後の裁判は東京地方裁判所(千代田区霞が関)で行われます。
港区の刑事事件・犯罪認知件数【2025年】
認知件数と前年の比較
警視庁が公表している区市町村別の認知件数によると、2025年(令和7年)に港区で認知された刑法犯は3,544件でした。前年の3,188件から356件増えています。増加の中心は詐欺(164件増)とその他の知能犯で、粗暴犯も92件増えました。一方で侵入窃盗は158件から83件へと大きく減っています。
| 罪種 | 2025年 | 2024年 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 凶悪犯(強盗・放火など) | 60件 | 56件 | +4件 |
| 粗暴犯(暴行・傷害・脅迫など) | 545件 | 453件 | +92件 |
| 侵入窃盗(事務所荒し・出店荒しなど) | 83件 | 158件 | -75件 |
| 非侵入窃盗(自転車盗・万引きなど) | 1,584件 | 1,522件 | +62件 |
| その他(詐欺・横領など) | 1,272件 | 999件 | +273件 |
| 合計 | 3,544件 | 3,188件 | +356件 |
警視庁公表の年累計値。同庁は公表時点の暫定値であるとしており、後の集計で修正される場合があります。
詐欺とすりが大きく増えた内訳
手口ごとに見ると、港区で最も多いのは自転車盗335件で、次に万引き284件、暴行307件が続きます。特徴的なのは詐欺が518件と前年の354件から164件増えたこと、そしてすりが98件と前年の50件からほぼ倍増したことです。
| 手口 | 2025年 | 2024年 |
|---|---|---|
| 詐欺 | 518件 | 354件 |
| 自転車盗 | 335件 | 410件 |
| 暴行 | 307件 | 251件 |
| 万引き | 284件 | 334件 |
| 傷害 | 189件 | 169件 |
| すり | 98件 | 50件 |
| 占有離脱物横領 | 88件 | 82件 |
| 置引き | 54件 | 62件 |
| 出店荒し | 43件 | 61件 |
| 車上ねらい | 36件 | 23件 |
| オートバイ盗 | 34件 | 12件 |
| 空き巣 | 14件 | 6件 |
| 強盗 | 11件 | 10件 |
上記のほか、手口が細分化されない「その他」に分類される件数があるため、個別の手口を合計しても罪種別の計とは一致しません。
特定の場所に集中せず区内に分散している
警視庁は町丁単位でも件数を公表しています。港区の117町丁のうち上位3町丁の合計は565件で、区全体の16%にとどまります。繁華街に集中する新宿区や渋谷区と比べると分散しており、新橋・高輪・六本木・港南といった性格の異なる地域にまたがって発生しているのが港区の特徴です。
| 町丁 | 2025年の認知件数 | 地域の性格 |
|---|---|---|
| 新橋二丁目 | 233件 | 飲食店が集まる繁華街 |
| 高輪三丁目 | 200件 | 品川駅周辺の商業地・住宅地 |
| 六本木三丁目 | 132件 | 飲食店・遊興施設が集まる繁華街 |
| 新橋三丁目 | 113件 | オフィスと飲食店が混在 |
| 港南二丁目 | 109件 | 品川駅東側のオフィス街 |
| 六本木六丁目 | 92件 | 商業施設が集まる地域 |
認知件数は、警察が犯罪の発生を確認した件数です。住んでいる人の数に対する犯罪の割合を示すものではなく、繁華街や駅の利用者数、店舗の数、被害の届出がどれだけ行われたかによって大きく変わります。町丁ごとの数値をその地域の安全性の順位づけとして読むことはできません。
港区で家族が逮捕されたときの手続と時間の制限
逮捕から起訴・不起訴が決まるまでの流れ
逮捕された後の手続には、法律で上限となる時間が定められています。港区内で逮捕された場合は、愛宕・麻布・赤坂・三田・高輪のいずれかの警察署、または台場や港南五丁目の事件であれば東京湾岸警察署で身柄を預かったうえで、検察官への送致、勾留の請求という順に進みます。
警察が取調べを行い、身柄と事件を検察官に送致するかどうかを判断します。この段階から弁護士は本人と面会できます。
検察官が、勾留を請求するか、身柄を解放するかを判断します。勾留が請求されると裁判官が本人に会って判断します。
勾留が決まると、原則10日間身柄の拘束が続きます。やむを得ない事由があると認められた場合はさらに延長されることがあります。
検察官が起訴するか、不起訴とするかを判断します。起訴された場合は東京地方裁判所または東京簡易裁判所で審理されます。
「起訴されるまで最長23日間」という説明を目にすることがありますが、これは手続の上限を示したもので、すべての事件でこの期間拘束されるわけではありません。事案の内容や証拠の状況によっては、勾留が請求されずに解放される場合もあります。また保釈は起訴された後の被告人について請求できる制度であり、逮捕・勾留の段階にある被疑者は保釈を請求できません。この段階では、勾留の請求や決定に対して意見を述べたり、不服を申し立てたりする活動が中心になります。
制度の参考:裁判所「刑事事件Q&A」、法務省「検察庁・検察官に関するQ&A」、e-Gov法令検索「刑事訴訟法」
まず身柄がどの署にあるかを確認する
港区は6つの警察署が管轄を分けているため、事件が起きた場所によって身柄を預かる署が変わります。同じ六本木でも丁目や番地によって麻布警察署と赤坂警察署に分かれ、虎ノ門も丁目によって愛宕警察署と赤坂警察署に分かれています。家族が動くうえで最初に確認すべきはこの点です。
連絡を受けた時点で確認しておく情報
- 本人がどの警察署にいるのかを確認します。港区内には愛宕・麻布・赤坂・三田・高輪の5署があり、台場と港南五丁目は東京湾岸警察署です。
- どのような容疑で逮捕されたのか、逮捕された日時はいつかを聞き取ります。
- すでに検察官に送致されているか、勾留の請求がされているかという手続の段階を確認します。
- 本人の勤務先や学校への対応が必要か、家族で先に方針を決めておきます。
- 差し入れや着替えについて、その警察署の取扱い時間と方法を確認します。
逮捕された直後は家族が本人と面会できない場合があります。時間の制限がある手続なので、方針を決める前であっても、早い段階で弁護士に状況を伝えて見通しを聞いておくと判断しやすくなります。
港区を管轄する6つの警察署
港区は23区のなかでも警察署の管轄が細かく分かれている区です。新橋・浜松町・虎ノ門方面は愛宕警察署、六本木や麻布方面は麻布警察署、赤坂・青山方面は赤坂警察署、三田・芝浦方面は三田警察署、高輪・白金・港南方面は高輪警察署が担当します。台場と港南五丁目は東京湾岸警察署の管轄です。
| 警察署 | 所在地 | 電話番号 | 主な管轄区域 |
|---|---|---|---|
| 愛宕警察署 | 港区新橋6丁目18番12号 | 03-3437-0110 | 新橋、西新橋、東新橋、芝公園、芝大門、浜松町、愛宕、虎ノ門一・三〜五丁目、海岸一丁目 |
| 麻布警察署 | 港区六本木4丁目7番1号 | 03-3479-0110 | 六本木二〜七丁目、西麻布、東麻布、南麻布、元麻布、麻布十番、麻布台 |
| 赤坂警察署 | 港区赤坂4丁目18番19号 | 03-3475-0110 | 赤坂、元赤坂、南青山、北青山、虎ノ門二丁目の一部、六本木一丁目の一部 |
| 三田警察署 | 港区芝浦4丁目2番12号 | 03-3454-0110 | 三田、芝、芝浦、海岸二〜三丁目 |
| 高輪警察署 | 港区高輪3丁目15番20号 | 03-3440-0110 | 高輪、白金、白金台、港南一〜四丁目 |
| 東京湾岸警察署 | 江東区青海2丁目7番1号 | 03-3570-0110 | 台場、港南五丁目 |
裁判所・検察庁・拘置施設は区外にある
港区内には裁判所と検察庁が置かれていません。起訴された場合の審理や検察官による取調べは、いずれも千代田区霞が関の機関で行われます。勾留された後に留置場から移される場合の拘置施設も区外にあります。
| 機関 | 所在地 | 港区の事件との関係 |
|---|---|---|
| 東京地方裁判所 | 千代田区霞が関1-1-4 | 起訴された事件の審理、勾留に関する裁判官の判断など |
| 東京簡易裁判所 | 千代田区霞が関1-1-2 | 比較的軽い罪の事件や略式手続の審理 |
| 東京家庭裁判所 | 千代田区霞が関1-1-2(中央合同庁舎第6号館C棟) | 20歳未満の少年事件の審判 |
| 東京地方検察庁・東京区検察庁 | 千代田区霞が関1-1-1(中央合同庁舎第6号館A棟・B棟) | 送致された事件の処理、起訴・不起訴の判断 |
| 東京拘置所 | 葛飾区小菅1-35-1 | 勾留中・起訴後の身柄を収容する施設 |
各機関の電話番号は部署ごとに分かれているため、下記の公式サイトの窓口案内で確認してください。
出典:裁判所「東京地方裁判所の所在地」、裁判所「東京家庭裁判所の所在地」、検察庁「東京地方検察庁・東京区検察庁 所在地・交通案内」、法務省「全国の矯正管区・矯正施設」
港区で相談が多い刑事事件の類型
港区の認知件数の内訳からは、繁華街での事件とオフィス街での事件の両方が含まれていることが読み取れます。以下は統計上の件数が多い類型と、それぞれで問題になりやすい点です。
詐欺
2025年は518件と前年の354件から164件増え、港区で最も件数の多い手口になっています。役割の一部だけを担っていた場合でも、関与の程度をどう説明するかが問題になります。
暴行・傷害
暴行が307件、傷害が189件認知されており、粗暴犯の合計は545件です。新橋や六本木では飲酒を伴う口論から発展した事件が起きやすく、双方に言い分があることが多いため、防犯カメラの映像や同席者の証言をもとに事実関係を整理する必要があります。
すり・置引き
すりは98件と前年の50件からほぼ倍増しました。飲食店や駅構内での置引きも含め、被害者が特定されている事件では、被害の回復と示談の可否が処分の見通しに影響します。
万引き・窃盗
万引きが284件、自転車盗が335件認知されています。被害額が小さくても、繰り返している場合や前に同種の処分を受けている場合は、身柄の拘束が続くことがあります。
痴漢・盗撮などの性的な事件
品川駅や新橋駅など乗降客の多い駅を抱える地域では、駅や車内での事件について相談が寄せられます。被害者の心情に配慮した対応が求められるため、当事者が直接連絡を取ることは避けるべき類型です。
薬物に関する事件
遊興施設が集まる地域では、薬物の所持や使用について相談が寄せられることがあります。刑法犯の統計には含まれない類型ですが、身柄の拘束が長引きやすく、再発を防ぐ体制をどう示すかが処分の見通しに影響します。
刑事事件で弁護士に依頼できる対応
本人との接見と取調べへの助言
弁護士は、家族が面会できない段階でも本人と面会できます。取調べで何を聞かれているのかを確認し、供述調書に署名を求められたときの考え方や、黙秘についての判断材料を本人に伝えます。事実と違う内容が記録されないようにするための助言もこの段階で行います。
身柄の解放に向けた活動
勾留の請求前であれば、検察官に対して身柄を解放すべき事情を伝えます。勾留が決まった後は、その判断に対して不服を申し立てることができます。起訴された後は保釈を請求し、住居や家族の監督体制を示して、判断の材料を裁判所に提出します。
被害者との示談交渉
被害者がいる事件では、謝罪と被害の回復について話し合うことが処分の見通しに影響します。被害者の連絡先は加害者側に知らされないことが通常であり、弁護士が窓口となって進めます。暴行や傷害の事件では治療費や休業損害の扱いが論点になることが多く、示談が成立したことは検察官が起訴するかどうかを判断する際の事情として提出できます。
防犯カメラなど客観的な証拠の確認
繁華街で起きた事件では、店舗や街頭の防犯カメラの映像が事実関係を左右することがあります。映像は一定期間で消去されることがあるため、争いのある事件では早い段階で保存や開示を求める必要があります。弁護士は、捜査機関が収集した証拠の内容を確認し、本人の説明と食い違う点を整理します。
起訴後の刑事裁判への対応
起訴された場合は、東京地方裁判所または東京簡易裁判所で審理が行われます。事実を認めている事件では、反省の内容や再発を防ぐ体制を示して量刑について主張します。事実に争いがある事件では、証拠の内容を確認して反対尋問や証拠の請求を行います。
少年事件での環境調整
20歳未満の少年の事件は、原則として家庭裁判所に送られ、処分は東京家庭裁判所で判断されます。少年事件では処罰よりも立ち直りに向けた環境を整えることが重視されるため、家庭や学校、就労先の受け入れ体制を整理して裁判所に伝える活動が中心になります。18歳・19歳は特定少年として扱われ、一部の事件では扱いが異なります。
制度の参考:裁判所「少年事件Q&A」、e-Gov法令検索「少年法」
港区で刑事事件を依頼する弁護士の選び方
相談する前に確認しておきたい点
- 刑事事件を継続して取り扱っているかを確認します。取扱分野に刑事事件が挙げられているかは事務所のページで確認できます。
- 連絡がついてから接見までにどれくらいかかるかを聞きます。時間の制限がある手続なので、初動の速さは重要です。
- 身柄がどの署にあるかを伝えたうえで、その署へすぐ向かえるかを確認します。港区は6署に分かれており、台場の事件では江東区青海の東京湾岸警察署まで移動が必要になります。
- 深夜や休日に連絡がついたかどうかを踏まえて判断します。繁華街の事件は深夜から早朝に発生することが多いためです。
- 今後の見通しについて、断定ではなく、想定される複数の可能性として説明してくれるかを確認します。
- 報告の方法と頻度を決めておきます。本人と面会できない家族にとって、接見後の報告は状況を知る手段になります。
- すでに国選弁護人がついている場合に、私選に切り替えるかどうかも含めて相談できるかを確認します。
弁護士費用で確認しておきたい項目
刑事事件の弁護士費用は事務所ごとに設定が異なります。金額そのものだけでなく、どの範囲までが含まれるのかを事前に確認しておくと、後の認識の違いを防げます。
見積もりの段階で確認する項目
- 相談料が無料か有料か、有料の場合は時間あたりいくらかを確認します。
- 着手金に含まれる活動の範囲を確認します。起訴前までなのか、起訴後の裁判まで含むのかで金額は変わります。
- 不起訴や身柄の解放といった結果に応じて発生する報酬の条件を確認します。
- 接見のための交通費や日当など、実費の扱いを確認します。
- 示談金は弁護士費用とは別に必要になる費用であることを確認します。傷害事件では治療費や休業損害が加わることがあります。
- 起訴後に裁判へ移行した場合の追加費用があるかを確認します。
費用を負担できない場合に利用できる制度もあります。勾留される前の被疑者については刑事被疑者弁護援助制度、勾留された被疑者・被告人については国選弁護制度があり、いずれも法テラスが窓口となっています。利用の条件は制度ごとに異なるため、詳細は法テラスに確認してください。
制度の参考:法テラス「法テラス東京」
港区の刑事事件でよくある質問
六本木で逮捕されたと聞きましたが、どの警察署にいるかわかりません
六本木は丁目や番地によって管轄が分かれており、六本木二丁目から七丁目は麻布警察署、六本木一丁目の一部は赤坂警察署が担当します。警察からの連絡で署名を聞き取れていない場合は、逮捕された場所をできるだけ具体的に伝えたうえで、麻布警察署または赤坂警察署に問い合わせる方法があります。弁護士に依頼している場合は、弁護士が確認して家族に伝えることもできます。
逮捕される前でも弁護士に相談できますか?
相談できます。警察から呼び出しを受けている段階や、任意の取調べを受けている段階での相談も可能です。この段階で相談しておくと、取調べで何を聞かれるのかや、供述の内容についての考え方を整理したうえで対応できます。なお当番弁護士は逮捕・勾留された人を対象とする制度なので、逮捕前の相談は法律相談センターや事務所への直接の相談を利用します。
逮捕された後、弁護士に来てもらうのは無料ですか?
当番弁護士の初回の面会は無料です。ただし無料なのは最初の1回の面会で、その後も継続して弁護活動を依頼する場合は費用が必要になります。費用を負担できない事情がある場合は、国選弁護や刑事被疑者弁護援助の制度を利用できるかを法テラスに確認してください。
家族が面会できない場合でも、弁護士は本人に会えますか?
会えます。弁護士は、家族との面会が制限されている段階でも本人と面会できます。本人の言い分を聞き取ったうえで、家族に状況を伝えることもできます。港区内で身柄を預かっている警察署は愛宕・麻布・赤坂・三田・高輪のいずれか、台場や港南五丁目であれば東京湾岸警察署です。
私選弁護人と国選弁護人はどう違いますか?
私選弁護人は本人や家族が弁護士を選んで依頼するもので、費用は依頼する側が負担します。国選弁護人は、勾留されている被疑者・被告人が資力の要件などを満たす場合に国が選任するもので、弁護士を指名することはできません。どの段階からつくかも異なるため、逮捕直後から特定の弁護士に依頼したい場合は私選を検討することになります。
逮捕された直後に保釈を請求できますか?
できません。保釈は起訴された後の被告人について請求できる制度です。逮捕・勾留の段階では、勾留の請求や決定に対して意見を述べたり不服を申し立てたりする活動を行います。起訴された後であれば、住居や家族の監督体制などを示して保釈を請求することになります。
被害者に自分や家族から直接謝罪してもよいですか?
直接連絡することは避けてください。被害者の意向がわからない段階での連絡は、かえって心情を悪化させたり、証拠に働きかけたと受け取られたりするおそれがあります。被害者の連絡先は加害者側に知らされないことが通常であり、謝罪や示談の申し入れは弁護士を通じて行います。
18歳・19歳の事件はどのように扱われますか?
18歳・19歳は特定少年として扱われ、事件は原則として家庭裁判所に送られます。少年事件では立ち直りに向けた環境の調整が重視されますが、特定少年については一部の事件で成人と同様の手続に移される場合があり、扱いが異なります。詳しくは裁判所の少年事件Q&Aを確認してください。
勾留を請求するかどうかは逮捕から72時間以内に判断されます。方針が決まっていない段階でも、まずは状況を伝えて見通しを聞いておくことができます。
参考資料・更新情報
- 警視庁「区市町村の町丁別、罪種別及び手口別認知件数」
- 警視庁「港区から探す(警察署の管轄区域)」
- 裁判所「東京地方裁判所の所在地」、同「東京家庭裁判所の所在地」
- 裁判所「刑事事件Q&A」、同「少年事件Q&A」
- 検察庁「東京地方検察庁・東京区検察庁 所在地・交通案内」、法務省「検察庁・検察官に関するQ&A」
- 法務省「全国の矯正管区・矯正施設」
- 東京弁護士会「弁護士を呼ぼう(当番弁護士)」、同「霞が関法律相談センター」
- 法テラス「法テラス東京」
- e-Gov法令検索「刑事訴訟法」、同「少年法」
本ページの統計は2026年8月19日時点で公表されていた警視庁の認知件数(令和7年・令和6年)にもとづいています。認知件数は公表時点の暫定値であり、後の集計で修正される場合があります。制度の内容は作成時点の情報です。